【追加点欠乏症】2023J1リーグ 第27節 アルビレックス新潟(H) レビュー

レビュー

食野のゴラッソで先制も、追いつかれてのドロー。
追加点が遠く、ホーム6連勝ならず。
浦和とのリベンジマッチに向け、完全復調とはならなかった。

試合結果

スコア

 G大阪 vs 新潟 
11
0前半0
1後半1
63min 食野得点者83min 三戸

スタメン

(選手交代) 70min倉田→ラヴィ、77min高尾→中野、ダワン→石毛、食野→宇佐美、89minアラーノ→福田

  • 代表帰りのラヴィ、中野は予想通りベンチスタート。
  • WGに倉田を入れ、アラーノはIHでの起用となった。

試合内容

  • お互いに流れが行き交う、シーソーゲーム。
    保持率は新潟が6割と上回ったが、シュートは23本とガンバが圧倒。
  • 食野のゴラッソで先制するも、終盤に中央に縦パスを通され失点
    決定機では圧倒していただけに、悔しいドロー。
  • 立ち上りに攻勢に出たのはガンバ。
    ダワンのプレスから倉田、黒川の抜け出しからアラーノと、立て続けに新潟ゴールに襲い掛かる。
    27分には、食野が運んで、ジェバリの粘りからアラーノが決定機を作るも、DFがブロック。
  • 対する新潟も、アンカー山本の両脇を起点に、小見が積極的にボールを引き出し
    高とのコンビネーションからゴールを狙うも、ポストに救われる。
  • 後半もお互いに切替早く、流れをつかみ合う展開になるが、よりガンバの方が
    シュートまで行ける攻撃が増え、決定機を多く作り出しいていく。
  • すると63分、クリアを拾った食野が高を振り切り、ゴール左隅へ強烈な一撃で先制
    その後も攻撃の手を緩めず、アラーノ、食野、ジェバリが立て続けにゴールに迫るも
    なかなか追加点が奪えない。
  • チャンスを決めきれないでいると、こうなってしまう。
    守りに入り、前線のプレスが緩んだところで、CB千葉から前線に鋭い縦パス。
    高木の落としを受けた三戸に、佐藤が抜け出され、ゴール右隅へ流し込まれ同点
  • 同点に追いつかれたガンバは、ここから猛攻を見せるも
    石毛の強烈なシュートもポストを叩き、最後まで追加点を奪えず。
    1-1のドローで終了。ホーム6連勝とはならなかった。

採点

GK東口5.0コースは読んでいたが、無情にも手をすり抜けた。
DF高尾5.0良いカバーリングは見せたが、攻撃ではリズム合わず。
DF佐藤4.5股を抜かれ痛恨の失点。これ以外は良かっただけに。。
DF福岡5.5積極的な守備でピンチの芽を摘むも、パスの精度を欠く。
DF黒川5.5序盤鋭い突破から決定機。クロスは入れるが、中が問題。
MFダワン5.5デュエルで奮闘。流れを引き寄せる。
MF山本5.5当たり負けしてピンチを作られるも、中央で捌き続けた。
MFアラーノ6.0驚異のシュート8本!撃ちまくったが、決められず。
FW食野6.5新エースに名乗り。ゴール前での期待感はチーム1。
FWジェバリ5.0焦りと疲労で絶不調。替えが効かないだけに悩みが深い。
FW倉田5.0その気持ちと運動量を、アタッキングサードで発揮したい。
FW→ラヴィ6.0アンカーでの安定感は抜群。山本をIHで使える効果も。
DF→中野5.0ファーストプレーで奪われ、プレーが消極的に。
MF→石毛5.5CKのこぼれを、あわやのミドル2発。ポストに嫌われた。
FW→宇佐美5.0守備とスプリントができないなら、決定的な仕事が必要。
FW→福田時間短く評価無し。
Cポヤトス5.0サブのCFW問題を解決しないと、上位は厳しい。

注目プレー

63分、食野のゴラッソ。

ポイントは2つ。

①黒川のポケットを取る動き
左のハーフスペースで食野がボールをキープした瞬間、黒川が裏へ動き出し。
これも食野も感じており、即座にスペースへスルーパス。
これで新潟のDFラインは、ゴール前を固めるため下がらざるを得なくなり
バイタルエリアにスペースが生まれた。

②食野のシュート技術
黒川のクロスはDFラインに跳ね返されたが、食野がこれを拾って空いたバイタルに侵入。
高の必死のマークを中央にスライドして躱すと、ゴール左隅へ腰をひねり強烈なシュート。
GK小島も逆を突かれて一瞬反応が遅れ、ゴールに突き刺さった。

食野のシュート技術はもちろんだが、シュートを打てるスペースを作り出した
直前の連携も、素晴らしかった。

次節へ向けて

札幌に惨敗、ルヴァンでレッズに連敗と、再び逆境で迎えた新潟クリニックの再診。
前節のように快勝して、特効薬をもらうことはできなかった。

ただ複数得点は取れなかったものの、3試合ぶりの得点、そしてシュート23本と
攻撃に勢いが戻ってきた部分は、プラスに評価したい。

次節は、今シーズン3戦全敗と、やりたい放題やられている浦和。
ホームで4タテを喰らうわけにはいかない。
課題は明白。浦和の守備の砦をいかに崩すか。

ルヴァンで全く通用しなかったジェバリは、未だスランプから抜け出せない。
思い切って武蔵、唐山にチャンスを与えるか。
それともWGに攻撃特化の選手を頭から起用するか。
ポヤトスの決断に注目したい。ホームで必ずリベンジを!

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