【生みの苦しみ】2023シーズン 中間レビュー

チーム

前半戦の振り返り

ここまで苦しむとは、想定外だった。
リーグ戦、序盤は安い失点が止まらず、第7節の川崎戦でようやく初勝利。
ほっとしたのも束の間、極度の得点力不足に陥り、5連敗を含む7戦勝利無し。
通常のシーズンであれば、間違いなく監督解任だったが
降格1チームの特例シーズンだったことが幸い。
続投が吉と出て、徐々に戦術も浸透、3連勝で前半戦を締めくくった。

チーム成績

Jリーグ

  • 15位  勝点16
  • 4勝4分9敗  得点21 失点33 得失点差-12
    H 2勝3分3敗 得点11 失点11 得失点差0
    A 2勝1分6敗 得点10 失点22 得失点差-12
  • 得点21 → 10位
    失点33 → 17位
    ポゼッション53.1% → 5位

前半戦は、とにかく苦しんだ。
まずはネガティブ要因から。

  • 引分挟んで6連敗。一時は単独最下位に沈む。
    横浜M戦では、前代未聞の応援ボイコット騒ぎ。
  • 33失点はリーグワースト2位。4失点の惨敗が、すでに3試合。
  • 「4-3-3」に固執する割に、本職のWGがいない。
  • CFWが絶対的に足りない。
  • GKは併用策が裏目。東口、谷ともに絶不調。
  • 宇佐美、食野、武蔵と一桁背番号変更組が、全員定位置つかめず。
  • CBの代表コンビが、軽い失点止まらず、前半戦で定位置失う。

とくにWG問題は深刻。
RWGは杉山、中村、LWGは、食野、山見、福田と、候補はいるが
全員中途半端で、誰も定位置を掴むに至っていない。
結局、アラーノ、倉田と、IHが主戦場の選手で何とかやりくりする始末。
成長を待つのか、夏の移籍市場で補強をするのか、ポヤトスの決断は如何に。

逆にポジティブ要因はこんな感じ。

  • ジェバリ、ラヴィと、助っ人は大当たり。
  • 福岡、佐藤のCBコンビが急成長。
  • ポゼッションは53.1%と、ボールを握るスタイルが浸透。

助っ人外国人は、近年まれにみる大当たり。
新戦力のラヴィ、ジェバリは、文句なしにワールドクラス。
この2人にダワン、アラーノを加えた、外国人カルテットは強力。

CBは、佐藤が急成長をみせ、うれしい誤算。
三浦、ギョンウォンの代表コンビからスタメンを奪ったが、無念の負傷離脱。
後半戦は、三浦の巻き返しに期待。

またポゼッション50%超が11試合と、主導権を握れる試合が増えた。
去年までのサンドバックサッカーと違い、ワクワクする試合を魅せてくれている。

ルヴァンカップ

  • GS 1位通過 勝点10 
  • 3勝1分2敗 得点8 失点4
    H 1勝1分1敗 得点4 失点2
    A 2勝1敗  得点4 失点2

ルヴァンカップは、最後にピンクを撃破。
GS1位通過で、PS進出を決めた。

本来であれば、若手に経験を積ませる大会であるが
新しいスタイルの浸透を優先し、ターンオーバーは最小限に抑えた。
結果、順調に勝点は伸ばせたが、控えの底上げにはつながらず。
これが天皇杯敗退の一因にもなったか。

天皇杯

  • 2回戦敗退

格下のJFL相手に、攻撃の糸口すらつかめず、屈辱の初戦敗退。
控えの層の薄さを露呈した。夏場の選手の入れ替えは必須。

選手成績

前半戦のファーストチョイス

前半戦、出場時間基準でのメインスカッド。

GK、両CB、LWGで序列が変わった。
IHも、山本悠樹が欠かせない存在になりつつある。
宇佐美は、LWGの方がしっくりくる気はするが。。。

ランキング

【ゴール】

  • 4点  ジェバリ、アラーノ
  • 3点  宇佐美、ダワン

【アシスト】

  • 4本  ダワン
  • 3本  アラーノ
  • 2本  ジェバリ、石毛

【出場時間】

  • 黒川  1,439分(85分)
  • アラーノ  1,331分(78分)
  • 半田  1,311分(77分)  

