【劇場休演】2024J1リーグ 第14節 東京ヴェルディ(A) レビュー

レビュー

前節、健太をイラつかせた、のらりくらりとした試合運びで
今節も最後まで、アップテンポな緑劇場に持ち込ませず。
攻撃面で課題は残るものの、3試合連続クリーンシート達成。

試合結果

スコア

G大阪vs東京V
00
0前半0
0後半0
得点者

スタッツ

G大阪東京V
4
(2)
シュート数
(枠内)
14
(11)
0.51ゴール期待値1.8
399パス成功数372
52%ボール支配率48%
112.5走行距離(㎞)115.7
110スプリント回数136
出典:J STATs
  • スタッツだけ見ると、負けなくて良かったような試合だが
    そこまでやられた印象は無い。ある意味、狙い通りの試合展開。

スタメン

(選手交代)63min食野→倉田、ラヴィ→ダワン、75min岸本→山下、宇佐美→ジェバリ

  • ボランチは、ラヴィが復帰し、ようやくダワンにお休み。
    一方FWは、今節も、宇佐美、坂本コンビを継続。
  • ウェルトンが離脱中のLWGは、食野が札幌戦以来のスタメン復帰。

試合内容

  • ミッドウィークの連戦。
    前半はガンバがボールを握るが、なかなかテンポが上がらない。
  • 後半、山下が入ってから、縦に速い攻撃で決定機を作るも、仕留め切れず。
    逆に、ヴェルディにもほぼ決定機を作らせず、スコアレスドロー。
  • 試合の入りは、悪くなかった。
    岸本が幅を取り、宇佐美がボールを引き出し、坂本が収めて
    食野が前線のスペースに顔を出し、と前4枚が良い距離間で、ボールに絡んでいく。
  • だが、ガンバのボール回しに慣れてきたヴェルディが、徐々にプレスを強めていくと
    鈴木とラヴィの両ボランチが、ボールをうまく引き出せなくなり
    どんどん、ゲームのテンポが落ちていった。
  • 後半に入っても、重い展開は変わらず。
    だが、ダワンと山下が入ってから、縦に速い展開が増え
    倉田、山下、半田と、立て続けに決定機を作ることに成功。
    結局仕留め切れなかったが、守備はいつも通りの抜かりなさ。
    危ない場面もほぼ無く、3試合連続のクリーンシートで、勝点1を持ち帰った。

採点

GK一森5.5いい意味で、ほぼ出番なし。
DF半田6.0対人の強さが際立つ。攻撃面でも、再三ポケットに侵入。
DF中谷 6.0カバーリングのスピードは圧巻。今節もゼロを築く。
DF福岡4.5パスミスが多く、うまくゲームに入れなかった。
DF黒川5.5鋭い縦突破から、チャンスメイク。
MF岸本5.5前線の起点として、泥臭く闘う。
MFラヴィ5.0キープ力はさすが。攻撃面でさらに貢献したい。
MF鈴木5.5攻守に気の利くプレー。後半さすがにバテたか。
FW食野5.0積極的にトップの位置に顔出したが、決定機作れず。
FW坂本5.0前半は良くボール収めたが、次第に消えた。
FW宇佐美5.0献身性は変わらずも、違いを生みだせず。
MF→倉田5.0唯一の決定機。決めきりたかった。
MF→ダワン5.5前への推進力を出し、流れを引き寄せた。
FW→山下6.0仕掛けまくって、途中出場の相手マーカーが途中交代。
FW→ジェバリ4.5未だ調子上がらず、見せ場無し。
Cポヤトス5.0流れ渡さず、ゲームは支配。課題は攻撃の構築。

注目プレー

86分、倉田の決定機。

山下を投入してからは、シンプルに縦に速い攻撃で、チャンスを量産していた。
この場面も、半田が高い位置を取っており
中谷の縦パスで、一気に守備ラインを突破。
そのまま、山下のスピードを生かして、DFラインの裏のスペースへ。

山下が、DFと競り合いながら、ポケットでボールキープすると
ここでジェバリが、ストライカーらしい嗅覚を発揮。
わざとPA手前で減速して、DFとの間にシュートスペースを作ると
山下もこれに反応して、マイナスのクロス。
残念ながら、ボールはDFに当たって、ジェバリはシュート打てなかったが
こぼれ球を、倉田が狙いすました一撃。

ヴェルディの体を張った守備で、ゴールは割れなかったが
何度かこのパターンは見せており、クロスからの攻撃の形が、固まりつつある。

次節へ向けて

3連勝とはならなかったが、3試合連続完封で、上位をキープ。
攻撃面での課題は残るが、失点10はリーグ最少。

ウェルトン、山田、アラーノといった攻撃のキーマンが戻ってくるまでは
堅実な試合運びで、確実に勝点を積み上げるのも悪くない。

次節は川崎。
昨年はシーズンダブルを喰らわせ、苦手意識は払拭した。
爆発力のある攻撃陣は要注意だが、相変わらず守備が安定していない。
今のガンバにとっては、格好の獲物となる。
したたかに勝ち切り、今年もダブルを喰らわせろ!

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