【セレモニークラッシャー】2023J1リーグ　第33節　サンフレッチェ広島（A)　プレビュー

Eスタ最終戦となる広島の記念試合。
記念試合はガンバの大好物。
セレモニーを台無しにして、自力で残留を確定させる。

対戦成績

通算では分のある相手だが、アウェーでは五分。

前回対戦は、開始早々、緩い守備から失点するいつもの悪癖。
試合全体はガンバが支配し、宇佐美のゴールで追いつくが
終了間際に、東口のボーンヘッドからPK献上し、1-2の敗戦。

リーグ5連敗。しかも5試合で、得点2失点10。
失点のバリエーションは豊富だが
得点はいずれもセットプレーからで、流れの中から得点の気配ゼロ。

満田の復帰とともに調子を取り戻し
リーグは4位まで上昇。ACL圏内に戻ってきた。
Eスタ最終戦ということもあり、こちらも負けられない。

MF　ダワン

アラーノ、ラヴィを欠くなか、攻守のキーマンとして不可欠な存在。
特に迫力不足の攻撃に、2列目からどれだけ飛び出していけるかがポイント。
得意のヘディングの強さを生かして、ガンバの窮地を救えるか？

MF 満田誠

押しも押されぬ広島のエース。
彼の復帰とともに、チームも調子を上げてきた。
今節もボランチ起用が濃厚だが、なるべく守備に奔走させたい。

泥沼の5連敗で残留争いにどっぷり浸かってしまったガンバと
新戦力がフィットし、再びACL圏内まで順位を上げてきた広島。
対照的なチーム状況に加え
守護神/大迫が君臨する守備陣と、エース/満田擁する攻撃陣が噛み合い
チームの完成度も、現状のガンバとはかなり差がある。

しかも、今節は広島にとって、Eスタ最終戦。
大勢の広島サポーターが詰めかけ、完全アウェーでの試合となる。

しかし、悲観する必要は一切ない。
ガンバは、これまで幾多の記念試合をぶち壊してきた「セレモニークラッシャー」。
今節も満員のEスタを静まり返らせ、セレモニーをブーイングに変えてみせる。

今年も残留争いに巻き込まれてしまったが、サッカーの内容自体は悪くない。
前節の福岡戦も、前半はボールを握り、相手を支配するサッカーができていた。
今節はベンチメンバーも充実しており、交代カードも切りやすいはず。
今節こそ勝点をもぎ取り、自力で残留を掴み取れ！

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