リーグ屈指の3トップは、やはり強力だった。
食野のゴールで追いつくも、またしても数的有利を生かせず悔しい敗戦。
残念ながら、無敗の快進撃は8試合でストップとなった。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 横浜M |
1 | - | 2 |
1 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 1 |
44min 食野 | 得点者 | 34min Yマテウス 51min Aロペス |
スタメン
(選手交代) 26min三浦→佐藤、68min食野→宇佐美、81minラヴィ→武蔵
- RSBはまさかの福岡。エウベル対策か。
- WGは、やはり食野を起用。仕掛ける姿勢を評価。
試合内容
- マリノスの3トップはやはり強力。
前半だけでシュート12本の猛攻受け、先制を許す。 - 前半終了間際、山本の華麗なターンからのスルーパスに
食野が抜け出し、鋭い切り返しからネットを揺らし、同点! - エウベル対策虚しく、福岡、佐藤の2枚があっさり剥がされ
佐藤が手で倒してPK献上。 - エウベルが退場となり、追いつく絶好のチャンスだったが
交代選手が全く勢いをつけれず、そのまま1-2で敗戦。
- 不調と聞いていたマリノスの攻撃陣だが、浦和のCBが凄かっただけだった。
序盤から強力3トップの圧力に、DFラインはズルズル後退。
ぽっかり空いたバイタルをフリーに使われ、序盤からシュートを打ちまくられる。 - ボールを奪っても、マリノスのプレッシャーが激しく、ビルドアップがままならない。
自陣でパスミスを連発し、ショートカウンターを浴び続ける、苦しい展開。 - すると前半34分、喜田にバイタルで受けられ、フリーでシュート。
かろうじてポストに当たったが、跳ね返りをYマテウスに押し込まれ、先制を許す。 - ガンバも39分、山本とのコンビネーションで、ポケットに侵入した黒川のクロスを
アラーノがフリーでシュートするも、惜しくもクロスバーの上。
しかし44分、黒川の縦パスを、山本がうまくターンして、食野へスルーパス。
抜け出した食野が、鋭い切り返しでDFを振り切り、ゴールネットを揺らす。同点! - 前半のうちに追いつき、好調さを見せつけたガンバ。
しかし後半開始早々に、落とし穴が待っていた。
ドリブルでPAに侵入してきたエウベルを、食野、福岡、佐藤の3人で止めに行ったが
あっさりターンで交わされ、佐藤が手で倒してしまいPK献上。
これを一度は東口が止めたが、VARで動き出しが早いとされ、蹴り直しに。
今度は蹴る直前に、マリノスの選手が複数PA内に入っていたが、なぜかお咎めなし。
不公平な判定で、逆転を許す。 - しかし65分、流れを変える絶好のチャンスが訪れる。
エウベルが福岡を倒し、2枚目のイエローで退場。
ここで、食野に代えてエース宇佐美を投入。
期待は最高潮に膨らんだが、あっさり裏切られる。
前線に飛び出すどころか、中盤をふらふら漂い、消極的なプレーに終始。 - 押し込んでも、RSBの控えをベンチに入れていないため、福岡を交代できない。
せっかくのチャンスも、福岡の精度の低いクロスでは、決定機を作れず。
ベンチワークのまずさもたたって、見せ場も無いまま、ゲームセット。
採点
GK | 東口 | 5.5 | PKは一旦止めたが。。不公平な判定に泣く。 |
DF | 福岡 | 4.5 | SBではクロスに難がありすぎ。やはりCBで見たい。 |
DF | 三浦 | 5.0 | 負傷で、前半早々ピッチを去る。軽傷であることを祈る。 |
DF | ギョンウォン | 5.0 | Aロペスに苦戦も、最低限のミッションは遂行。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 得点は、狭い隙間を通した、勇気ある縦パスから。 |
MF | 山本 | 6.0 | 華麗なターンからのスルーパスで、食野の同点弾をアシスト。 |
MF | ラヴィ | 5.0 | 3トップにDFラインが押し下げられ、両脇を使われた。 |
MF | ダワン | 5.0 | 守備に追われ、前への推進力出せず。 |
FW | アラーノ | 5.5 | 前半の、黒川からのクロスは決めきりたかった。 |
FW | ジェバリ | 5.5 | ビルドアップが機能しないなか、ロングボールを収めて奮闘。 |
FW | 食野 | 6.0 | 見事な抜け出しからの同点弾。もう1点チャンスはあったが。。 |
DF | →佐藤 | 4.5 | 急な出場で気の毒な面もあるが、PK献上は言い訳できない。 |
MF | →宇佐美 | 4.5 | 消極的なプレーに終始。数的有利を帳消しにした。 |
FW | →武蔵 | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 4.5 | 策に溺れた。せめてRSBの控えはベンチに必要だった。 |
注目プレー
前半44分、食野の同点ゴール。
ポイントは3つ。
①黒川の縦パス
ダワンの落としを前向きで受けた黒川は、目の前のマーカー2枚の間を通して
鋭い縦パスを、勇気をもって差し込む。
②山本のターンとスルーパス
山本は黒川のパスに反応して、ランニングしながら、マーカーの背後を回って
横向きでパスを受けることに成功。
これで背後から潰されることなく、前方の食野へ、抜群のタイミングでスルーパスを送る。
③食野のランニングと切り返し
山本がボールを受けに行くのと同時に、DFの間を裏抜けのスプリント。
これで山本のパスを引き出し、トップスピードでPAに侵入できた。
あとは追いすがるDFを、鋭い切り返しで滑らせた時点で、勝負あり。
山本の前向きにボールを受けるターンの技術と、食野の前線への飛び出し。
好調の要因でもある、矢印を前に向ける意識が、結果に結びついた。
次節へ向けて
アンラッキーな判定もあったが、改めて課題が露呈した。
流れを変える切り札がいない。
選手交代でパワーを上げるどころか、勢いを止めてしまう。
特に交代カードのファーストチョイスとなっている、宇佐美と武蔵の不振。
レギュラー落ちして、控えでも活躍できないとなると
いよいよチームに居場所がなくなってしまう。
能力の高さに、疑いの余地はない。
急激に進化しているポヤトスガンバの中で、何とか存在価値を見せて欲しい。
次節はホーム湘南戦。
ガンバEXPOで満員となるであろうサポーターの前で、前回4失点の雪辱を果たす!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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