今季最初のダービは雨中の激闘。
またもや安い失点で先行を許すも、ロスタイムに食野の同点弾で辛くもドロー。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | C大阪 |
1 | - | 1 |
0 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
91min 食野 | 得点者 | 52min 毎熊 |
スタメン
(選手交代) 61min石毛→福田、68min杉山→食野
- RSBには福岡をサプライズ起用。高尾はベンチ外(胃腸炎だった。。)。
- 石毛はIHで、山本悠樹とコンビを組む。アラーノはLWGへ。
前節失態を犯した福田は、温情起用無し。 - 柳澤と佐藤が今季初のメンバー入り。
試合内容
- ピンクはCFWにレオセアラ、LWGに北野を起用。攻撃面での上積みを図る。
システムは「4-1-2-3」で、ミラーゲームとなる。 - 両チームともDFラインにはプレスをかけず、ミドルサードで人数をかけて奪う形。
CBが余裕をもってボールを持てるため、序盤からビルドアップにも積極的にチャレンジ。 - 前半10分、黒川が持ち上がり、逆サイドの杉山へ。折り返しを武蔵がポケットに持ち込み
シュート!スライディングした鳥海の手に当たったが、審判見えておらずスルー。。 - 前半15分には、スローインのボールをうまくキープした福岡から、逆サイドのアラーノへ。
アラーノが左隅へシュートを放つも、ジンヒョンが指一本で弾き出す。 - 前半のガンバは、石毛とアラーノが動き回ってボールを引き出し、逆サイドへ
素早く展開して、ピッチを広く使ってチャンスメイク。
対するセレッソは、レオセアラがCBを釣り出し、空いたスペースへ両WGが入ってくる。 - 後半に入っても、お互いの攻め手は変わらず。
ガンバの方がバイタルに縦パスが入り出し、押し気味に試合を進めていた52分。
またしてもガンバにエアポケットが。。。
CKのこぼれ球を回収した黒川から、サイドに流れていた三浦へ。
三浦はワンタッチで杉山へ戻したが、意図が合わず、ボールは無人のスペースへ。。。
これを毎熊にかっさわられ、ゴール前まで独走を許し、東口との1対1もかわされ先制。
もう、ほんま、何回やんねん(怒)! - 追いかけるガンバは、福田、食野を投入し、縦への圧力を強める。
対するセレッソも、上門、加藤を投入して、「4-4-2」へフォーメーションを変更。
2トップでCBに前からプレスをかけ、流れを引き寄せにかかる。 - しかしガンバのビルドアップが、セレッソのプレスを上回る。
CBが大きく開いて、2トップの間に下りてきたダワンに縦パスが入り、プレスを回避。
サイドに開いたWGと、インナーラップしたSBとIHで、きれいに三角形を作り、アタッキングサードまでは難なく持ち上がる。
ところが、ここからのクロスの精度がダメダメ。
CFを超えてファーで合わせたい意図は分かるが、福岡も福田もクロスがエンドラインを
大きく超えてしまい、チャンスをことごとく潰してしまう。 - だが、このまま敗北を覚悟したロスタイムに、食野が意地を見せる。
アラーノからの縦パスをワンタッチでダワンが落とし、食野へ。
食野が1人かわして、DFの股間を抜く強烈なシュート!GKの脇もすり抜けゴール!同点!! - その後も守りに入ったピンクのDFラインがずるずると下がり、バイタルが使い放題に。
かさにかかってガンバが攻め込み、食野、黒川が決定機を作るも、シュートは枠を捉えず
同点のままタイムアップ。
採点
GK | 東口 | 5.5 | 繋ぐ、蹴るの判断良く安定。失点は責任なし。 |
DF | 福岡 | 5.5 | 守備は北野を完封。組立ても◎だが、クロスの精度が。。 |
DF | 三浦 | 5.0 | 不用意なバックパス。守備では強さを見せただけに残念。 |
DF | 江川 | 5.5 | レオセアラをよく抑えた。パス回しもスムーズ。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 守備で破綻見せず。最後のチャンスは枠に飛ばしたい。 |
MF | ダワン | 6.5 | スペースに動いてビルドアップに貢献。決勝点もアシスト。 |
MF | 山本悠樹 | 5.5 | 香川を消した。ワンタッチで局面打開も決定機は作れず。 |
MF | 石毛 | 5.5 | 引き出す動きで、ボールが良く回る。守備も精力的。 |
FW | 杉山 | 4.5 | 1対1で仕掛けられない。集中力を欠き、失点に絡む。 |
FW | 武蔵 | 6.0 | 1トップでよく収めた。ハンド見逃しは不運。 |
FW | アラーノ | 5.5 | 安定のハードワークも、フラストレーションを溜めた。 |
FW | →福田 | 5.0 | クロスの精度が無かった。 |
FW | →食野 MOM | 6.5 | 意地の同点弾。仕掛ける姿勢が奏功。 |
C | ポヤトス | 5.5 | ポゼッションは仕込めている。失点は戦術以前の問題。 |
注目プレー
食野の同点弾のシーン。
バイタルエリアへの縦パスが効いた。
ロスタイムに入り、逃げ切りたいピンクは、DFラインがずるずる下がって
バイタルにスペースを空けてしまう。
そこを見逃さなかったアラーノの縦パスと、それを感じたダワンと食野がワンツーで
ハーフスペースを攻略。
あとは食野の個人技。ワンフェイクで奥埜をかわして、鳥海の股間を射抜く強烈な左足。
スリッピーなコンディションも味方して、ジンヒョンの脇をすり抜けて同点弾となった。
次節へ向けて
またしても勝てなかった。
これで4年目に入っても勝利無し。屈辱の時間は続く。
ただ札幌戦に続き、先行されても、追いつくだけの力は確実についてきている。
支配率、シュート数、ゲーム内容ではピンクを上回った。
あとは安い失点をなくすだけ。
こればっかりは試合を重ねて連携を高め、結果を出すことで、自信をつけていくしかない。
去年までの、やられっぱなしのダービーとは内容が全く違う。
ガンバらしいポゼッションスタイルで、ピンクを圧倒する時代は、もうそこまで来ている。
GWのリーグ戦で、3年越しのダービー勝利をつかみ取れ!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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