【久々の完敗】2023J1リーグ 第26節 コンサドーレ札幌(A) レビュー

レビュー

札幌の激しいプレスの前に、何もできず完敗。
調子に乗っていたチームとサポータは、鼻をへし折られた。
ただチームは、未だ発展途上。
敗因を分析し、来週のルヴァンQF突破へ必勝を期す。

試合結果

スコア

 G大阪 vs 札幌 
04
0前半1
0後半3
得点者13min スパチョーク
59min スパチョーク
89min キム ゴンヒ
92min 浅野

スタメン

(選手交代) 58min食野→倉田、66min高尾→中野、ラヴィ→佐藤、73minアラーノ→山見、ジェバリ→武蔵

  • やはりCBはローテーションしてきた。今日のコンビは、福岡とギョンウォン。
    RSBのスタメンは、高尾が死守。
  • 遂にメンバーから宇佐美の名前が消えた。前節の出来では致し方なし。
    負傷離脱していた倉田が、久しぶりのメンバー入り。

試合内容

  • 札幌の激しいマンツーマン守備に屈し、完敗。
  • 後半途中から3バックで修正を試みるも、1対1で上回られ、逆効果。
  • 最後は気持ちが切れて、シーズン序盤を思わせる、4失点大敗。
  • 立ち上がりは、お互い切替早く、激しく攻守が入れ替わる展開。
  • ただ札幌は、小柏とスパチョークのコンビネーションが良く、シュートまで行けるが
    ガンバはラストパスの精度が悪く、シュートまで行けない。
    攻撃の終わり方のまずさもあり、徐々に流れは札幌へ。
  • すると前半13分、小柏が左サイドのポケットに侵入。
    DFラインが下がったところで、マイナスの折り返しを受けたスパチョークが
    ゴール右隅を射抜く、見事なミドルシュートを決め先制。
  • これで札幌の、オールコートマンツーマン守備のギアが上がる。
    プレス回避のロングフィードも精度が無く、攻め手がないまま前半終了。
  • 後半立上り、丁寧なビルドアップから高尾がシュート、
    ショートカウンターから食野、と連続してチャンスを作るも、見せ場はこれだけ。
  • 逆に59分、駒井の突破をギョンウォンが倒し、ガンバの選手が一瞬止まったところ
    走り込んできた小柏にPAまで侵入され、こぼれ球をスパチョークが押し込み追加点。
    セルフジャッジした隙を突かれ、痛恨の失点。これで試合が決まってしまった。
  • あとはお決まりの、選手交代する毎のパワーダウン。
    特に食野の交代は早すぎた。
    途中から3バックにして、黒川、中野の両サイドを押し上げようとするが
    1対1で後手に回り、逆に押し込まれる始末。
    終了間際にも余計な2点を献上し、久しぶりの大敗。

採点

GK東口4.5ロングフィードの精度が今一つ。凡ミスからあわやの場面も。
DF高尾4.5裏を攻略され先制許す。良い攻撃参加もあったが。
DF福岡4.5ハイプレスに苦戦。守備もタイトに行けず。
DFギョンウォン4.5小柏を捕まえきれず。失点に絡み続けた。
DF黒川4.5Lフェルナンデスに押し込まれ、守備に忙殺された。
MFダワン4.5中盤のデュエルで上回られ、攻撃に出れず。
MFラヴィ4.52シャドーに、ライン間でやりたい放題やられた。
MF山本5.0何度も前線に飛び出し、スペースを作ろうとはしたが。
FWアラーノ5.0アタッキングサードでの、プレー精度が無かった。
FWジェバリ4.5宮澤に完敗。ゴール前でのコンビネーションも合わず。
FW食野5.5唯一キレのある動き。2度の決定機を決めていれば。
FW→倉田4.5ほぼ消えていた。食野と、存在感に雲泥の差。
DF→佐藤4.53バックは機能せず。ハンドでアシストのおまけつき。
DF→中野4.5ロスタイムの1対1は、打たないと。
FW→武蔵4.5最後のCKはフリーだった。決めないと。
FW→山見4.5裏のスペースを消され、ノーチャンス。
Cポヤトス4.5スタメン、交代選手、3バック、全て裏目。

注目プレー

後半50分、食野の決定機。

一つ前のプレーで、ガンバはビルドアップから
札幌のアタッキングサードに侵入し、高尾のシュートで終わることに成功。

その直後のプレー。
DFラインが中盤に付けた縦パスを、ラヴィが前向きにカット。
こぼれ球がそのままジェバリへの縦パスとなり、攻撃のスイッチが入る。

ジェバリが受けた時点で、山本、食野、ダワン、アラーノの4枚が
一斉にゴール前にスプリント。

ジェバリのフリックを受けた山本の前には、あわてて戻るCBの両脇にスペース。
食野とアラーノ、どちらに出しても決定機となる状態で、山本は左の食野を選択。
食野は中央にカットインしながら、右隅へシュートを放つも、惜しくも枠外へ。
せめて枠内に飛んでいれば、右からアラーノも詰めていただけに、悔やまれるシーン。

次節へ向けて

気持ちいいぐらいのボロ負け。

序盤は拮抗した展開だったが、今日はパスの精度が上がらない。
敵陣でのラストパスだけでなく、ロングフィード、ビルドアップと悉く繋がらず。
自分たちから、みすみす流れを手放してしまった印象。

グランドコンディションを言い訳したいところだが
局面でのデュエルで、後手に回ってしまったことも惨敗の要因。
明らかに、札幌の1トップ2シャードーに、動きの量と質で上回られてしまった。

ここまで内容、結果とも好調だったことで、どこかに弛みが出ていた可能性もある。
この敗戦で、目が覚めたはず。

来週は、唯一タイトルの可能性があるルヴァンカップ。
浦和レッズと、まずはミッドウィーク、ホームで激突する。
8年ぶりのタイトル奪還へ向け、まずは宿敵レッズを撃破せよ!

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