【弱者のメンタル】2023J1リーグ 第13節 浦和レッズ(A) レビュー

レビュー

先制しても、追いつかれただけで下を向く、相変わらずの負け犬根性。
判定の不利もあったが、反発力を見せるどころか、いつもの自滅で惨敗。

試合結果

スコア

 G大阪 vs 浦和 
13
1前半1
0後半2
23min ジェバリ得点者47min ショルツ
54min 大久保
59min 安居

スタメン

(選手交代) 63min宇佐美→武蔵、理仁→倉田、食野→杉山、83minアラーノ→石毛、黒川→三浦

  • GKを東口に代えてきた。何か変化をつけたいとの意図か。
  • アンカーはダワンではなく、理仁。
    直近の低調なプレーに反しての起用は、ポヤトスの信頼の高さがうかがえる。
  • 驚きはCBの福岡。三浦のコンディション不良か、序列の変化か、気になるところ。

試合内容

  • CBは名古屋戦に続き、三浦ではなく福岡を継続起用のサプライズ。
    チームの起爆剤としての起用に応え、この試合でも積極的なプレーを見せた。
    しかし、GK東口、アンカー理仁の起用は、完全に裏目。
  • 対する浦和は、不調のガンバが相手ということもあり、従来の「4-2-3-1」ではなく
    「4-4-2」をテスト。興梠とリンセンの2トップで入ってきた。
  • 浦和は、2トップの一人が理仁を、2ボランチが両IHをがっちりマークし
    ガンバのビルドアップの出口を潰しにかかる。
    ゲームの入りでリスクを冒したくないガンバも、ロングボールを多用し
    結果、浦和がボールを握る展開に。
    しかし浦和も、アタッキングサードまでは運べるが、興梠とリンセンの
    連携が良くなく、決定機まではいけない。
  • すると前半23分、先にガンバがゲームを動かす。
    右サイドのスローインから、半田が前線にロングボールを入れる。
    ジェバリの落としを、アラーノが拾って、ジェバリへ戻すと
    カットインから、ワンフェイクでショルツをかわし、右隅へ技ありのゴール!
  • 先制し勢いの出たガンバは、続く24分、34分と立て続けにチャンスを作り
    アラーノがシュートを撃つも、決めきれない。
    このままリードして前半を終わりたかったが41分、裏へ抜け出した興梠の折り返しを
    PA内で、福岡がスライディングでクリア。
    足に当たったボールが、跳ね返って手に当たったように見えたが、判定はまさかのPK。
    これをショルツに決められ、前半終了間際に追いつかれてしまう。
  • 浦和は後半頭から、大久保と伊藤を投入し、「4-2-3-1」へ戻すと
    大久保のドリブル突破で右サイドが活性化し、流れは一気に浦和へ。
    54分にはCKからのこぼれ球から、ショルツの浮き球のスルーパスを
    大久保が決めて逆転。

    58分には、東口が、またもやビルドアップで中途半端なパスミス。
    これをあっさり安居に決められ逆転。
  • 守備の固い浦和に2点リードされた時点で、今のガンバに為す術無し。
    選手交代も功を奏さず、浦和に余裕をもってボールを回され
    マイボールにすることもできず、あっさり敗戦。

採点

GK東口4緩慢なプレーでゲームを壊す。何回やんねん!
DF半田5沈むチームにあって、最後まで攻守に気を吐いた。
DF福岡5危ないプレーもあったが、闘志を前面に味方を鼓舞。
DFギョンウォン5前半は完璧に抑えたが、後半は相手に上回られた。
DF黒川4.5大久保を抑えられず、2失点目に絡む。
MFダワン5ボール持てず、守備に追われた。
MF理仁4ビルドアップに関与できず。守備も奪えず、粘れず。
MF宇佐美4.52ボランチに抑えこまれ、起点になれなかった。
FWアラーノ5ジェバリの先制点をアシスト。攻撃の起点に。
FWジェバリ5ショルツを翻弄し先制。後半もチャンスあったが。。
FW食野4.5序盤は仕掛けたが続かず、徐々に消えた。
FW→武蔵4.5途中交代のわりに運動量少なく、脅威になれず。
MF→倉田5ギアを上げて、反撃の時間は作った。
MF→杉山5半田との連携良く、右サイドを活性化。
FW→石毛時間短く評価無し。
FW→山見時間短く評価無し。
Cポヤトス4またも選手起用が裏目。そろそろ見極めが必要。

注目プレー

71分、ガンバの波状攻撃。
右ポケットを繰り返し狙い続け、最後はアラーノのスルーパスから、半田がシュート。

右サイドで、杉山とアラーノがボールを奪い返し、左サイドへ展開。

倉田を経由し、ダワンが前向きにボールを持つ。
この時点でダワンと、右サイドにいた杉山、アラーノ、半田の3人とで
右ポケットを攻略する共通意識が出来上がっていた。

まずダワンが、浮き球のスルーパスを右ポケットへ供給。
杉山がこれを感じて、スペースへ走り込んでおり、シュート。
これは浦和のDFにブロックされたが、こぼれ球をガンバが回収。

ボールを受けたアラーノは、再び右ポケットへスルーパス。
半田がこれを感じて、スペースへ走り込んでおり、強烈なシュート。
GK西川に阻止されたものの、スペースを動き出した3人目が使う
デザインされた攻撃が、垣間見られた瞬間。

次節へ向けて

ついに単独最下位に転落。
ビビッてロングボールを蹴りまくった結果、唯一の拠り所だったポゼッションも
浦和に大きく上回られ、何の積み上げも見せられず。
通常のシーズンであれば、とっくに解任されている酷いゲームだった。

ここまで結果がついてこないとは正直思わなかったが
それでも個人的には、解任は反対。
何度も繰り返すが、降格1枠の今季は、土台作りの最後のチャンス。
安易に監督を変えて、守備戦術で残留しても、結局来季に降格するだけ。
せめて折り返しの17節までは、ポヤトス体制の継続を希望。

ポヤトスも、もはや残された時間があまりないことは、理解しているだろう。
現時点で戦術にフィットできていない選手は、今日ではっきりしたはず。
ブレずに、ここまで積み上げてきた戦術を遂行できるメンバーで固定し
連携を上げて、ここから4試合、必勝態勢で臨む必要がある。

幸い、山本悠樹、福田の復帰も近そう。
ラヴィも、次節から戻ってくる。
横浜FM、新潟、福岡、FC東京と難敵は続くが、一つ勝てば状況も変わってくる。
ビビッてロングボールばっかり蹴るな!ボール保持にこだわり、相手を圧倒しろ!

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