【原点回帰】2025J1リーグ 第2節 アビスパ福岡(H) レビュー 

レビュー

ハイプレス継続か、ブロック守備への回帰か。
チームは、昨年の守備スタイルを選択し、内容、結果ともにダービーショックを払拭。
さあ、ここから仕切り直し。タイトルを目指す戦いが始まる。

試合結果

スコア

G大阪vs福岡
21
1前半0
1後半1
22min 倉田
58min 倉田
得点者87min 見木

スタッツ

G大阪福岡
7
(3)
シュート数
(枠内)
15
(9)
0.66ゴール期待値1.16
331パス成功数379
48%ボール支配率52%
116.2走行距離(㎞)119.9
88スプリント回数112
出典:J STATs
  • スタッツは全てが下回った。
  • 福岡相手にポゼッションできなかったのは、さすがに問題。
    ゴール期待値も低く、倉田のゴラッソに救われた形。

スタメン

(選手交代)62minジェバリ→南野、72minラヴィ→鈴木、倉田→山下、89min岸本→江川、宇佐美→佐々木

  • やはり大きく変えてきた。
    守備で強度を出せたなかった両WGを、バッサリ交代。
    信頼の高い倉田と、徳島組の岸本を起用。
  • ルーキー名和田も一旦お休み。
    ジェバリで前線に起点を作り、堅い試合展開を狙う。

インプレッション

試合展開

  • 【印象】:B
    開幕ダービーの惨敗で、窮地に追い込まれたポヤトスの選択は、原点回帰。
    ハイプレスを封印し、ブロックを組んで、守備の安定を優先。
    福岡相手に支配される苦しい展開となったが、10番がチームを救った。
  • 開幕を落とし、是が非でも勝点3が欲しい両チーム。
    ガンバはブロック守備に戻し、ビルドアップもジェバリへのロングボールで
    カウンターのリスクを徹底排除。
  • 一方の福岡は、DFライン裏へのロングボールを徹底。
    手数をかけずにガンバ陣内に侵入すると、強度の高い切替でセカンドを回収し
    ガンバ陣内でゲームを進める。
  • 序盤は福岡の出足が良く、自陣に釘付けとなる時間帯が続いたが
    美藤、ラヴィの両ボランチが徐々に流れを引き戻す。
    強度で福岡を上回ると、セカンドを回収し、ガンバの時間帯へ。
    15分には、美藤がPAまで侵入し倒されるが、PKは取って貰えず。
  • そして22分、黒川と倉田のコンビネーションで左サイドを崩すと
    黒川のクロスを、ジェバリが落とし、走り込んだ倉田のヘッドで先制!
  • これで流れは完全にガンバ。
    攻め手の無い福岡を圧倒し、敵陣でゲームを進めると、58分には
    再び倉田のミドルが美しい弧を描き、ゴール右上隅に吸い込まれる!
  • 追い込まれた福岡は、ウェリントン、ザヘディを入れ、パワープレーに移行。
    すると87分、遂にガンバの守備が決壊。こぼれ球を見木に叩き込まれ1点差。
  • 一方的に押し込まれ、何とか押し返したいガンバだったが
    ポヤトスの指示は、専守防衛。
    宇佐美を下げて5バックにすると、ゴール前を固めてひたすら跳ね返す。
    危ないシーンもあったが、何とか守り切り、薄氷の勝利を手にした。

選手

GK一森6.0序盤バタついたが、徐々に本領発揮。守り切った。
DF半田6.0藤本に徹底して裏を狙われるも、最後はやらせず。
DF中谷 6.0ポヤトスを説得。結果で証明してみせた。
DF福岡6.0スタメン死守。大きなミスなくやり切った。
DF黒川6.5倉田と抜群のコンビで、左サイドを制圧。
MF岸本5.5強度高く奮闘も、カードがちらつく危うさ。
MFラヴィ6.5さすがのキープ力で、中盤に安定をもたらす。
MF美藤6.5BOX to BOXで躍動。流れを引き戻した。
FW倉田 MOM7.0圧巻の2ゴール。ガンバの10番の矜持を見せつけた。
MF宇佐美5.5展開に埋没したが、プレスバックを怠らず。
FWジェバリ6.0前線で起点を作り、先制点をアシスト。
MF→南野5.0投入直後は消極的だったが、最後は孤軍奮闘。
MF→鈴木5.0一方的に耐える展開では、良さが出ず。
MF→山下5.5前への推進力を出したが、徐々に埋もれた。
MF→江川時間短く評価無し。
MF→佐々木時間短く評価無し。
Cポヤトス5.0原点回帰で結果は出たが、締めの采配は疑問。

次節へ向けて

勝って良かった。
ただそれだけの試合だったが、とてつもなく大きな勝ち点3。
これでダービの大敗で動揺したチームも、正常運転に戻れる。

ここからミッドウィークを含めた、アウェー2連戦。
ポヤトスも熱望するケガ人の復帰は、もう少し先になりそう。
山田の離脱も発表され、暫くは苦しい台所事情となるが
南野、唐山、名和田の新加入組にとっては、千載一遇のチャンス。
この好機を生かし、チームともども上昇気流に乗っていきたい。

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