前節、健太をイラつかせた、のらりくらりとした試合運びで
今節も最後まで、アップテンポな緑劇場に持ち込ませず。
攻撃面で課題は残るものの、3試合連続クリーンシート達成。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 東京V |
0 | - | 0 |
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
得点者 |
スタッツ
G大阪 | 東京V | |
4 (2) | シュート数 (枠内) | 14 (11) |
0.51 | ゴール期待値 | 1.8 |
399 | パス成功数 | 372 |
52% | ボール支配率 | 48% |
112.5 | 走行距離(㎞) | 115.7 |
110 | スプリント回数 | 136 |
- スタッツだけ見ると、負けなくて良かったような試合だが
そこまでやられた印象は無い。ある意味、狙い通りの試合展開。
スタメン
(選手交代)63min食野→倉田、ラヴィ→ダワン、75min岸本→山下、宇佐美→ジェバリ
- ボランチは、ラヴィが復帰し、ようやくダワンにお休み。
一方FWは、今節も、宇佐美、坂本コンビを継続。 - ウェルトンが離脱中のLWGは、食野が札幌戦以来のスタメン復帰。
試合内容
- ミッドウィークの連戦。
前半はガンバがボールを握るが、なかなかテンポが上がらない。 - 後半、山下が入ってから、縦に速い攻撃で決定機を作るも、仕留め切れず。
逆に、ヴェルディにもほぼ決定機を作らせず、スコアレスドロー。
- 試合の入りは、悪くなかった。
岸本が幅を取り、宇佐美がボールを引き出し、坂本が収めて
食野が前線のスペースに顔を出し、と前4枚が良い距離間で、ボールに絡んでいく。 - だが、ガンバのボール回しに慣れてきたヴェルディが、徐々にプレスを強めていくと
鈴木とラヴィの両ボランチが、ボールをうまく引き出せなくなり
どんどん、ゲームのテンポが落ちていった。 - 後半に入っても、重い展開は変わらず。
だが、ダワンと山下が入ってから、縦に速い展開が増え
倉田、山下、半田と、立て続けに決定機を作ることに成功。
結局仕留め切れなかったが、守備はいつも通りの抜かりなさ。
危ない場面もほぼ無く、3試合連続のクリーンシートで、勝点1を持ち帰った。
採点
GK | 一森 | 5.5 | いい意味で、ほぼ出番なし。 |
DF | 半田 | 6.0 | 対人の強さが際立つ。攻撃面でも、再三ポケットに侵入。 |
DF | 中谷 | 6.0 | カバーリングのスピードは圧巻。今節もゼロを築く。 |
DF | 福岡 | 4.5 | パスミスが多く、うまくゲームに入れなかった。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 鋭い縦突破から、チャンスメイク。 |
MF | 岸本 | 5.5 | 前線の起点として、泥臭く闘う。 |
MF | ラヴィ | 5.0 | キープ力はさすが。攻撃面でさらに貢献したい。 |
MF | 鈴木 | 5.5 | 攻守に気の利くプレー。後半さすがにバテたか。 |
FW | 食野 | 5.0 | 積極的にトップの位置に顔出したが、決定機作れず。 |
FW | 坂本 | 5.0 | 前半は良くボール収めたが、次第に消えた。 |
FW | 宇佐美 | 5.0 | 献身性は変わらずも、違いを生みだせず。 |
MF | →倉田 | 5.0 | 唯一の決定機。決めきりたかった。 |
MF | →ダワン | 5.5 | 前への推進力を出し、流れを引き寄せた。 |
FW | →山下 | 6.0 | 仕掛けまくって、途中出場の相手マーカーが途中交代。 |
FW | →ジェバリ | 4.5 | 未だ調子上がらず、見せ場無し。 |
C | ポヤトス | 5.0 | 流れ渡さず、ゲームは支配。課題は攻撃の構築。 |
注目プレー
86分、倉田の決定機。
山下を投入してからは、シンプルに縦に速い攻撃で、チャンスを量産していた。
この場面も、半田が高い位置を取っており
中谷の縦パスで、一気に守備ラインを突破。
そのまま、山下のスピードを生かして、DFラインの裏のスペースへ。
山下が、DFと競り合いながら、ポケットでボールキープすると
ここでジェバリが、ストライカーらしい嗅覚を発揮。
わざとPA手前で減速して、DFとの間にシュートスペースを作ると
山下もこれに反応して、マイナスのクロス。
残念ながら、ボールはDFに当たって、ジェバリはシュート打てなかったが
こぼれ球を、倉田が狙いすました一撃。
ヴェルディの体を張った守備で、ゴールは割れなかったが
何度かこのパターンは見せており、クロスからの攻撃の形が、固まりつつある。
次節へ向けて
3連勝とはならなかったが、3試合連続完封で、上位をキープ。
攻撃面での課題は残るが、失点10はリーグ最少。
ウェルトン、山田、アラーノといった攻撃のキーマンが戻ってくるまでは
堅実な試合運びで、確実に勝点を積み上げるのも悪くない。
次節は川崎。
昨年はシーズンダブルを喰らわせ、苦手意識は払拭した。
爆発力のある攻撃陣は要注意だが、相変わらず守備が安定していない。
今のガンバにとっては、格好の獲物となる。
したたかに勝ち切り、今年もダブルを喰らわせろ!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
プロテイン/サプリは、圧倒的コスパの「MY PROTEIN」
コメント