前半戦の振り返り
ここまで苦しむとは、想定外だった。
リーグ戦、序盤は安い失点が止まらず、第7節の川崎戦でようやく初勝利。
ほっとしたのも束の間、極度の得点力不足に陥り、5連敗を含む7戦勝利無し。
通常のシーズンであれば、間違いなく監督解任だったが
降格1チームの特例シーズンだったことが幸い。
続投が吉と出て、徐々に戦術も浸透、3連勝で前半戦を締めくくった。
チーム成績
Jリーグ
- 15位 勝点16
- 4勝4分9敗 得点21 失点33 得失点差-12
H 2勝3分3敗 得点11 失点11 得失点差0
A 2勝1分6敗 得点10 失点22 得失点差-12 - 得点21 → 10位
失点33 → 17位
ポゼッション53.1% → 5位
前半戦は、とにかく苦しんだ。
まずはネガティブ要因から。
- 引分挟んで6連敗。一時は単独最下位に沈む。
横浜M戦では、前代未聞の応援ボイコット騒ぎ。 - 33失点はリーグワースト2位。4失点の惨敗が、すでに3試合。
- 「4-3-3」に固執する割に、本職のWGがいない。
- CFWが絶対的に足りない。
- GKは併用策が裏目。東口、谷ともに絶不調。
- 宇佐美、食野、武蔵と一桁背番号変更組が、全員定位置つかめず。
- CBの代表コンビが、軽い失点止まらず、前半戦で定位置失う。
とくにWG問題は深刻。
RWGは杉山、中村、LWGは、食野、山見、福田と、候補はいるが
全員中途半端で、誰も定位置を掴むに至っていない。
結局、アラーノ、倉田と、IHが主戦場の選手で何とかやりくりする始末。
成長を待つのか、夏の移籍市場で補強をするのか、ポヤトスの決断は如何に。
逆にポジティブ要因はこんな感じ。
- ジェバリ、ラヴィと、助っ人は大当たり。
- 福岡、佐藤のCBコンビが急成長。
- ポゼッションは53.1%と、ボールを握るスタイルが浸透。
助っ人外国人は、近年まれにみる大当たり。
新戦力のラヴィ、ジェバリは、文句なしにワールドクラス。
この2人にダワン、アラーノを加えた、外国人カルテットは強力。
CBは、佐藤が急成長をみせ、うれしい誤算。
三浦、ギョンウォンの代表コンビからスタメンを奪ったが、無念の負傷離脱。
後半戦は、三浦の巻き返しに期待。
またポゼッション50%超が11試合と、主導権を握れる試合が増えた。
去年までのサンドバックサッカーと違い、ワクワクする試合を魅せてくれている。
ルヴァンカップ
- GS 1位通過 勝点10
- 3勝1分2敗 得点8 失点4
H 1勝1分1敗 得点4 失点2
A 2勝1敗 得点4 失点2
ルヴァンカップは、最後にピンクを撃破。
GS1位通過で、PS進出を決めた。
本来であれば、若手に経験を積ませる大会であるが
新しいスタイルの浸透を優先し、ターンオーバーは最小限に抑えた。
結果、順調に勝点は伸ばせたが、控えの底上げにはつながらず。
これが天皇杯敗退の一因にもなったか。
天皇杯
- 2回戦敗退
格下のJFL相手に、攻撃の糸口すらつかめず、屈辱の初戦敗退。
控えの層の薄さを露呈した。夏場の選手の入れ替えは必須。
選手成績
前半戦のファーストチョイス
前半戦、出場時間基準でのメインスカッド。
GK、両CB、LWGで序列が変わった。
IHも、山本悠樹が欠かせない存在になりつつある。
宇佐美は、LWGの方がしっくりくる気はするが。。。
ランキング
【ゴール】
- 4点 ジェバリ、アラーノ
- 3点 宇佐美、ダワン
【アシスト】
- 4本 ダワン
- 3本 アラーノ
- 2本 ジェバリ、石毛
【出場時間】
- 黒川 1,439分(85分)
- アラーノ 1,331分(78分)
- 半田 1,311分(77分)
【スタメン】
- 16 黒川、アラーノ
- 15 半田
- 14 ラヴィ、ダワン