【スタメン】

  • 16  黒川、アラーノ
  • 15  半田
  • 14  ラヴィ、ダワン

アラーノが獅子奮迅の活躍。文句なしの前半戦MVP。
本職はIHにもかかわらず、WGで奮闘。偽9番もこなした。

ポジション別成績

GK 

  1. 東口  セーブ 3.32  守備 10.04  パス 2.88  出場 7
  2. 谷   セーブ 2.54  守備 19.83  パス 5.14  出場 10

セーブ技術に優れた東口が、一歩リード。

CB

  1. 三浦  守備 32.88  奪取 108.45  パス 16.25  出場 15
  2. 福岡  守備 19.03  奪取 62.78  パス 7.23  出場 10
  3. ギョンウォン  守備 17.32  奪取 68.83  パス 9.34  出場 8
  4. 佐藤  守備 12.87  奪取 41.08  パス 2.89  出場 4
  5. 江川  守備 12.35  奪取 44.12  パス 4.07  出場 7

序盤は三浦がDFリーダーとして引っ張ったが
福岡、佐藤コンビに変えて3連勝。

SB

  • 黒川  ドリブル 1.87  クロス 7.83  守備 22.38  出場 17
  • 半田  ドリブル 0.74  クロス 1.09  守備 17.94  出場 16

黒川が攻撃型、半田が守備型の特徴が出ている。

アンカー

  1. ラヴィ  奪取 271.14  パス 22.71  出場 16
  2. 山本理人  奪取 17.98  パス 2.93  出場 10

ラヴィが君臨。ボール奪取はリーグ3位、パスもリーグ12位と圧巻。

IH

  1. 宇佐美  攻撃 22.92  パス 16.09  シュート 11.69  出場 13
  2. ダワン  攻撃 15.77  パス 15.77  シュート 14.02  出場 17
  3. 山本悠樹  攻撃 8.88  パス 8.39  シュート 3.32  出場 9
  4. 石毛  攻撃 6.91  パス 5.26  シュート 5.44  出場 10

数字上は宇佐美の能力の高さが際立つも
今のファーストチョイスは、ダワンと山本悠樹のコンビ。

WG

  1. アラーノ  攻撃 35.00  ドリブル 4.32  クロス 7.11  出場 16
  2. 山見  攻撃 8.80  ドリブル 2.80  クロス 2.56  出場 9
  3. 杉山  攻撃 8.23  ドリブル 1.93  クロス 2.15  出場 8
  4. 福田  攻撃 5.36  ドリブル 0.36  クロス 0.53  出場 8
  5. 倉田  攻撃 5.03  ドリブル 0.62  クロス 0.62  出場 7
  6. 食野  攻撃 4.60  ドリブル 1.47  クロス 0.00  出場 11

アラーノ以外はドングリの背比べ。
プレースタイルがWGではない選手が多いことも、数字に表れている。

CFW

  1. ジェバリ  攻撃 20.69  シュート 18.81  パスレシーブ 27.39  出場 14
  2. 武蔵  攻撃 5.87  シュート 10.13  パスレシーブ 10.31  出場 12

ジェバリがついに覚醒。
逆に武蔵が絶不調。ジェバリの控えがいない。

出典「Date Stadium」

後半戦へ向けて

未だ降格圏内から抜け出せてはいないものの
終盤の3連勝で、雰囲気がポジティブに一変。
8試合ぶりのダービー勝利で、さらに活気が出てきている。

後半戦、最大の山場は、19節からの横浜FC、京都、柏の、下位との直接対決。
ここで3連勝できれば、一気に安全圏まで上がっていける。
早々に残留争いから抜け出し、来季を見据えたチーム作りに専念したい。

またPS進出したルヴァンカップも、大きな楽しみ。
8年ぶりのとなる、10個目のタイトル獲得も期待したい。

今年の目標は、この3つ!
①最低限「J1残留」②「スタイル浸透」③「ルヴァン タイトル獲得」
できれば③が叶えられますように。。。

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