待ちに待った開幕戦。さっそく「7番」が躍動!
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 柏 |
2 | - | 2 |
0 | 前半 | 1 |
2 | 後半 | 1 |
49min 宇佐美 54min ダワン | 得点者 | 42min 片山 98min 細谷 |
スタメン
2023シーズンのガンバは、新システム「4-1-2-3」でスタート!
(選手交代) 64min山本悠樹→ラヴィ、食野→山見、79min武蔵→倉田、90minダワン→山本理仁、杉山→江川
- GKのスタメンは谷が勝ち取った!
- RSBは半田、アンカーはダワン、RWGは杉山がスタメン。
- ケガの情報があった武蔵だが、開幕に間に合った。ラヴィもベンチ入り。
試合内容
- お互い「4-1-2-3」のミラーゲーム。
どちらもボールを握りたいが、先に主導権を取ったのはガンバ。
選手がポジションを守りながら、ピッチを広く使ってボールを支配していく。 - 柏が前からプレスをかけてこないこともあり、ビルドアップがスムーズ。
コーナーキックからダワンが惜しいヘッドを放つなど押し気味に試合を進める。 - しかし先制は柏。42分、片山のロングスルーに細谷が抜け出し、ポケットから中へ折り返し。悠樹のクリアが中途半端になったところを、詰めていた片山がゴール左隅へ叩き込む。
- リードを許したガンバだが、今年のガンバは下を向かない。
49分、悠樹→ダワンと中へつないで、宇佐美へ。4人に囲まれながら、ドリブルで抜け出し、キーパーの股下を射抜いて同点弾。
54分には、食野のヒールから黒川がサイドを突破しクロス。武蔵の落としを、ダワンがミドル。これをキーパーが痛恨のファンブルで逆転。 - その後も交代で入った、ラヴィ、山見が動きのいいところを見せ、ゲームの主導権を渡さない。
そのまま終盤の85分、高尾と江川を準備してゲームを終わらせにかかったところで落とし穴が。。 - ダワンが足をつったため、急遽交代を変更。理仁と江川を入れて5バックで守り切る策に。
こうなると守り切るのが大の苦手のガンバは、案の定95分に武藤のパスから抜け出した細谷をギョンウォンが倒してPK。これを細谷に決められ、ドロー。
採点
GK | 谷 | 5.5 | 開幕スタメンを勝ち取る。2失点はノーチャンス。 |
DF | 半田 | 5 | J1デビュー。やや遠慮があったか。 |
DF | 三浦 | 5.5 | 杉山へ好フィードを連発。守備も安定。 |
DF | ギョンウォン | 4.5 | 終了間際、痛恨のPK献上。 |
DF | 黒川 | 6 | 左サイドを制圧。守備でも決定機を阻止。 |
MF | 山本悠樹 | 5 | 失点につながるクリアミス。 |
MF | ダワン MOM | 6.5 | 攻守に躍動。ビルドアップも円滑。 |
MF | 宇佐美 | 6 | 有言実行の背番号7。頼りになる主将。 |
FW | 杉山 | 5 | 悠樹とのコンビでいい崩しを見せた。 |
FW | 武蔵 | 5.5 | 良く収めた。ダワンの2点目も起点に。 |
FW | 食野 | 5.5 | 要所でのドリブルが効いていた。 |
MF | →ラヴィ | 5 | さすがの安定感。やはりアンカー向き。 |
FW | →山見 | 5.5 | 終盤シュートを連発。1点取れば。。 |
FW | →倉田 | 5 | 限られた時間で奮闘。シュートチャンスも。 |
MF | →山本理仁 | ー | 時間短く評価なし。 |
DF | →江川 | ー | 時間短く評価なし。 |
C | ポヤトス | 6 | 有言実行の保持率60%。交代は△。 |
注目プレー
ダワンの2点目への起点となった、左サイドの崩し。
ギョンウォンがボールを持った時に、
「サイドにいた食野がハーフレーンに落ちる動き」と
それを感じた「黒川のオーバーラップ」が見事に連動。
食野のヒールの落としを、黒川が受けてそのままサイドをオーバーラップ。
一気に柏の3枚を置き去りにして左サイドを攻略。
黒川のクロスを武蔵が落として、上がっていったダワンのミドル。
開幕戦から、整理されたポジショナルプレーからの、連動した崩しを披露した。
次節へ向けて
ロスタイムの失点で勝点1に終わったが、今年の方向性が見えた、価値ある開幕戦だった。
特に支配率が59%と、ボールを支配するゲーム運びができたのが大きい。
またシュート11本、2得点と、得点力不足も解消に向かいそう。
まだまだパススピードや、正確性に課題は残るが、試合を重ねて連携が向上していけば、徐々に改善されるはず。
次節は、開幕戦を1-5とまさかの大敗を喫した鳥栖をホームに迎え撃つ。
調子の上がらない相手を叩いて、シーズン初勝利を!
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