ハイプレス継続か、ブロック守備への回帰か。
チームは、昨年の守備スタイルを選択し、内容、結果ともにダービーショックを払拭。
さあ、ここから仕切り直し。タイトルを目指す戦いが始まる。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 福岡 |
2 | - | 1 |
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
22min 倉田 58min 倉田 | 得点者 | 87min 見木 |
スタッツ
G大阪 | 福岡 | |
7 (3) | シュート数 (枠内) | 15 (9) |
0.66 | ゴール期待値 | 1.16 |
331 | パス成功数 | 379 |
48% | ボール支配率 | 52% |
116.2 | 走行距離(㎞) | 119.9 |
88 | スプリント回数 | 112 |
- スタッツは全てが下回った。
- 福岡相手にポゼッションできなかったのは、さすがに問題。
ゴール期待値も低く、倉田のゴラッソに救われた形。
スタメン
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(選手交代)62minジェバリ→南野、72minラヴィ→鈴木、倉田→山下、89min岸本→江川、宇佐美→佐々木
- やはり大きく変えてきた。
守備で強度を出せたなかった両WGを、バッサリ交代。
信頼の高い倉田と、徳島組の岸本を起用。 - ルーキー名和田も一旦お休み。
ジェバリで前線に起点を作り、堅い試合展開を狙う。
インプレッション
試合展開
- 【印象】:B
開幕ダービーの惨敗で、窮地に追い込まれたポヤトスの選択は、原点回帰。
ハイプレスを封印し、ブロックを組んで、守備の安定を優先。
福岡相手に支配される苦しい展開となったが、10番がチームを救った。 - 開幕を落とし、是が非でも勝点3が欲しい両チーム。
ガンバはブロック守備に戻し、ビルドアップもジェバリへのロングボールで
カウンターのリスクを徹底排除。 - 一方の福岡は、DFライン裏へのロングボールを徹底。
手数をかけずにガンバ陣内に侵入すると、強度の高い切替でセカンドを回収し
ガンバ陣内でゲームを進める。 - 序盤は福岡の出足が良く、自陣に釘付けとなる時間帯が続いたが
美藤、ラヴィの両ボランチが徐々に流れを引き戻す。
強度で福岡を上回ると、セカンドを回収し、ガンバの時間帯へ。
15分には、美藤がPAまで侵入し倒されるが、PKは取って貰えず。 - そして22分、黒川と倉田のコンビネーションで左サイドを崩すと
黒川のクロスを、ジェバリが落とし、走り込んだ倉田のヘッドで先制! - これで流れは完全にガンバ。
攻め手の無い福岡を圧倒し、敵陣でゲームを進めると、58分には
再び倉田のミドルが美しい弧を描き、ゴール右上隅に吸い込まれる! - 追い込まれた福岡は、ウェリントン、ザヘディを入れ、パワープレーに移行。
すると87分、遂にガンバの守備が決壊。こぼれ球を見木に叩き込まれ1点差。 - 一方的に押し込まれ、何とか押し返したいガンバだったが
ポヤトスの指示は、専守防衛。
宇佐美を下げて5バックにすると、ゴール前を固めてひたすら跳ね返す。
危ないシーンもあったが、何とか守り切り、薄氷の勝利を手にした。
選手
GK | 一森 | 6.0 | 序盤バタついたが、徐々に本領発揮。守り切った。 |
DF | 半田 | 6.0 | 藤本に徹底して裏を狙われるも、最後はやらせず。 |
DF | 中谷 | 6.0 | ポヤトスを説得。結果で証明してみせた。 |
DF | 福岡 | 6.0 | スタメン死守。大きなミスなくやり切った。 |
DF | 黒川 | 6.5 | 倉田と抜群のコンビで、左サイドを制圧。 |
MF | 岸本 | 5.5 | 強度高く奮闘も、カードがちらつく危うさ。 |
MF | ラヴィ | 6.5 | さすがのキープ力で、中盤に安定をもたらす。 |
MF | 美藤 | 6.5 | BOX to BOXで躍動。流れを引き戻した。 |
FW | 倉田 MOM | 7.0 | 圧巻の2ゴール。ガンバの10番の矜持を見せつけた。 |
MF | 宇佐美 | 5.5 | 展開に埋没したが、プレスバックを怠らず。 |
FW | ジェバリ | 6.0 | 前線で起点を作り、先制点をアシスト。 |
MF | →南野 | 5.0 | 投入直後は消極的だったが、最後は孤軍奮闘。 |
MF | →鈴木 | 5.0 | 一方的に耐える展開では、良さが出ず。 |
MF | →山下 | 5.5 | 前への推進力を出したが、徐々に埋もれた。 |
MF | →江川 | - | 時間短く評価無し。 |
MF | →佐々木 | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 5.0 | 原点回帰で結果は出たが、締めの采配は疑問。 |
次節へ向けて
勝って良かった。
ただそれだけの試合だったが、とてつもなく大きな勝ち点3。
これでダービの大敗で動揺したチームも、正常運転に戻れる。
ここからミッドウィークを含めた、アウェー2連戦。
ポヤトスも熱望するケガ人の復帰は、もう少し先になりそう。
山田の離脱も発表され、暫くは苦しい台所事情となるが
南野、唐山、名和田の新加入組にとっては、千載一遇のチャンス。
この好機を生かし、チームともども上昇気流に乗っていきたい。
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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