【意地の同点弾】2023ルヴァンカップ GS第2節 C大阪(H) レビュー  

レビュー

今季最初のダービは雨中の激闘。
またもや安い失点で先行を許すも、ロスタイムに食野の同点弾で辛くもドロー。

試合結果

スコア

 G大阪 vs C大阪 
11
0前半0
1後半1
91min 食野得点者52min 毎熊

スタメン

(選手交代) 61min石毛→福田、68min杉山→食野

  • RSBには福岡をサプライズ起用。高尾はベンチ外(胃腸炎だった。。)。
  • 石毛はIHで、山本悠樹とコンビを組む。アラーノはLWGへ。
    前節失態を犯した福田は、温情起用無し。
  • 柳澤と佐藤が今季初のメンバー入り。

試合内容

  • ピンクはCFWにレオセアラ、LWGに北野を起用。攻撃面での上積みを図る。
    システムは「4-1-2-3」で、ミラーゲームとなる。
  • 両チームともDFラインにはプレスをかけず、ミドルサードで人数をかけて奪う形。
    CBが余裕をもってボールを持てるため、序盤からビルドアップにも積極的にチャレンジ。
  • 前半10分、黒川が持ち上がり、逆サイドの杉山へ。折り返しを武蔵がポケットに持ち込み
    シュート!スライディングした鳥海の手に当たったが、審判見えておらずスルー。。
  • 前半15分には、スローインのボールをうまくキープした福岡から、逆サイドのアラーノへ。
    アラーノが左隅へシュートを放つも、ジンヒョンが指一本で弾き出す。
  • 前半のガンバは、石毛とアラーノが動き回ってボールを引き出し、逆サイドへ
    素早く展開して、ピッチを広く使ってチャンスメイク。
    対するセレッソは、レオセアラがCBを釣り出し、空いたスペースへ両WGが入ってくる。
  • 後半に入っても、お互いの攻め手は変わらず。
    ガンバの方がバイタルに縦パスが入り出し、押し気味に試合を進めていた52分。
    またしてもガンバにエアポケットが。。。
    CKのこぼれ球を回収した黒川から、サイドに流れていた三浦へ。
    三浦はワンタッチで杉山へ戻したが、意図が合わず、ボールは無人のスペースへ。。。
    これを毎熊にかっさわられ、ゴール前まで独走を許し、東口との1対1もかわされ先制。
    もう、ほんま、何回やんねん(怒)!
  • 追いかけるガンバは、福田、食野を投入し、縦への圧力を強める。
    対するセレッソも、上門、加藤を投入して、「4-4-2」へフォーメーションを変更。
    2トップでCBに前からプレスをかけ、流れを引き寄せにかかる。
  • しかしガンバのビルドアップが、セレッソのプレスを上回る。
    CBが大きく開いて、2トップの間に下りてきたダワンに縦パスが入り、プレスを回避。
    サイドに開いたWGと、インナーラップしたSBとIHで、きれいに三角形を作り、アタッキングサードまでは難なく持ち上がる。
    ところが、ここからのクロスの精度がダメダメ。
    CFを超えてファーで合わせたい意図は分かるが、福岡も福田もクロスがエンドラインを
    大きく超えてしまい、チャンスをことごとく潰してしまう。
  • だが、このまま敗北を覚悟したロスタイムに、食野が意地を見せる。
    アラーノからの縦パスをワンタッチでダワンが落とし、食野へ。
    食野が1人かわして、DFの股間を抜く強烈なシュート!GKの脇もすり抜けゴール!同点!!
  • その後も守りに入ったピンクのDFラインがずるずると下がり、バイタルが使い放題に。
    かさにかかってガンバが攻め込み、食野、黒川が決定機を作るも、シュートは枠を捉えず
    同点のままタイムアップ。

採点

GK東口5.5繋ぐ、蹴るの判断良く安定。失点は責任なし。
DF福岡5.5守備は北野を完封。組立ても◎だが、クロスの精度が。。
DF三浦5.0不用意なバックパス。守備では強さを見せただけに残念。
DF江川5.5レオセアラをよく抑えた。パス回しもスムーズ。
DF黒川5.5守備で破綻見せず。最後のチャンスは枠に飛ばしたい。
MFダワン6.5スペースに動いてビルドアップに貢献。決勝点もアシスト。
MF山本悠樹5.5香川を消した。ワンタッチで局面打開も決定機は作れず。
MF石毛5.5引き出す動きで、ボールが良く回る。守備も精力的。
FW杉山4.51対1で仕掛けられない。集中力を欠き、失点に絡む。
FW武蔵6.01トップでよく収めた。ハンド見逃しは不運。
FWアラーノ5.5安定のハードワークも、フラストレーションを溜めた。
FW→福田5.0クロスの精度が無かった。
FW→食野 MOM6.5意地の同点弾。仕掛ける姿勢が奏功。
Cポヤトス5.5ポゼッションは仕込めている。失点は戦術以前の問題。

注目プレー

食野の同点弾のシーン。
バイタルエリアへの縦パスが効いた。

ロスタイムに入り、逃げ切りたいピンクは、DFラインがずるずる下がって
バイタルにスペースを空けてしまう。
そこを見逃さなかったアラーノの縦パスと、それを感じたダワンと食野がワンツーで
ハーフスペースを攻略。

あとは食野の個人技。ワンフェイクで奥埜をかわして、鳥海の股間を射抜く強烈な左足。
スリッピーなコンディションも味方して、ジンヒョンの脇をすり抜けて同点弾となった。

次節へ向けて

またしても勝てなかった。
これで4年目に入っても勝利無し。屈辱の時間は続く。

ただ札幌戦に続き、先行されても、追いつくだけの力は確実についてきている。
支配率、シュート数、ゲーム内容ではピンクを上回った。
あとは安い失点をなくすだけ。

こればっかりは試合を重ねて連携を高め、結果を出すことで、自信をつけていくしかない。

去年までの、やられっぱなしのダービーとは内容が全く違う。
ガンバらしいポゼッションスタイルで、ピンクを圧倒する時代は、もうそこまで来ている。
GWのリーグ戦で、3年越しのダービー勝利をつかみ取れ!

トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
プロテイン/サプリは、圧倒的コスパの「MY PROTEIN」

コメント

タイトルとURLをコピーしました