【PKもダメ。。】2023ルヴァンカップ GS第5節 京都サンガ(H) レビュー

レビュー

それぞれ平等に与えられたPKのチャンス。
決めきった京都と、決められなかったガンバ。
この敗戦で、グループ2位に後退。GS突破に暗雲が立ち込める。

試合結果

スコア

 G大阪 vs 京都 
01
0前半1
0後半0
得点者19min 木下

スタメン

(選手交代) 57min江川→黒川、杉山→アラーノ、武蔵→ジェバリ、69minダワン→ラヴィ、76min福田→食野

  • CBコンビと、半田、ダワン以外は、週末のリーグ戦に備え、ターンオーバー。
  • ケガ明けの山本悠樹が、スタメン復帰となった。

試合内容

  • 京都は予想通りハイプレスを仕掛け、DFラインにプレッシャーをかけ
    ロングボールを蹴らせて、セカンドを回収する作戦。
  • すると前半早々に京都の狙いが的中。
    16分、セカンドを回収すると、右サイドから中央にクロス。
    佐藤がクリアしたボールが悠樹に当たり、再びPA内に戻ってしまう。
    あわててクリアしようとした佐藤が、谷内田を倒してしまい、不運なPK。
    これを木下が落ち着いて決め、京都が先制。
  • リードされたガンバだが、次第に京都のハイプレスにも慣れ
    DFラインからの対角のロングフィードと、後ろからのビルドアップを
    バランス良く使い分け、アタッキングサードへ侵入。
    特に杉山、悠樹、半田のコンビネーションが良く、右サイドを中心に
    ゲームを組み立てていく。
  • 35分には悠樹のスルーパスに半田、36分には江川のパスに宇佐美と
    積極的にDFラインの裏を狙うも、決定機は作れず。
    前半終了間際には、アンカーにポジションを移した悠樹が、GKからの
    ビルドアップから、右サイドへ大きく展開。
    そこから中央に戻して、最後は悠樹がミドルを狙うも、GK正面。
  • 後半に入っても、ガンバがボールを支配し、圧倒的に押し込む展開。
    すると51分、CKで佐藤が倒され、今度はガンバがPKのチャンス。
    どころが武蔵のシュートが中途半端で、GKにクリアされ
    同点に追いつく絶好のチャンスを逃してしまう。
  • これで試合の流れは、再び京都へ。
    焦るガンバは、黒川、アラーノ、ラヴィと主力を投入するも
    京都も3バックへ変更し、中盤の人数を増やして対応。
    前がかりになったガンバに、効果的にカウンターを繰り出し
    逆に京都が、決定機を何度も作る展開に。
    ガンバは、谷のスーパーセーブや、悠樹の必死のスライディングで
    追加点を阻止するのが精一杯。
    シュートは13本放ったが、決定機はほぼ作れないまま、ゲームセット。

採点

GK5.5終盤のピンチでスーパーセーブ。
DF半田5.5攻守に別次元。フル出場がリーグに影響しないか心配。
DF福岡5.5今や守備の要。ビルドアップに欠かせない働き。
DF佐藤5PK献上は痛恨。あとは安定していただけに。。
DF江川5タイミングのいい攻め上がりも見せたが、物足りない。
MF山本悠樹5.5多彩なパスで攻撃を組み立て。守備でも決定機阻止。
MFダワン5セットプレーで、ヘッドの強さを生かしたい。
MF宇佐美5守備でも奮闘し気持ち見せたが、結果が欲しい。
FW杉山5幅を取り起点となったが、縦に勝負できない。
FW武蔵4.5PKすら決めれず。完全に自信喪失。
FW福田5対面の福田を上回れず、精度を欠いた。
DF→黒川5.5攻撃では欠かせない。流れを作ったが。。
MF→アラーノ5速攻の起点となったが、結果につながらず。
FW→ジェバリ5セットプレー含め、クロスへの入りに怖さがない。
MF→ラヴィ5セカンド回収し、押し込む展開は作った。
MF→食野5積極的に仕掛けたが、勝負強さは発揮できず。
Cポヤトス5ゲームは支配したが。眠れぬ日々が続く。

注目プレー

前半終了間際の、アンカー悠樹からの、左右へのダイナミックな展開。

ポヤトスの理想とする攻撃の形が、明白にみられたシーン。

GKからのビルドアップで、福岡が持ち上がり、最初のラインを突破。
宇佐美とのパス交換から、アンカーの悠樹が前向きにボールを受ける。

この時点で、ガンバの攻撃陣は、5レーンに均等にポジションが取れている。
これに対し、京都は2ラインでブロックを形成し、中央を閉める。

アンカーの悠樹は、ワイドに開いたLWGの福田へ、ワンタッチで展開。
京都のブロックが左へスライドすると、福田は悠樹へ戻し
悠樹は、逆サイドに開いたRWGの杉山へ、これもワンタッチで素早く展開。
京都のブロックは、左右に揺さぶられる形となり、中央にギャップができる。

杉山から中央の宇佐美へ戻し、最後は悠樹がミドルを狙ったが
崩しきるところまではいかず、ゴールから距離があったため
それほど驚異のある攻撃とはならなかった。

課題は、やはりWGの仕掛け。
両WGが、1対1でもっと仕掛けられれば、京都のブロックが崩れ
より決定的な場面が作れるはず。

次節へ向けて

これで公式戦は1分8敗の、9戦勝利無し、と未だトンネルから抜け出せず。
5月は全敗と、勝点を1つも積み上げることができなかった。

ただ内容的には、本来のポゼッションサッカーを取り戻し
再び上昇の気配が戻ってきた。
特に山本悠樹の復調は、大きな収穫。
正確なワンタッチパスで、局面を変えるプレーが随所に見られた。

CBでポジションを掴んだ福岡、本来の輝きを見せ始めた半田と
逆襲のキーマンは揃いつつある。

課題は、攻撃陣。
未だに軸が定まらないWGと、決定力不足に喘ぐCFW。
夏の移籍期間が来るまでは、現状のメンバーの奮起に期待するしかない。

次節新潟線は、宇佐美が累積警告で出場停止。
代わりに起用が濃厚な石毛がキーマンとなる。
春先の勢いを取り戻し、真のラッキーボーイになれるか。

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