【きたきた連勝!】2023J1リーグ 第16節 アビスパ福岡(A) レビュー

レビュー

きたきた連勝!最下位脱出!
しかもボールを握って、試合を支配する理想のサッカーで完勝。
後半戦の巻き返しに向け、完全に勢いがついた!

試合結果

スコア

 G大阪 vs 福岡 
21
2前半1
0後半0
24min アラーノ 
44min 三浦
得点者17min 山岸 

スタメン

(選手交代) 66min倉田→石毛、アラーノ→福田、75min山本悠樹→黒川、84minジェバリ→宇佐美

  • ここまでリーグ全試合スタメンの黒川がベンチスタート。
    半田をLSB、福岡をRSBのサプライズ起用。紺野対策か?
  • IHには、セットプレーに強みがあるアビスパ対策としてダワン。
    相方には、宇佐美でも石毛でもなく、山本悠樹。
    ポヤトスサッカーのキーマンが、調子を上げてきた。

試合内容

  • 高さに強みのあるアビスパに対し、黒川をベンチに置き
    半田をLSBに回して、三浦、佐藤、福岡と高さのあるDFを並べた。
  • これにより、サイドの攻撃力は落ちるが、前線のジェバリのキープ力と
    MF3枚の高いテクニックを生かし、中央から崩していく狙い。
  • アビスパが「4-4-2」を選択したことで、アンカーのラヴィがフリーになり
    序盤は、ガンバがボールを握る展開。
    両WGも中にポジションを取り、選手間の距離も良く
    ワンタッチでアビスパゴールに迫っていく。
  • ところが前半17分、劣勢だったアビスパが、ワンチャンスをものにする。
    得意のCKから、山岸が倉田のマークを振り切り、フリーで左隅へ叩き込む。
  • しかしガンバもすぐに反撃。
    24分、山本がバイタルへ鋭い縦パスを入れる。
    これに反応した倉田がワンタッチで、DFの裏へスルーパス。
    裏へ抜けたジェバリの折り返しをGKがはじいたところへ
    PAへ走り込んだアラーノが反応し、ゴール左へ流し込み同点!
  • さらに畳みかけるガンバは、30分。FKでサインプレーを見せる。
    ファーへ流れたダワンが、驚異の跳躍力で折り返し。
    これを三浦が冷静に左足でゴールへ流し込み逆転!
  • 後半アビスパは、前半好き放題やられたジェバリとラヴィのマークを修正。
    ジェバリはボランチとCBが挟み込むように、マークを強化。
    また2トップが縦関係になり、佐藤がラヴィを監視。
    これにより前半ほど決定機は作れなくなったが
    ガンバがボールを握る展開は変わらず。
  • アビスパは井手口を投入し、セカンドの回収率を上げようとするが
    ガンバも、石毛、福田を投入し、運動量を上げ、流れを渡さない。
    最後は黒川を投入し、5バックに変更。
    TTのクロスの精度の低さにも助けられ、逃げ切り成功。

採点

GK東口5.5ジェバリさまさま。フィード一択で迷いなし。
DF福岡6.0小田に手を焼いたが、3バック時の安定感はさすが。
DF三浦 MOM7.0落ち着いて左足で決勝点!守備でも逃げ切りに貢献。
DF佐藤6.5CKから山岸のあわや同点ヘッドをスーパークリア。
DF半田6.0紺野に仕事させず。ミッション完遂。
MF山本悠樹6.5ワンタッチで流れ作り、急所への縦パスも冴えた。
MFラヴィ6.5中盤を掌握。攻守の起点となった。
MFダワン6.5超絶ヘッドで決勝点をアシスト。
FWアラーノ7.02戦連発。運動量だけでなく決定力も魅せた。
FWジェバリ 6.5リアルジェバリは無双。全て収めて前線の起点に。
FW倉田6.0先制を呼ぶダイレクトは見事。CKのマークミスは痛恨。
MF→石毛5.5ジェバリへのスルーパスで決定機演出。
FW→福田5.5奈良に抱え込まれるも、PK取ってもらえず。
DF→黒川5.5個人チャントお披露目。名実ともに主力選手へ。
FW→宇佐美時間短く評価無し。
Cポヤトス6.5解任派を黙らせる内容ある完勝。高さ対策も的中。

注目プレー

後半52分、倉田、ジェバリの連続シュート。

ロングフィードを、ジェバリが競ったところからスタート。

まず最初のポイントは、ジェバリのキープ力を信じて
山本悠樹、アラーノ、ダワンの3枚が、ジェバリの近くにポジショニング。
これにより、セカンドは先にアビスパの選手に触られるが
すぐにアラーノが奪い返して、マイボールに。

次のポイントは、逆サイドへの素早い展開。
これは戦術的に仕込まれており、ほぼオートマチックに
ワンタッチで左サイドへ展開される。

最後はポケットを取りに行く意識。
悠樹が持った時点で、倉田は左ポケットへスプリントしており
悠樹も迷わずスペースへボールを展開。

ポケットを攻略したことで、倉田、ジェバリと立て続けにシュート。
いずれもGKの好セーブに阻まれたが、連動した攻撃で決定機を創出。

次節へ向けて

勝ち試合の後に、弛んだ試合をする悪癖も顔を出さず、連勝で最下位脱出。
下位チームが軒並み勝点を伸ばせなかったため、15位まで順位を上げた。
次節のFC東京戦もしっかり勝ち切って、3連勝で前半戦を折り返したい。

浦和、横浜M、新潟と、ポゼッションを放棄して、現実的な戦いに舵を切っていたが
今節はワンタッチのパス交換で、中盤を制圧。
ボールを握って圧倒する、理想のサッカーで勝ち切った。

特に1トップのジェバリの復調が大きい。
前線に起点ができることで、中盤が前向きにボールを受けることができ
早い攻めと、ビルドアップからの崩しで、バランス良く攻撃できている。

次節FC東京は、アルベルサッカーへの適応がうまくいっておらず
個人の能力頼みの、連動性の低いサッカーに終始している。
ポゼッションサッカーの質は、今のガンバの方が上。
過度にリスペクトすることなく、自信をもってホームで迎え撃ちたい。

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