横浜FCのゴールには、ゴールポストとクロスバーという鉄壁のDFが控えていた。
27本のシュートを浴びせ続けるも、追加点が奪えず。
勝ち点2を逃した。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 横浜C |
1 | - | 1 |
1 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 0 |
13min 宇佐美 | 得点者 | 43min ンドカ |
スタメン
(選手交代) 69min杉山→山見、76min半田→高尾、87minダワン→山本理仁
- 出場停止のギョンウォンに代わり、好調の福岡がスタメンに抜擢。
- 石毛が体調不良でベンチ外。宇佐美が5試合ぶりのスタメン復帰。
- WGは杉山がスタメン。アラーノはLWGでのスタート。
試合内容
- ボール支配率では、両チームともリーグ上位だが、お互い結果が伴わない、似た者対決。
どちらがボールを握るかが注目だったが、蓋を開ければ、立ち上り早々のCKでヒヤリとするも、その後は一方的なガンバペース。
横浜FCは、引いてブロックを形成するが、ボールホルダーへの寄せが甘く、ガンバは自由にボールが持てる。セカンドもガンバが回収し、完全なハーフコートマッチ。
あー、ガンバも去年まではこんなサッカーしてたなぁ、と妙な感傷に浸る。 - すると前半13分、早くもゲームが動く。
相手スローインをアラーノがカット。
そのままタッチライン際を駆けあがり、ポケットまで一気に侵入し、マイナスの折り返し。
これをジェバリがDFを引き付けてスルー。
背後から走りこんだ宇佐美が、右隅へ丁寧に流し込み先制! - この後もガンバの一方的な展開。
RWGの杉山が幅を取り、ハーフスペースを半田と宇佐美が自由に使ってチャンスメイク。
何度も決定機を作り出し、いつ追加点が入ってもおかしくない状況。
余裕の出たガンバは、徐々にプレーが雑になり始める。
追加点が奪えないままでいると、徐々に流れは横浜へ。 - 左サイドの山下が、スピードを生かして再三仕掛けを見せると、28分には半田を振り切り
クロスを小川が収めてシュート。これで完全に横浜がリズムをつかむ。
32分には、バイタルでフリーとなった小川が、右隅へ強烈なミドルがポストを直撃。
そして43分、CKをンドカに強烈なヘッドを決められ、同点。 - 後半に入りネジを締めなおしたガンバは、切り替えの強度を上げ、再び流れを取り戻す。
奪ったボールは、宇佐美が左右に大きく展開し、ピッチを広く使ってチャンスメイク。
50分には、宇佐美のパスをジェバリが落とし、ダワンがシュート。
72分には、RSBの裏に抜けたアラーノのクロスを、ジェバリがシュート。
だが、いずれもGKブローダーセンの好守にはばまれる。 - 横浜は2トップに変更し、前線の圧力を強めて流れを引き寄せようとするが
ガンバも、山見、高尾を続けて投入し、サイドを活性化。
ここからガンバの決定機祭りの幕開け。
バイタルでボールを持てるようになった宇佐美が、シュートを次々と浴びせるも
3本連続でクロスバーとポストに弾き返されるという、信じられないツキの無さ。
ロスタイムには、山見のシュートもポストに嫌われ、追加点が取れないままタイムアップ。
勝点2を落とす結果となってしまった。
採点
GK | 谷 | 5.5 | 小川のシュートを頭で弾き出す。脳震盪が心配。 |
DF | 半田 | 5 | 山下のスピードに手を焼いたが、攻撃に積極的に関与。 |
DF | 三浦 | 5.5 | さすがの安定感。逆サイドへのロングフィードも冴えた。 |
DF | 福岡 | 5.5 | リーグ初スタメン。持ち上がりも良く、上々の出来。 |
DF | 黒川 | 5 | 前半は1対1で抜かれるシーンが散見。山見との連携は◎。 |
MF | ダワン | 5 | 後半の決定機は決めたかった。珍しくガス欠で交代。 |
MF | ラヴィ | 5.5 | 休養十分で本来の動き。相手に流れ渡さず。 |
MF | 宇佐美 | 6 | 鮮烈な先制弾。だがその後は、ポストに嫌われまくった。 |
FW | 杉山 | 5.5 | ワイドに幅を取り、宇佐美、半田のスペースを確保。 |
FW | ジェバリ | 5.5 | 先制につながるスルーは見事。収まるが、決められず。 |
FW | アラーノ | 6 | WGらしい縦への突破で、先制弾をアシスト。 |
FW | →山見 | 6 | WGとして文句ない働きも、ポストの餌食に。 |
DF | →高尾 | 5.5 | イケイケの展開で、うまくゲームに入りチャンス量産。 |
MF | →理仁 | ー | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 5 | 采配では如何ともしがたい、ツキのなさ。 |
注目プレー
46分のダワンの決定機。
宇佐美の正確なパスと、ジェバリのワンタッチの落としで、一気に横浜のDFを無力化。
右サイドでパス交換を繰り返し、密集を形成。
アラーノからのリターンを受けた宇佐美が前を向く。
しかし宇佐美は5人に囲まれており、前方の半田、ジェバリ、ダワンにもマークが付いている。
だが横浜のプレスが甘く、顔を上げた宇佐美は、前方のジェバリへ正確な浮き球を供給。
ジェバリはワンタッチで裏のスペースへ。
スペースへ走り込んだダワンがGKと1対1となった。
シュートは、GKブローダーセンの素晴らしい読みで防がれたが
2本のパスで、相手DF8人を一気に置き去りにした、鋭い攻撃。
次節へ向けて
勝点3を取らなければいけない試合だった。
先制後のフワッとした時間帯が悔やまれるドロー。
1点取っても気を抜かず、2点目、3点目と畳みかける厳しさが、まだまだ足りない。
京都、横浜FCの2連戦で勝点を稼いでおきたかったが、勝点1に終わってしまった。
ここからは、鹿島、ダービー、名古屋、浦和、横浜FMと、難敵、上位との対決が続く。
終わった試合を悔やんでも仕方ない。
まずは不調にあえぐ鹿島を叩いて、ダービーに向け弾みをつけたい。
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