一彩が、唐山が、ユース出身の若手2人が攻撃陣を牽引!
エース宇佐美から、青黒のDNAは脈々と受け継がれている。
相変わらず決定力に苦しんだが、見事勝ち切り、連敗ストップ。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 鳥栖 |
2 | - | 1 |
1 | 前半 | 1 |
1 | 後半 | 0 |
45+3min 坂本 90+9min 三浦 | 得点者 | 41min 長沼 |
スタッツ
G大阪 | 鳥栖 | |
28 (18) | シュート数 (枠内) | 11 (6) |
3.96 | ゴール期待値 | 0.61 |
547 | パス成功数 | 231 |
62% | ボール支配率 | 38% |
117.2 | 走行距離(㎞) | 118.1 |
109 | スプリント回数 | 105 |
- 今節もシュート20本越え。CKはなんと16本。。
- ゴール期待値は、3.96。はい、4点は取らなあかんかったね。
- 逆に相手には、期待値以上の得点を与える試合が続いている。
まだまだ守備の精度は、改善の余地あり。
スタメン
(選手交代)61min倉田→唐山、75min福岡→岸本、81min鈴木→ラヴィ、坂本→ジェバリ
- WGは唐山を温存。食野ではなく、倉田にチャンスを与える。
- ボランチは、やはりダワンを起用。ダワンの頭で、何とか点をもぎ取りたい。
試合内容
- 鳥栖が守備から入ってきたため、前半はガンバのハーフコートマッチ。
しかしチャンスを決めきれずにいると、ワンチャンスを長沼に決められる。
だが今年のガンバは下を向かない。前半ロスタイム、坂本が押し込み同点! - 後半は鳥栖が退場者を出し、さらにガンバの一方的な展開。
しかし撃てども撃てども決められず、諦めかけた試合終了直前
ジェバリの落としを、三浦が叩き込み、なんとか勝ち切った!
- 5連戦の最終戦。
連戦続きで中3日のガンバに対し、休養十分の鳥栖。
コンディション面では、圧倒的に鳥栖が優位と思われたが、意外な展開。
大量失点続きで、極度に失点を怖がったか、鳥栖がプレスを封印。
ミドルゾーンでブロックを敷き、守備優先の入りをしてきた。 - これでガンバは俄然戦いやすくなった。
ミドルサードまでは自由にボールを運べるので、鳥栖陣内でのハーフコートゲーム。
宇佐美が自在にパスを操り、ウェルトン、坂本がゴールに襲い掛かる。
セットプレーでは、三浦と福岡がクロスバーを叩き、いつ点が入ってもおかしくない展開。 - だがここで点が取り切れないと、いつもの展開。
なんでもないクロスに、福岡が三浦と被ってしまい、ガンバキラーの長沼に先制を許す。
だが連敗阻止に燃えるガンバも、ただでは引き下がらない。
前半終了間際に、若い堺屋のラフプレーでセットプレーを得ると
混戦から、坂本が押し込み、前半のうちに同点に追いつく。 - 後半に入ると、さすがに鳥栖も戦い方を修正。
前からのプレスも併用し、徐々にリズムをつかみ始める。
しかし、ここで坂本がゲームの流れを決定づけるビックプレーを魅せる。
相手の厳しいマークを鋭いターンで剥がすと、ウェルトンへロングカウンター一閃。
これにウェルトンが爆発的なスピードで抜け出すと
またもや焦った堺屋がPA手前で引きずり倒してしまい、DOGSOで退場。 - FKは宇佐美が枠に飛ばすも、朴のファインセーブに阻まれるが
数的有利となったガンバが、ここから怒涛の攻めを見せる。
右サイドを唐山、岸本のセットに代えたことも奏功し
ウェルトン、黒川の左サイドとあわせて、両サイドが鳥栖を圧倒。
鳥栖ゴールにシュートの雨を降らせるが、鳥栖も中央を固めて、最後の所はやらせない。 - ロスタイムも終盤、鳥栖が逃げ切るかと思われたが、最後に歓喜の瞬間が待っていた。
宇佐美のクロスを、大外で待っていたジェバリが胸で落とし、三浦が右足一閃。
