青黒の至宝が完全復活!
宇佐美が開幕から3試合連続弾。
松波、エムボマに並ぶ27年ぶりのクラブ記録で、磐田を粉砕。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 磐田 |
2 | - | 1 |
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
4min 宇佐美 57min ダワン | 得点者 | 60min ジャーメイン |
スタッツ
G大阪 | 磐田 | |
13 (10) | シュート数 (枠内) | 19 (11) |
1.82 | ゴール期待値 | 2.36 |
399 | パス成功数 | 449 |
52% | ボール支配率 | 48% |
113.5 | 走行距離(㎞) | 114.5 |
104 | スプリント回数 | 94 |
- ゴール期待値では、磐田が大幅に上回る。
終盤の猛攻を何とか凌いで、1点に抑えた。 - ガンバは効率よく得点を重ね、期待値を上回る2得点。
スタメン
(選手交代)66minラヴィ→鈴木、岸本→倉田、72min宇佐美→坂本、83min山田→石毛
- 負傷者が続出。三浦→福岡、松田→半田、アラーノ→ウェルトン。
ただベンチの層も充実しており、戦力低下を感じさせない。 - ダブルボランチはラヴィ、ダワンのコンビ。
ジャーメインへのロングボールが多くなることを想定し
セカンドボールを回収できる、プレー強度の高い2人をチョイス。
試合内容
- 今節も、ハイプレス、ハイラインが機能。
開始早々、前線のプレスから宇佐美が先制し、前半は一方的なガンバペース。 - 後半、磐田がペイショットを投入すると、磐田が流れをつかみかけるが
ガンバも強度を落とさず、ダワンのヘッドで追加点。
だが直後に1点返されると、ここから磐田の猛攻を受ける。
終盤決定機を何度も作られるが、一森のスーパーセーブでリードを守り切った。
- 1週空いた影響で、試合勘の低下が心配されたが、今節も立ち上がりからアクセル全開。
ハイプレスで磐田を押し込むと、開始早々の4分。
エンドラインまでプレスに行った岸本が横パスをひっかけ、ボールが宇佐美の前に。
宇佐美が冷静にDFを剥がして、ゴールに流し込み先制!
エースの3試合連続ゴールで、ガンバが幸先の良いスタート。 - その後もガンバのハイプレスが機能し、ショートカウンターでチャンスを量産。
磐田は、ハイラインの裏へロングボールを多用し、ジェーメインが裏抜けを試みるが
一森が積極的な飛び出しでスペースを消して、起点を作らせない。 - 後半に入ると、磐田はペイショットを投入し、2トップに。
これで前線に起点ができ、磐田がペースをつかみかける。 - しかし選手の質で上回るガンバは、流れを渡さない。
左サイドを制圧していたウェルトンが再び左サイドを破ると、波状攻撃を展開。
最後は宇佐美のクロスから、ダワンがストロングヘッドで追加点!磐田を突き放す。 - だが磐田も、ただでは引き下がらない。
絶好調のジャーメインを起点に右サイドを崩され、最後もジャーメインに合わされ失点。 - その後も、磐田の割り切ったサイドからのクロス攻撃に、防戦一方になりかけるが
鈴木、坂本、石毛と交代選手を上手く使い、ガンバもプレスの強度を落とさない。
終了間際のジャーメインの決定機も、一森がスーパーセーブで弾き出し、逃げ切りに成功。
採点
GK | 一森 | 6.5 | 終了間際のスーパーセーブでチームを救う。 |
DF | 半田 | 6.0 | 巧みな位置取りで、磐田のプレスを回避。 |
DF | 中谷 | 5.0 | ペイショットに手を焼いたが、得点は許さず。 |
DF | 福岡 | 5.5 | 最後に体を張り続け、魂のプレーを見せる。 |
DF | 黒川 | 5.0 | 鋭い抜け出しから決定機作るも、失点シーンに絡む。 |
MF | 岸本 | 6.5 | 献身的なプレスから、エースの先制点を演出。 |
MF | ダワン | 6.5 | 本領発揮。高い打点からの決勝ヘッド。 |
MF | ラヴィ | 6.0 | CBの間に落ちてビルドアップの起点に。 |
MF | ウェルトン | 6.5 | 磐田のルーキーにプロの洗礼。左サイドを蹂躙。 |
MF | 山田 | 6.0 | 最後まで落ちないハイプレスのスイッチャー。あとは得点。 |
FW | 宇佐美 MOM | 7.0 | 青黒の至宝が還ってきた。圧巻の1G1A。 |
MF | →鈴木 | 6.0 | ボールを落ち着かせ、磐田に流れ渡さず。 |
MF | →倉田 | 5.0 | うまくゲームに入れず、連係ミスが続いた。 |
FW | →坂本 | 5.5 | 守備のタスクを完遂も、もっと出来る。 |
MF | →石毛 | - | 時間短く、評価無し。 |
C | ポヤトス | 6.0 | 中断期間で仕込んだ磐田対策がハマって連勝。 |
注目プレー
56分、左サイドの崩しからの波状攻撃。
ポイントは3つ。
①一森の視野の広さと正確なフィード
②ウェルトンの突破力
③宇佐美のスペースを作る動き
①ゴールキックからのリスタート。
一森は、ワイドに開いたウェルトンがフリーになっているのを見逃さず
低いライナーで、正確なフィードを送る。
マーカーは間に合わず、ウェルトンがフリーでボールを受けることに成功。
②ウェルトンは、慌ててマークに来た植村が、体を寄せに来たタイミングで
縦に大きく蹴りだし、一瞬のスピードで植村を置き去りに。
③宇佐美はウェルトンがサイドを突破したのを見て、ゴール前にスプリントするが
PAに入る直前でスピードを落とし、CBとの間にシュートを打てるスペースを作る。
ウェルトンもこの動きに応じて、マイナス気味のクロスを送り、ゴールへ流し込む。
シュートは残念ながら川島に防がれたものの、詰めていた山田がこぼれ球に反応。
これも防がれたが、さらにセカンドを回収して、波状攻撃を浴びせ
最終的には、宇佐美のタイミングを計ったクロスから、ダワンがゴールを陥れた。
次節へ向けて
山田というスペシャルな選手の加入で、ガンバの戦い方が大きく変わった。
最後まで強度の落ちない驚異の運動量で、前プレのスイッチャーを続けられる。
これに一森という、足元があり、守備範囲の広いGKが、最後尾に構えることで
DFラインも躊躇なくハイラインを引くことができる。
陣形がコンパクトになったことで、鈴木、ラヴィ、ダワンといった
技術の高い中盤が良い距離間でパス交換をすることができ、ポゼッションも高まる。
宇佐美も守備の負担が軽減され、よりフィニッシュに専念することで
本来の輝きを完全に取り戻した。
さらに最大の懸案だったWGで、ウェルトンが反則級の突破力を見せ、大爆発の予感。
今年のガンバは、一味どころか、昨年までとは全く次元が違う。
全てが良い方向にリンクしており、充分にタイトルが狙えるチームになれる。
選手の表情も自信に満ちており、チームの雰囲気も、去年までの悲壮感は消え去った。
次節は、優勝候補の広島。
今のガンバの現在地を推し量るに、相手にとって不足はない。
昨年のアウェー大敗の屈辱を、リベンジするチャンスが、早々にやってきた。
甦った青黒の力を、存分に見せつけろ!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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