【有終の美】2024J1リーグ 第38節 サンフレッチェ広島(H) レビュー

レビュー

広島の逆転優勝の望みを打ち砕く、完勝。
自力で4位を確保し、来季は再びアジアの舞台に戻ってくる。

試合結果

スコア

G大阪vs広島
31
1前半0
2後半1
13min 坂本
81min 中谷
89min 坂本
得点者90+3min 加藤

スタッツ

G大阪広島
12
(10)
シュート数
(枠内)
19
(11)
2.21ゴール期待値2.1
283パス成功数296
52%ボール支配率48%
111.6走行距離(㎞)109.1
102スプリント回数102
出典:J STATs
  • シュート数では広島が上回ったが、枠内シュート、期待値はほぼ互角。
    決定力の差が、明暗を分けた。
  • 押し込まれる時間も長かったが、最終的には支配率でも上回った。

スタメン

(選手交代)73min山下→福田、78min山田→美藤、ウェルトン→アラーノ、90min鈴木→岸本、坂本→ジェバリ

  • 前節からメンバーの入れ替えは無し。

インプレッション

試合展開

  • 【印象】:S
    先制、中押し、ダメ押しと、見事な3発快勝。
    中盤のパスワークでも、互角に渡り合い
    昨年は完成度の違いを見せつけられた広島に、リベンジ成功。
  • 最近試合の入りが良いガンバ。
    押し気味にゲームを進めると、13分、CKの流れから
    坂本のワンタッチゴールで、幸先よく先制。

    その後も、ウェルトンが左サイドを蹂躙。
    カットインから、立て続けにゴールを狙うが、決められない。
  • 後半は、広島の猛攻。
    次々と交代カードを切り、ガンバゴールに襲い掛かると
    遂に71分、加藤にネットを揺らされるが、VARに救われる。
  • すると81分、今季何度もチームを救った中谷のゴールで突き放すと
    最後は坂本が、2桁達成となるトドメの一撃で、試合を決めた。

選手

GK一森6.0致命的なパスミスもご愛敬。今季のMVP。
DF半田5.5粘り強い守備で、サイドを封鎖。
DF中谷 6.5今日も決勝点。黄金の脚賞は文句なし。
DF福岡6.0制空権を掌握。ほぼノーミスで守り切った。
DF黒川5.5攻撃は自重し、守備で奮闘。
MF山下5.5WBの裏を狙い続け、脅威を与え続けた。
MFダワン6.0自慢のヘッドで、中谷の決勝弾をアシスト。
MF鈴木6.0巧みなポジショニングで、起点になり続けた。
FWウェルトン6.5中野を粉砕。あとは決定力だけ。
MF山田 6.0強度の高い守備で、先制の流れを呼び込む。
FW坂本 MOM7.02桁達成。名実ともに新エース襲名。
MF→福田5.5アグレッシブに仕掛け、流れを引き戻した。
MF→アラーノ時間短く評価無し。
MF→美藤時間短く評価無し。
MF→岸本時間短く評価無し。
MF→ジェバリ時間短く評価無し。
Cポヤトス6.0積み上げが結実。来季こそタイトルを!

来季へ向けて

内容、結果とも文句なしの快勝。
昨季エディオンで醜態をさらしたチームが
今季は、逆転優勝の望みを叩き潰し、リベンジ達成。
復活のシーズンを、見事勝利で締めくくった。

1対1で勝負できるWG、守備ラインを統率できるCBと
今季の補強は大成功。
当初目標の7位を大幅に上回り、見事ACL2の出場権を掴み獲った。

来季はポヤトス3期目。
今季は逃したタイトルを、本気で狙いに行くシーズンとなる。
来年こそ、10個目の星を掴み獲れ!

トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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