食野のゴラッソで先制も、追いつかれてのドロー。
追加点が遠く、ホーム6連勝ならず。
浦和とのリベンジマッチに向け、完全復調とはならなかった。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 新潟 |
1 | - | 1 |
0 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
63min 食野 | 得点者 | 83min 三戸 |
スタメン
(選手交代) 70min倉田→ラヴィ、77min高尾→中野、ダワン→石毛、食野→宇佐美、89minアラーノ→福田
- 代表帰りのラヴィ、中野は予想通りベンチスタート。
- WGに倉田を入れ、アラーノはIHでの起用となった。
試合内容
- お互いに流れが行き交う、シーソーゲーム。
保持率は新潟が6割と上回ったが、シュートは23本とガンバが圧倒。 - 食野のゴラッソで先制するも、終盤に中央に縦パスを通され失点。
決定機では圧倒していただけに、悔しいドロー。
- 立ち上りに攻勢に出たのはガンバ。
ダワンのプレスから倉田、黒川の抜け出しからアラーノと、立て続けに新潟ゴールに襲い掛かる。
27分には、食野が運んで、ジェバリの粘りからアラーノが決定機を作るも、DFがブロック。 - 対する新潟も、アンカー山本の両脇を起点に、小見が積極的にボールを引き出し
高とのコンビネーションからゴールを狙うも、ポストに救われる。 - 後半もお互いに切替早く、流れをつかみ合う展開になるが、よりガンバの方が
シュートまで行ける攻撃が増え、決定機を多く作り出しいていく。 - すると63分、クリアを拾った食野が高を振り切り、ゴール左隅へ強烈な一撃で先制。
その後も攻撃の手を緩めず、アラーノ、食野、ジェバリが立て続けにゴールに迫るも
なかなか追加点が奪えない。 - チャンスを決めきれないでいると、こうなってしまう。
守りに入り、前線のプレスが緩んだところで、CB千葉から前線に鋭い縦パス。
高木の落としを受けた三戸に、佐藤が抜け出され、ゴール右隅へ流し込まれ同点。 - 同点に追いつかれたガンバは、ここから猛攻を見せるも
石毛の強烈なシュートもポストを叩き、最後まで追加点を奪えず。
1-1のドローで終了。ホーム6連勝とはならなかった。
採点
GK | 東口 | 5.0 | コースは読んでいたが、無情にも手をすり抜けた。 |
DF | 高尾 | 5.0 | 良いカバーリングは見せたが、攻撃ではリズム合わず。 |
DF | 佐藤 | 4.5 | 股を抜かれ痛恨の失点。これ以外は良かっただけに。。 |
DF | 福岡 | 5.5 | 積極的な守備でピンチの芽を摘むも、パスの精度を欠く。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 序盤鋭い突破から決定機。クロスは入れるが、中が問題。 |
MF | ダワン | 5.5 | デュエルで奮闘。流れを引き寄せる。 |
MF | 山本 | 5.5 | 当たり負けしてピンチを作られるも、中央で捌き続けた。 |
MF | アラーノ | 6.0 | 驚異のシュート8本!撃ちまくったが、決められず。 |
FW | 食野 | 6.5 | 新エースに名乗り。ゴール前での期待感はチーム1。 |
FW | ジェバリ | 5.0 | 焦りと疲労で絶不調。替えが効かないだけに悩みが深い。 |
FW | 倉田 | 5.0 | その気持ちと運動量を、アタッキングサードで発揮したい。 |
FW | →ラヴィ | 6.0 | アンカーでの安定感は抜群。山本をIHで使える効果も。 |
DF | →中野 | 5.0 | ファーストプレーで奪われ、プレーが消極的に。 |
MF | →石毛 | 5.5 | CKのこぼれを、あわやのミドル2発。ポストに嫌われた。 |
FW | →宇佐美 | 5.0 | 守備とスプリントができないなら、決定的な仕事が必要。 |
FW | →福田 | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 5.0 | サブのCFW問題を解決しないと、上位は厳しい。 |
注目プレー
63分、食野のゴラッソ。
ポイントは2つ。
①黒川のポケットを取る動き
左のハーフスペースで食野がボールをキープした瞬間、黒川が裏へ動き出し。
これも食野も感じており、即座にスペースへスルーパス。
これで新潟のDFラインは、ゴール前を固めるため下がらざるを得なくなり
バイタルエリアにスペースが生まれた。
②食野のシュート技術
黒川のクロスはDFラインに跳ね返されたが、食野がこれを拾って空いたバイタルに侵入。
高の必死のマークを中央にスライドして躱すと、ゴール左隅へ腰をひねり強烈なシュート。
GK小島も逆を突かれて一瞬反応が遅れ、ゴールに突き刺さった。
食野のシュート技術はもちろんだが、シュートを打てるスペースを作り出した
直前の連携も、素晴らしかった。
次節へ向けて
札幌に惨敗、ルヴァンでレッズに連敗と、再び逆境で迎えた新潟クリニックの再診。
前節のように快勝して、特効薬をもらうことはできなかった。
ただ複数得点は取れなかったものの、3試合ぶりの得点、そしてシュート23本と
攻撃に勢いが戻ってきた部分は、プラスに評価したい。
次節は、今シーズン3戦全敗と、やりたい放題やられている浦和。
ホームで4タテを喰らうわけにはいかない。
課題は明白。浦和の守備の砦をいかに崩すか。
ルヴァンで全く通用しなかったジェバリは、未だスランプから抜け出せない。
思い切って武蔵、唐山にチャンスを与えるか。
それともWGに攻撃特化の選手を頭から起用するか。
ポヤトスの決断に注目したい。ホームで必ずリベンジを!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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