昨年王者を撃破し、5連勝!
まずは天王山3連戦の、初戦を取った。
首位の町田とは勝点差わずか2。タイトル争いに名乗りを挙げた。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 神戸 |
2 | - | 1 |
0 | 前半 | 0 |
2 | 後半 | 1 |
70min ウェルトン 85min OG | 得点者 | 91min 武藤 |
スタッツ
G大阪 | 神戸 | |
9 (7) | シュート数 (枠内) | 12 (10) |
0.34 | ゴール期待値 | 1.99 |
225 | パス成功数 | 286 |
48% | ボール支配率 | 52% |
105.0 | 走行距離(㎞) | 108.1 |
104 | スプリント回数 | 109 |
- スタッツ上は、ほぼ互角。
- ガンバは期待値0.34と、決定機は少なかったが、効率よく2得点。
逆に神戸は期待値1.99に対し、PAの1点どまりと、決定力を欠いた。
スタメン
(選手交代)34min山田→坂本、66minダワン→ラヴィ、宇佐美→ジェバリ、88min山下→松田、ウェルトン→アラーノ
- スタメンは前節から変更無し。
- ラヴィ、アラーノがメンバー復帰。
ベンチにCB不在の、攻めの采配再び。
試合内容
- ハイプレスの応酬で、目まぐるしい展開の好ゲーム。
- 19分、ロングスローから大迫に押し込まれるが、VARで取消。
ガンバはビルドアップのミスが多く、リズムに乗れない。 - 後半も、神戸の強度の高いプレスに苦しんでいたが
ラヴィとジェバリの投入で、流れが一変。
70分、ウェルトンが強烈なミドルを叩き込み、先制。
85分には、鈴木のCKから、クリアミスがOGとなり、追加点。
ロスタイムにPKで1点返されるも、逃げ切って、5連勝!
- 神戸は予想通りの、ハイライン、ハイプレス。
対するガンバも、引かずに負けじとハイプレスで応酬。
だが、先にペース握ったのは神戸。
黒川の背後を、O迫、武藤が身長差を生かして、徹底して狙ってくる。
すると19分、ロングスローからO迫に押し込まれるが
VARで、井出のブロックがファウルとなり、ゴール取消で命拾い。 - しかし、32分には山田が鈴木と交錯し、負傷退場。
その後も一森が、パスミスを連発し、立て続けにピンチを招くなど
なかなかリズムに乗れないまま、前半終了。 - 後半も、神戸の強度の高いプレスに手を焼き、ビルドアップがままならない。
ここでポヤトスは、宇佐美、ダワンに変え、ジェバリ、ラヴィを投入。
両者イエローをもらっており、連戦の影響も考慮しての交代だったが
結果これが大当たり。
ラヴィが中盤でボールを落ち着かせ、ジェバリも前線でキープできるため
坂本の切り替えの早さもあり、ここからガンバの波状攻撃。
70分には、クロスのこぼれ球を、ウェルトンが右隅へ叩き込むゴラッソ!
85分には、鈴木のCKを、山口がクリアミスでOGと、一気に突き放す。 - 神戸も、パトリッキを投入し、ロスタイムで武藤がPKで一点を返すも
反撃もここまで。勝負強さを見せつけたガンバが、破竹の5連勝達成。
採点
GK | 一森 | 6.0 | パスミスでリズム失うも、武藤の決定機阻止で帳消し。 |
DF | 半田 | 6.0 | ギリギリまで競って、OGを誘発。決勝点に貢献。 |
DF | 中谷 | 5.5 | O迫の先制弾は寄せきれずも、VARに救われた。 |
DF | 福岡 | 5.5 | 完封目前で、悔しいPK献上。そこまでは完璧だった。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 身長差で狙い目にされるも、攻撃時は好クロス連発。 |
FW | 山下 | 6.0 | 献身的なプレスバックで、守備にも奮闘。 |
MF | ダワン | 5.5 | 厳しい守備で中盤のフィルターに。連戦考慮し早退。 |
MF | 鈴木 | 6.5 | 抜群のポジショニングで、ピンチを未然に防ぐ。 |
FW | ウェルトン MOM | 7.0 | 左サイドを無双。最後は自らゴラッソで試合を決めた。 |
FW | 山田 | 5.0 | 序盤に接触プレーで膝を負傷。軽傷を祈る。 |
FW | 宇佐美 | 6.0 | 強烈ミドルを連発。悪くなかったが、連戦考慮し早退。 |
FW | →坂本 | 6.0 | デュエルで一歩も引けを取らず。次節はスタメン濃厚。 |
MF | →ラヴィ | 6.5 | さすがのキープ力。ボールを失わず、流れを引き戻す。 |
FW | →ジェバリ | 6.5 | 収まりの良さが戻ってきた。終盤のチームプレーは定番に。 |
DF | →松田 | - | 時間短く評価無し。 |
MF | →アラーノ | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 6.0 | 交代策が大当たり。5連勝で、前半戦3位ターン。 |
注目プレー
70分、波状攻撃からの、ウェルトンの先制点。
ポイントは3つ。
①坂本の鋭いカウンタープレス
②半田のパスカット
③半田とウェルトンの、スペースを作る動き
①自陣からのビルドアップ。
右サイドの山下から、ラヴィとつないで、前線の坂本へ。
ライン際で一旦はボールを奪われるが、切替早く、すぐに奪い返す。
②神戸の戻りが早く、速攻は失敗。
遅攻で組み立て直し、何度もゴールに迫るが、最後は神戸に奪い返される。
しかしビルドアップのパスを、半田が抜群の読みで、高い位置で奪い返す。
③ワイドの山下に展開。
坂本とジェバリはゴール前に入っていき、DFラインを押し下げる。
逆に半田とウェルトンは、PA内には入らず、DFライン手前のスペースを空ける。
このスペースを使い、半田が二次攻撃のクロス。
跳ね返りを、最後はウェルトンが、右隅へゴラッソを沈めた。
坂本、半田が、高い位置でボールを奪い返すことで、分厚い波状攻撃となり
スペースを作る動きから、半田のクロス、ウェルトンのゴラッソへと繋がった。
次節へ向けて
これでリーグ5連勝!
2位鹿島とは勝点で並び、首位町田とも勝点差は僅か2。
昨年の残留争いからチームは一変。見事、前半戦を3位でターン。
中谷も「7位以内ではなく、優勝。ACLはマスト」と、目標を上方修正。
山田、ウェルトンもヒーローインタビューで「優勝を目指す」と宣言。
ガンバが「いるべき場所」に帰ってきた。
後半戦は、実質10年振りに、タイトルを意識しての戦いとなる。
但し、目の前の敵に全集中する、一戦必勝スタイルは変わらない。
次節は、最も苦手とするアウェイ鹿島。
中3日での厳しい連戦となるが、チームは乗りに乗っている。
過度なリスペクトは不要。この勢いで、天王山の3連戦、全て勝つ!
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