【天敵健在】2024J1リーグ 第30節 浦和レッズ(H) レビュー

レビュー

またしてもスコルジャの術中に嵌まり、悔しい敗戦。
これでホーム浦和戦は、8年勝利無し。対スコルジャも、5戦全敗。
リーグ優勝も、遠くにかすんでしまった。

試合結果

スコア

G大阪vs浦和
01
0前半0
0後半1
得点者49min 関根

スタッツ

G大阪浦和
14
(9)
シュート数
(枠内)
7
(3)
1.12ゴール期待値0.4
448パス成功数279
58%ボール支配率42%
107.2走行距離(㎞)114.0
96スプリント回数102
出典:J STATs
  • スタッツは、ガンバが圧倒したが、失点まではほぼ互角。
  • 浦和の守備の固さより、ガンバの攻め手の無さが際立った。

スタメン

(選手交代)57min鈴木→美藤、食野→山田、66min松田→岸本、坂本→山下

  • ターンオーバーは、ほぼ想定通り。
  • サプライズは、食野と美藤。
    だが出来は、大きく明暗を分けた。

インプレッション

試合展開

  • 【印象】:D
    アタッキングサードの精度が、無さ過ぎた。
    全く怖さの無い相手に、ワンチャンスをものにされ、無駄な敗戦。
  • 浦和の攻撃は、ガンバのハイラインの裏狙いのみだったが
    一森が、裏のスペースを難なくカバーし、全く脅威にならない。
  • ガンバも、徹底して、ウェルトンの裏のスペースを狙い続けたが
    浦和がWチームで徹底マークし、チャンスに繋がらない。
  • すると、後半立上り。浦和が、ワンチャンスをものにする。
    大久保がスルスルと中央をドリブルですり抜けると
    渡邊の折り返しを、関根に頭で叩き込まれ、痛恨の先制点献上。
  • これで、浦和の願っても無い展開に。
    4-4-2のブロックで中央を閉めると、高さの無いガンバのサイド攻撃は
    全く脅威にならず。一方的に攻め続けたが、決定機は皆無。
    何もできないまま、試合終了の笛を聞いた。

選手

GK一森5.0安全運転で、ロングフィードに終始。
DF松田4.5失点は棒立ち。クロスは皆無。早々に交代。
DF中谷 5.0リンセンは完封したが。。
DF福岡5.0前半のCKは、枠に飛ばしたかった。
DF黒川4.5大外は使えたが、クロスの精度が無さ過ぎた。
FWウェルトン5.0突破はするも、決定機は作れず。ロストも多かった。
MFダワン4.5不用意なロストで、次節出場停止。
MF鈴木4.5疲労が限界。失点時は、中央のスペースを空けた。
MF食野4.5攻撃は連携不足。大久保に躱され、失点にも関与。
FW坂本5.0中央にスペース無く、埋没。起点にもなれず。
FW宇佐美5.0最後の精度が無く、決定機を作れなかった。
MF→美藤6.0唯一の収穫。切替早く、ボールを奪い続けた。
MF→山田5.0プレスバックは見事だが、前線に人が。。。
DF→岸本5.0山下とのコンビで、右サイドを活性化。
FW→山下5.0決定的なシュートも、肉壁に弾かれた。
Cポヤトス5.09番不在は深刻。昨年の大失速がよぎる敗戦。

次節へ向けて

これで、リーグは6戦勝ち無し。
首位との勝点差は、10まで開いた。
タイトル争いは一旦忘れて、まずは調子を取り戻すことが最優先。

ただ浦和戦は、日程面で大きな不利があったにもかかわらず
最後の精度の以外、内容は悪くなかった。
変える必要は全くない。引きずらず、次へ。

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