タイトルを夢見て挑んだルヴァンカップは、宿敵浦和に完敗。
だがいつまでも下を向いている暇はない。
リーグトップハーフフィニッシュへ向け、残り８試合戦い抜く。
対戦成績
- J1通算
13勝6敗8分 54得点35失点
H 7勝2敗4分 28得点14失点
A 6勝4敗4分 26得点21失点 - 直近の対戦成績
2023年 1勝 （H3-1）
2017年 1敗1敗（H0-1 A3-2）
2016年 1勝1分（H3-1 A0-0）
前回対戦は、「エース」伊藤と「守備の要」千葉が絶不調で、ともに前半で交代。
新潟の守備の乱れから、開始早々に先制すると、中押し、ダメ押しの３-1で快勝。
長い連敗のトンネルを脱出した。
直近の試合結果
ガンバ大阪
- ルヴァン QF② 浦和（A） ● 0-3
- ルヴァン QF① 浦和（H） ● 0-1
- J1 第26節 札幌（A） ● 0-4
- J1 第25節 鳥栖（A） △ 1-1
- J1 第24節 湘南（H） ○ 2-1
好調だったはずが、一気に急ブレーキ。
特に得点力不足は深刻。
スタメン固定化の弊害で、ジェバリ、黒川など中心選手にキレがなくなってきた。
アルビレックス新潟
- J1 第26節 浦和（H） △ 1-1
- 天皇杯 準々決勝 川崎（A） ● 2-2（PK3-4）
- J1 第25節 鹿島（A） ● 0-2
- J1 第24節 福岡（A） ○ 1-0
- J1 第23節 湘南（H） △ 2-2
エース伊藤の退団で、厳しい台所事情だが
持ち前の組織力で、しぶとく勝点を拾っている。
高木の復帰に加え、小見、長倉など新戦力も台頭。
スタメン予想
ガンバ大阪
- 代表帰りのラヴィ、中野はベンチスタートと予想。
ギョンウォンは出場停止。 - 攻撃の迫力を出すためにも、宇佐美WG、アラーノIHのオプションを、頭から見たい。
アルビレックス新潟
- 前節の浦和戦から大きな変更は無さそう。
- LWGは、売出し中の長倉がスタメンと予想。
注目選手
ガンバ大阪
FW イッサム ジェバリ
ここまで22試合出場で5ゴール。
川崎戦を最後に、公式戦６試合得点がない。
最前線でボールを収めてくれる、不可欠の存在ではあるが
CFWでこの得点は物足りない。最も処方箋が必要な選手。
アルビレックス新潟
FW 長倉 幹樹
夏の移籍で群馬から加入した、FW、攻撃的MF。
オフザボールの動きに優れており、新潟のポゼッションスタイルに早々に適応。
J1初ゴールを虎視眈々と狙っており、要注意。
試合展望
勢いが止まった原因は明らか。
スタメンの固定化による勤続疲労で、個人のパフォーマンスが大きく低下。
特に、ジェバリ、黒川、福岡が精彩を欠いているが、残念ながら替えが効かない。
とにかく、チームの閉塞感を打ち破る起爆剤が必要。
となれば、期待できるのは唯一人。
最近WGで調子を上げてきている、「エース」宇佐美。
山本の台頭で、IHとしては居場所を失った。
であれば、WGとして生き残るしか道は無い。
川崎から、三苫が抜けたLWG候補としてリストアップされた過去もあり、WG適性はあるはず。
来季のタイトルを狙うためにも、再覚醒は不可欠。
宇佐美の復活か、ジェバリの復調か、はたまた新戦力の覚醒か。
残りシーズンと、来季につながる処方箋を手に入れろ。勝点３！
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