【試行錯誤】2026Hシーズン チームスタイルのトレンド

分析

2026Hシーズン、Jリーグのトレンドは?
各クラブの戦術、スタイルをおさらい。

ガンバの成績とスタッツ

成績

順位勝点得点失点
2026H928100826224
2025957176155355-2
202446618128493514

順位はこそ変わらないがスタイルは激変。
強度が格段に上昇し、失点が大幅に減少。

スタッツ

xG保持率パスチャンス
創出
スプリントタックル
2026H27.1
(9)
55.3
(1)
470.3
(6)
11.3
(6)
123
(16)
16.4
(16)
202550.6
(7)
52.4
(4)
497.1
(4)
11.8
(5)
110
(18)
19.1
(2)
202450.7
(10)
52.1
(7)
456.9
(6)
11.6
(8)
111
(18)
15.9
(12)
カッコ内はリーグ順位、各項目は1試合平均

縦に早いチームスタイルに激変したはずだが、ポゼッションがトップ。逆にタックル数は激減。過密日程の影響で、リーグでは省エネ戦法を強いられた面が強く出たか。

リーグ全体のトレンド

いくつかの指標を見ながら、各クラブのスタイルを分析していく。

得点力

「ゴール数」と、「ゴール期待値」の相関から分析する。
縦軸は、1試合の平均「ゴール数」。
横軸は、ゴールに直結するチャンスを表す指標「ゴール期待値」。

  • ゴール期待値と得点は、きれいな相関関係になる。
    「期待値=決定機」を増やせば、得点は増える。当たり前。
  • 期待値上位の3チームは、決定力に苦しんだ。
    特に広島はxGと得点の差が-0.274と最悪。
  • 東京V、福岡、水戸は攻撃に課題。
    特にヴェルディはxGが0.881と深刻。
  • 決定力最強(期待値<得点)は、マリノス(+0.417)。
    逆に決定力最低(期待値>得点)は、広島(-0.274)。
  • ガンバは、期待値1.358、得点1.55、差分+0.192。
    ヒュメット、南野の決定力が光った。

攻撃面

攻撃面での各クラブのスタイルは
「ボール保持率」と「AGI(Approach Goal Index)」の相関で分析する。
横軸は、「ボール保持率」。
縦軸は、どれだけゴールに迫ったかを表す指標「AGI」。

  • 縦に速くか、握って圧倒するか、志向するスタイルが一目瞭然。
  • 相手を押し込みまくったのは広島。
  • 保持型のガンバ、柏、鹿島は、自陣で回す時間が長く
    やや効率性の低い攻撃。
  • 非保持上等カウンター型は、岡山、福岡。
    逆に千葉、長崎は、自陣で守備に追われた。
  • ガンバは、圧倒的なポゼッションのわりに、AGIは50.0(10位)と
    相手を押し込むまでは至らず。

守備面

守備面の各クラブのスタイルは
「被ゴール」と「KAGI(Keep Away from Goal Index)」の相関で分析する。
縦軸に、「被ゴール」(オウンゴール除く)
横軸は、どれだけ相手を自分のゴールから遠ざけたかを表す「KAGI」。

  • 右側がハイプレス志向、左側がブロック守備。
    上段が失点が多く、下段は守備が堅い。
  • 町田、FC東京は、ハイプレスが機能。
    東京V、水戸は、剥がされると、かなりの確率で失点。
  • ブロック守備では、鹿島、浦和、ピンクが強固。
    千葉、名古屋は、ザル。
    京都はハイプレスが機能せず、守備に課題。
  • ガンバはKAGI:46.2(18位)と、ハイプレスが機能したとは言い難いが
    被ゴール:1.15(7位)は、昨年度より大幅に改善。

まとめ

ハーフシーズンと試合数も少なく、昇降格も無い実験的なシーズンだったこともあり、結果はあくまで参考程度。

ガンバも軸足はあくまでACL、連戦続きのリーグでは守備のスタッツもパッとせず、ヴィッシングのカラーが出たとは言い難い。

本番はあくまで2026-27シーズン。

各チームこの半年のチャレンジがどう実を結ぶか、期待して見守りたい。

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