ようやくゴールをこじ開け、5連戦最終戦で、ようやく勝点3を手にした。
採点
GK | 一森 | 6.0 | 終盤のビッグセーブでチームを救う。影のMVP。 |
DF | 福岡 | 4.5 | 同じミスを繰り返しては、プロに次は無い。 |
DF | 三浦 | 6.0 | 値千金の決勝弾!ポストに嫌われたが、ドンピシャヘッドも。 |
DF | 中谷 | 6.0 | さすがのカバーリング。数的優位と見るや、攻撃参加も。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 攻撃面の良さが出る展開。存分にかき回した。 |
FW | ウェルトン | 5.5 | 爆発的な加速で、新人SBをピッチから消し去る。 |
MF | ダワン | 5.5 | CK16本もあれば、1本ぐらい合いそうなもんやけど。。 |
MF | 鈴木 | 5.5 | 鳥栖が前から来なかったため、余裕をもって捌けた。 |
MF | 倉田 | 5.0 | 攻撃では良い飛び出しも見せたが、守備で下がりすぎ。 |
FW | 坂本 MOM | 6.5 | 1G1Aの大活躍。幻のファインゴールも。 |
FW | 宇佐美 | 6.0 | 高精度のクロス、フリーキックと精度は抜群。 |
FW | →唐山 | 6.5 | ポケットを狙い続け、決定機量産。序列を上げた。 |
DF | →岸本 | 6.0 | 唐山とのコンビで、右サイドを圧倒。流れをもたらした。 |
MF | →ラヴィ | - | 時間短く、評価無し。 |
FW | →ジェバリ | - | 時間短く、評価無し。 |
C | ポヤトス | 6.0 | 交代策がズバリ的中。ようやく報われた。 |
注目プレー
64分、坂本の幻のゴール。
ポイントは3つ。
①唐山の動き出し
②ダワンの正確な縦パス
③鈴木のダイレクトのスルーパス
④坂本のシュートスペースを作る動き
ダワンがハーフスペースでボールを受け、出しどころを探す。
鳥栖はきれいな2ラインでブロックを作り、スペースを消す。
①大外に張っていた唐山が、ポケットへ侵入を試みる。
②ダワンがこの動きに反応し、守備ラインの隙間に鋭い縦パスを打ち込む。
③唐山の動きは、SBがスライドしてスペースを消されたが
唐山は何とか鈴木へボールをはたき、もう一度動き直して、ポケットを狙う。
鈴木もこの動きに反応して、ダイレクトで裏のスペースへスルーパス。
④唐山がポケットを攻略した瞬間、坂本と宇佐美がゴール前にスプリント。
CBも慌ててゴール前を固めるが、ここで坂本がストライカーらしい動きを見せる。
PA内に入ったところで急減速し、CBとの間にシュートを打てるスペースを作る。
この動きを唐山が良く見て、スペースへマイナスのクロス。
ゴール左隅へ冷静に蹴り込んだが、残念ながら唐山の動き直しがオフサイド。
ゴールは認められなかったが、ガンバの新時代を担う若手が
息の合ったコンビネーションで、違いを見せてくれた。
次節へ向けて
良い内容のゲームはするものの、結果が付いてこなかったが
ロスタイム弾の劇的勝利で、4試合ぶりに待望の勝点3をゲット!
これで失いかけていた自信も取り戻し、チームにも勢いが戻ってくるはず。
次節はナショナルダービー、浦和レッズ。
昨年受けた、公式戦4戦全敗の屈辱を晴らす時が、早くもやってきた。
優勝候補と目されながら、調子の上がらない浦和。
降格候補と目されたが、まずまずの滑り出しのガンバ。
状況は対照的。
ケガ人も続々と復帰のめどが立ち始めている。
まずはゆっくり休んで連戦の疲労を回復させ、リベンジに向けしっかり準備してもらいたい。
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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