札幌の激しいプレスの前に、何もできず完敗。
調子に乗っていたチームとサポータは、鼻をへし折られた。
ただチームは、未だ発展途上。
敗因を分析し、来週のルヴァンQF突破へ必勝を期す。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 札幌 |
0 | - | 4 |
0 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 3 |
得点者 | 13min スパチョーク 59min スパチョーク 89min キム ゴンヒ 92min 浅野 |
スタメン
(選手交代) 58min食野→倉田、66min高尾→中野、ラヴィ→佐藤、73minアラーノ→山見、ジェバリ→武蔵
- やはりCBはローテーションしてきた。今日のコンビは、福岡とギョンウォン。
RSBのスタメンは、高尾が死守。 - 遂にメンバーから宇佐美の名前が消えた。前節の出来では致し方なし。
負傷離脱していた倉田が、久しぶりのメンバー入り。
試合内容
- 札幌の激しいマンツーマン守備に屈し、完敗。
- 後半途中から3バックで修正を試みるも、1対1で上回られ、逆効果。
- 最後は気持ちが切れて、シーズン序盤を思わせる、4失点大敗。
- 立ち上がりは、お互い切替早く、激しく攻守が入れ替わる展開。
- ただ札幌は、小柏とスパチョークのコンビネーションが良く、シュートまで行けるが
ガンバはラストパスの精度が悪く、シュートまで行けない。
攻撃の終わり方のまずさもあり、徐々に流れは札幌へ。 - すると前半13分、小柏が左サイドのポケットに侵入。
DFラインが下がったところで、マイナスの折り返しを受けたスパチョークが
ゴール右隅を射抜く、見事なミドルシュートを決め先制。 - これで札幌の、オールコートマンツーマン守備のギアが上がる。
プレス回避のロングフィードも精度が無く、攻め手がないまま前半終了。 - 後半立上り、丁寧なビルドアップから高尾がシュート、
ショートカウンターから食野、と連続してチャンスを作るも、見せ場はこれだけ。 - 逆に59分、駒井の突破をギョンウォンが倒し、ガンバの選手が一瞬止まったところ
走り込んできた小柏にPAまで侵入され、こぼれ球をスパチョークが押し込み追加点。
セルフジャッジした隙を突かれ、痛恨の失点。これで試合が決まってしまった。 - あとはお決まりの、選手交代する毎のパワーダウン。
特に食野の交代は早すぎた。
途中から3バックにして、黒川、中野の両サイドを押し上げようとするが
1対1で後手に回り、逆に押し込まれる始末。
終了間際にも余計な2点を献上し、久しぶりの大敗。
採点
GK | 東口 | 4.5 | ロングフィードの精度が今一つ。凡ミスからあわやの場面も。 |
DF | 高尾 | 4.5 | 裏を攻略され先制許す。良い攻撃参加もあったが。 |
DF | 福岡 | 4.5 | ハイプレスに苦戦。守備もタイトに行けず。 |
DF | ギョンウォン | 4.5 | 小柏を捕まえきれず。失点に絡み続けた。 |
DF | 黒川 | 4.5 | Lフェルナンデスに押し込まれ、守備に忙殺された。 |
MF | ダワン | 4.5 | 中盤のデュエルで上回られ、攻撃に出れず。 |
MF | ラヴィ | 4.5 | 2シャドーに、ライン間でやりたい放題やられた。 |
MF | 山本 | 5.0 | 何度も前線に飛び出し、スペースを作ろうとはしたが。 |
FW | アラーノ | 5.0 | アタッキングサードでの、プレー精度が無かった。 |
FW | ジェバリ | 4.5 | 宮澤に完敗。ゴール前でのコンビネーションも合わず。 |
FW | 食野 | 5.5 | 唯一キレのある動き。2度の決定機を決めていれば。 |
FW | →倉田 | 4.5 | ほぼ消えていた。食野と、存在感に雲泥の差。 |
DF | →佐藤 | 4.5 | 3バックは機能せず。ハンドでアシストのおまけつき。 |
DF | →中野 | 4.5 | ロスタイムの1対1は、打たないと。 |
FW | →武蔵 | 4.5 | 最後のCKはフリーだった。決めないと。 |
FW | →山見 | 4.5 | 裏のスペースを消され、ノーチャンス。 |
C | ポヤトス | 4.5 | スタメン、交代選手、3バック、全て裏目。 |
注目プレー
後半50分、食野の決定機。
一つ前のプレーで、ガンバはビルドアップから
札幌のアタッキングサードに侵入し、高尾のシュートで終わることに成功。
その直後のプレー。
DFラインが中盤に付けた縦パスを、ラヴィが前向きにカット。
こぼれ球がそのままジェバリへの縦パスとなり、攻撃のスイッチが入る。
ジェバリが受けた時点で、山本、食野、ダワン、アラーノの4枚が
一斉にゴール前にスプリント。
ジェバリのフリックを受けた山本の前には、あわてて戻るCBの両脇にスペース。
食野とアラーノ、どちらに出しても決定機となる状態で、山本は左の食野を選択。
食野は中央にカットインしながら、右隅へシュートを放つも、惜しくも枠外へ。
せめて枠内に飛んでいれば、右からアラーノも詰めていただけに、悔やまれるシーン。
次節へ向けて
気持ちいいぐらいのボロ負け。
序盤は拮抗した展開だったが、今日はパスの精度が上がらない。
敵陣でのラストパスだけでなく、ロングフィード、ビルドアップと悉く繋がらず。
自分たちから、みすみす流れを手放してしまった印象。
グランドコンディションを言い訳したいところだが
局面でのデュエルで、後手に回ってしまったことも惨敗の要因。
明らかに、札幌の1トップ2シャードーに、動きの量と質で上回られてしまった。
ここまで内容、結果とも好調だったことで、どこかに弛みが出ていた可能性もある。
この敗戦で、目が覚めたはず。
来週は、唯一タイトルの可能性があるルヴァンカップ。
浦和レッズと、まずはミッドウィーク、ホームで激突する。
8年ぶりのタイトル奪還へ向け、まずは宿敵レッズを撃破せよ!
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