【ベンチの差】2025J1リーグ 第12節 FC東京(A) レビュー

レビュー

交代の度に、運動量とスピードが落ちるガンバ。
交代の度に、運動量とスピードが増すF東。
結果は、残酷なほど明白。

試合結果

スコア

G大阪vsFC東京
03
0前半0
0後半3
得点者86min 俵積田
90min 高
90+4min OG

スタッツ

G大阪FC東京
13
(8)
シュート数
(枠内)
12
(10)
0.93ゴール期待値1.06
372パス成功数227
58%ボール支配率42%
113.5走行距離(㎞)116.7
125スプリント回数165
出典:J STATs
  • 3-0で負けるようなスタッツの差ではない。
  • スタッツでは計れない、ベンチの質の差が顕著に出た。

スタメン

(選手交代)70minアラーノ→宇佐美、80min美藤→倉田、山下→岸本、89min満田→ヒュメット

  • やはりラヴィはメンバー外。古傷再発なら長引きそう。
  • 代わりに宇佐美がベンチに戻ってきた。
    食野も引き続きメンバー入り。

インプレッション

試合展開

  • 【印象】:D
    ラスト10分の惨劇で気分は最悪だが、内容はそこまで悪くない。
    敗因は、決定力不足とベンチの質。
  • ブレまくりのF東。
    あれだけ新潟で素晴らしいポゼッションを仕込んだ松橋が
    F東で辿り着いたのは、外人めがけたロングボールのカウンターサッカー。
  • 序盤はF東がハイラインの裏をシンプルに狙い続け、ペースを握る。
    だが20分、徳真のスルーパスに飛び出した半田の折り返しを
    ジェバリがループでネットを揺らし先制!

    と思いきや、半田が不可解なオフサイドを取られ、得点は取消し。。
  • しかしF東の単純な攻撃に慣れてくると、ここからガンバが圧倒。
    マンツーマンを逆手にとって、満田がボランチまで落ちてボールを受けると
    空いたスペースへ美藤や山下が走り込んで、アタッキングサードへ前進。
    後半には、ジェバリ、アラーノが立て続けに決定機を迎えるも、決められない。
  • こうなると、お決まりのパターン。
    上下動を繰り返していた美藤に疲れが見え、中盤にスペースが出始めると
    選手交代でギアの上がったF東に、ペースを奪い返される。
    そして86分、敵陣でボールを奪われると、俵積田に70m独走のカウンターを
    鮮やかに決められ、万事休す。
    分かりやすく心が折れ、さらに高の恩返しを含む2発被弾し、最悪の
    幕切れ

選手

GK一森5.5ハイプレスにもビビらず、果敢にビルドアップ。
DF半田5.5絶妙な飛び出しからのアシストも、飯田がぶち壊し。
DF中谷4.5俵積田のスピードに屈した。屈辱の3失点。
DF福岡4.5ヒアンに当たり負け、佐藤にぶち抜かれ、俵積田に股抜かれ。
DF黒川4.5ロートルに簡単に抑えられ、ミスも多く、乗り切れなかった。
MF山下5.5依然好調。攻撃だけでなく、セカンドも拾いまくった。
MF鈴木5.5半田へのフライスルーは見事。強気な縦パスで決定機も量産。
MF美藤5.0運動量と球際の強さを如何なく発揮も、終盤ガス欠。
MFアラーノ4.5満田のお膳立ても生かせず。全体的に精度を欠いた。
MF満田5.5ガンバの心臓。八面六臂の活躍も報われず。
FWジェバリ 5.0結果は出したが、クソ判定でフイに。
MF→宇佐美4.5怖さも見せたが。。負のオーラが出すぎ。見ていて辛い。
MF→倉田時間短く評価無し。
DF→岸本時間短く評価無し。
FW→ヒュメット時間短く評価無し。
Cポヤトス5.0もはや同情を禁じ得ない。チームは最大限のサポートを。

次節へ向けて

あまりにもショッキングな敗戦。
ここから上位との連戦が続くだけに、絶対に勝点3が必要な試合だった。

おそらくロッカールームはお通夜。
選手のメンタルが心配だが、サッカーの内容はそこまで悪くない。
チャンスも作れているし、ジェバリ、満田、山下は好調で、連携も取れている。

ただ心配なのは、スタメン固定による連戦の疲労。
まともな交代カードが切れないベンチメンバーは、一新すべき。
この最悪な状況は、逆に、南野、唐山、名和田、中野と、若手を育てるチャンス。
開き直った強気のターンオーバーで、状況を好転させたい。

あと、6/1~10の特別ウインドーでの、ボランチ獲得はマスト。
大失態の強化部は、ここで仕事しろ!!

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