アラーノが獅子奮迅の活躍。文句なしの前半戦MVP。
本職はIHにもかかわらず、WGで奮闘。偽9番もこなした。
ポジション別成績
GK
- 東口 セーブ 3.32 守備 10.04 パス 2.88 出場 7
- 谷 セーブ 2.54 守備 19.83 パス 5.14 出場 10
セーブ技術に優れた東口が、一歩リード。
CB
- 三浦 守備 32.88 奪取 108.45 パス 16.25 出場 15
- 福岡 守備 19.03 奪取 62.78 パス 7.23 出場 10
- ギョンウォン 守備 17.32 奪取 68.83 パス 9.34 出場 8
- 佐藤 守備 12.87 奪取 41.08 パス 2.89 出場 4
- 江川 守備 12.35 奪取 44.12 パス 4.07 出場 7
序盤は三浦がDFリーダーとして引っ張ったが
福岡、佐藤コンビに変えて3連勝。
SB
- 黒川 ドリブル 1.87 クロス 7.83 守備 22.38 出場 17
- 半田 ドリブル 0.74 クロス 1.09 守備 17.94 出場 16
黒川が攻撃型、半田が守備型の特徴が出ている。
アンカー
- ラヴィ 奪取 271.14 パス 22.71 出場 16
- 山本理人 奪取 17.98 パス 2.93 出場 10
ラヴィが君臨。ボール奪取はリーグ3位、パスもリーグ12位と圧巻。
IH
- 宇佐美 攻撃 22.92 パス 16.09 シュート 11.69 出場 13
- ダワン 攻撃 15.77 パス 15.77 シュート 14.02 出場 17
- 山本悠樹 攻撃 8.88 パス 8.39 シュート 3.32 出場 9
- 石毛 攻撃 6.91 パス 5.26 シュート 5.44 出場 10
数字上は宇佐美の能力の高さが際立つも
今のファーストチョイスは、ダワンと山本悠樹のコンビ。
WG
- アラーノ 攻撃 35.00 ドリブル 4.32 クロス 7.11 出場 16
- 山見 攻撃 8.80 ドリブル 2.80 クロス 2.56 出場 9
- 杉山 攻撃 8.23 ドリブル 1.93 クロス 2.15 出場 8
- 福田 攻撃 5.36 ドリブル 0.36 クロス 0.53 出場 8
- 倉田 攻撃 5.03 ドリブル 0.62 クロス 0.62 出場 7
- 食野 攻撃 4.60 ドリブル 1.47 クロス 0.00 出場 11
アラーノ以外はドングリの背比べ。
プレースタイルがWGではない選手が多いことも、数字に表れている。
CFW
- ジェバリ 攻撃 20.69 シュート 18.81 パスレシーブ 27.39 出場 14
- 武蔵 攻撃 5.87 シュート 10.13 パスレシーブ 10.31 出場 12
ジェバリがついに覚醒。
逆に武蔵が絶不調。ジェバリの控えがいない。
出典「Date Stadium」
後半戦へ向けて
未だ降格圏内から抜け出せてはいないものの
終盤の3連勝で、雰囲気がポジティブに一変。
8試合ぶりのダービー勝利で、さらに活気が出てきている。
後半戦、最大の山場は、19節からの横浜FC、京都、柏の、下位との直接対決。
ここで3連勝できれば、一気に安全圏まで上がっていける。
早々に残留争いから抜け出し、来季を見据えたチーム作りに専念したい。
またPS進出したルヴァンカップも、大きな楽しみ。
8年ぶりのとなる、10個目のタイトル獲得も期待したい。
今年の目標は、この3つ!
①最低限「J1残留」②「スタイル浸透」③「ルヴァン タイトル獲得」
できれば③が叶えられますように。。。
トレーニングで、ガンバユニが似合う身体を手に入れよう!
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