今年も惨敗。
恐るべし、鬼門味スタ。
守備陣は大量失点を繰り返し、攻撃陣は沈黙。
来季のポヤトス体制に暗雲が立ち込めてきた。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | F東京 |
0 | - | 3 |
0 | 前半 | 2 |
0 | 後半 | 1 |
得点者 | 37min 原川 43min Dオリベイラ 78min 俵積田 |
スタメン
(選手交代)55min倉田→ジェバリ、65minダワン→石毛、佐藤→福岡、72min食野→福田
- ジェバリを休ませる決断。
宇佐美のゼロトップとし、LWGには倉田。 - RSBは、高尾がスタメンを取り返す。
逆に中野はベンチ外と、厳しさを見せた。
試合内容
- 宇佐美、食野、倉田の3トップに、IHが絡んだ攻撃は、可能性は感じた。
ただ、相変わらずチャンスを決めきれない。 - 逆に、佐藤、ディエゴのCBコンビと、高尾のDF陣は、最悪の出来。
軽い対応で原川に先制されると、天敵と新人にも決められ、またも大量3失点。。
- 序盤はガンバペース。
宇佐美にボールが収まるので、2列目の選手が前向きにボールが持てる。
FC東京の両SBが高い位置を取るため、背後のスペースを使ってチャンスメイク。 - 20分、宇佐美が倉田とのレイオフから抜け出し、右ポストを掠めるシュート。
23分、倉田のパスを受けた食野がPAに侵入。倒されるも、PK貰えず。
27分、高尾のクロスを倉田が競ったこぼれ球を、宇佐美がダイレクトボレー。
31分、ゴールキックを倉田がヒールで落とし、黒川が持ち込んでシュート。
35分、ショートカウンターから山本がフリーの高尾に渡すも、ダイレクトで打てず。。 - チャンスを決めきれずにいると、お決まりの展開。
37分、Dオリベイラの空けたスペースを原川に使われ、CBが揃ってあっさり躱され失点。
43分には、焦りから前がかりになったところを、裏へ出された浮き球に
佐藤が被ってしまい、抜け出したDオリベイラに東口も躱され、立て続けに失点。
こいつに何回やられたら気が済むねん!(怒) - こうなると、6試合複数得点の取れていないチームは、あっさり戦意喪失。
後半は、FC東京のシュート練習。
一方的に攻め続けられ、78分には、新人の俵積田に高尾がぶち抜かれ、さらに失点。
前節の浦和に続き、守備が崩壊。2試合連続、大量3失点での惨敗。
採点
GK | 東口 | 4.5 | スーパーセーブも何度もあったが、結果的に3失点。 |
DF | 高尾 | 4.0 | 守れない、仕掛けられない、フリーでシュート打てない。 |
DF | 佐藤 | 4.0 | 軽い守備で、ゲームを壊した。この悔しさを成長の糧に。 |
DF | ギョンウォン | 4.0 | プレーが荒く、雑。助っ人の質ではない。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 何度突破しクロスを上げても、報われない。 |
MF | 山本 | 5.0 | 攻撃では違いを見せたが、守備でもっと制限をかけたい。 |
MF | ラヴィ | 5.0 | 両脇で起点を作られ、流れをつかめず。 |
MF | ダワン | 4.5 | ボールロスト多く、元気なし。早々に交代。 |
FW | 食野 | 5.5 | キレキレ。鋭いターンから突破もPK貰えず。ケガが心配。 |
FW | 宇佐美 | 5.0 | 収めて2列目へ配球。前への飛び出しも見せたが。 |
FW | 倉田 | 5.0 | 宇佐美、黒川との連携良く、左サイドを活性化。 |
FW | →ジェバリ | 5.0 | オフサイドながら、ネットは揺らした。復調間近。 |
MF | →石毛 | 5.0 | スペースへ動き回ったが、決定機は作れず。 |
DF | →福岡 | 4.5 | 早々に手を使いイエロー。パススピードも遅い。 |
FW | →福田 | 4.5 | 運動量はあるが、精度と連携が上がらない。 |
C | ポヤトス | 4.5 | このチームは、戦術浸透よりメンタル強化が先。。。 |
注目プレー
前半20分、倉田とのレイオフから、宇佐美の決定機。
最終ラインからのビルドアップ。
右サイドに開いた佐藤から、ラヴィがボールを引き出し、中央のダワンへ展開。
ここからフィニッシュまでの、流れるような一連の展開。
ポイントは3つ。
①宇佐美のレイオフ
DFを背負いながらボールを受けると、ワンタッチで倉田へ落とし
すぐに前方のスペースへスプリント。
マーカーの背後を取ることで、倉田のラストパスを引き出した。
②黒川のオーバーラップ
宇佐美が倉田へ展開し、攻撃のスイッチが入った瞬間に、猛然とライン際をオーバーラップ。
この動きでSBを引き付け、中央のスペースを作り出した。
③倉田の持ち上がりとラストパス
宇佐美から受けると、黒川の上りを確認しながら、左のハーフスペースへ持ちあがる。
SBは黒川に引き付けられ、仕方なくCBが左サイドへ引きずり出される。
ここで生まれたCB間のスペースへ、ラストパス。
DFラインを突破した宇佐美が放ったシュートは、惜しくも右ポストをかすめたが
全員が連動した、可能性を感じる攻撃を展開した。
この時間帯は、宇佐美がうまく前線でボールを収め、何度かチャンスを作れていただけに
先に1点取れていれば、ゲームの展開は大きく変わっていたはず。決定力不足に泣いた。
次節へ向けて
ポヤトス続投に黄信号がともる、ダメージの大きな連敗。
失点53はリーグワースト、3失点以上の大敗が8試合と、守備が崩壊。
だが、あまりに守備の立て直しにフォーカスしすぎるのも良くない。
ポヤトスの特徴は、あくまでボールポゼッションを高め、攻撃の時間を長くすること。
4-4-2のブロックで、ひたすら引いて守る、サンドバックサッカーはもう見たくない。
攻撃がフィニッシュまで行けないので、奪われてカウンターから失点しているだけ。
ブレずに、パスの精度と、スペースの共有の連携を上げていくとともに
即時奪回を徹底し、切替の強度を上げて、保持率を高めることにこだわるべき。
幸い、ここから2週間の中断期間に入る。
アラーノに続き、食野も負傷離脱と、ケガ人続出の苦しい状況だが
三浦がベンチに戻ってくるなど、明るいニュースもある。
この中断期間にコンディションを回復させ、悪い流れを断ち切りたい。
今年はあくまで土台作り。
ガンバといえばポゼッション。
ブレずに、ポヤトスと、大阪スタイルを取り戻す!
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