【耐えて掴んだ1】2024J1リーグ 第20節 鹿島アントラーズ(A) レビュー

レビュー

前半ピンチの連続を、耐えて凌いで、勝点1をもぎ取った。
上位陣は、全て引き分け。順位に変動はない。
さあ、週末は天王山3連戦のラスト。首位町田との6ポイントマッチ。

試合結果

スコア

G大阪vs鹿島
00
0前半0
0後半0
得点者

スタッツ

G大阪鹿島
7
(3)
シュート数
(枠内)
15
(8)
0.41ゴール期待値1.23
426パス成功数294
59%ボール支配率41%
103.7走行距離(㎞)106.1
113スプリント回数127
出典:J STATs
  • これほど毎試合、シュート数、期待値を上回れられると
    固い守備の裏返しとはいえ、さすがに気分が良くない。
  • 期待値通りであれば、0-1の負け試合。
    もう少し、決定機、シュート数を増やしていきたい。

スタメン

(選手交代)71minラヴィ→ダワン、坂本→アラーノ、83min山下→ジェバリ、92minウェルトン→中野

  • 負傷の山田に代わり、トップ下は坂本。
    前節キレのある動きを見せた、ラヴィがスタメン奪取。
  • またまたベンチにCB不在。攻撃的というよりは、リスキーでは?

試合内容

  • 前半は、鹿島の強度に圧倒され、自陣に釘付け。
    濃野、仲間の決定機を何とか凌いで、0-0で後半へ。
  • 後半に入ると、鹿島がガス欠になり、徐々に流れはガンバへ。
    だが鹿島の強固なブロックを最後まで崩せず、スコアレスドロー。
  • 前半は、鹿島の圧力の前に何もできず。
    UMA、名古のカバーシャドウが巧みで、両ボランチを完全に消された。
    中途半端なビルドアップは、悉くショートカウンターの餌食に。
    守備でも、フリーマンのUMAを捕まえられず、中央で起点を作られると
    黒川が、中に入る師岡に引っ張られ、サイドを濃野にやられたい放題。
    25分には濃野、44分には仲間に、決定機を作られる
    中谷、一森のスーパーセーブで、何とか前半を無失点で切り抜ける。
  • 後半に入ると、飛ばしすぎた鹿島がガス欠。
    ようやく両ボランチが、前を向けるようになり、流れはガンバに。
    しかし今度は、佐野、知念の両ボランチが立ちはだかる。
    中央への縦パスは、悉く潰され、サイド攻撃一辺倒に。
    これでは脳筋CBを引っ張り出すことはできず、攻撃に厚みが出ない。
    お互い消耗し、見せ場も無いまま、スコアレスドローとなった。

採点

GK一森6.0仲間のヘッドをスーパーキャッチ。フィードも正確。
DF半田5.5この展開では、守備力の高さが生きる。
DF中谷 MOM6.0チームを救うスーパーブロック。まさに救世主。
DF福岡5.0戦犯もののミスも、中谷に救われた。後半は安定。
DF黒川5.0ウェルトンと組むと、攻撃で良さが出ない。
FW山下 5.5献身的なプレスバックも、守備に追われた。
MFラヴィ5.0序盤のロストで積極性失う。アピール失敗。
MF鈴木5.0前半は消えた。後半持てたが、縦パスは精度欠く。
FWウェルトン6.0戦術ウェルトン完遂。孤軍奮闘も、報われず。
FW坂本5.5ボールさえ入れば、収められるのだが。。
FW宇佐美5.5最後までピッチに立ち、チームを鼓舞。
MF→ダワン5.5セカンドを悉く回収。流れを引き寄せた。
MF→アラーノ5.0リハビリ完了。ポリバレントなジョーカーに。
FW→ジェバリ時間短く評価無し。
DF→中野時間短く評価無し。
Cポヤトス5.5狙い通りの後半勝負で、手堅く勝点を持ち帰った。

注目プレー

87分、相手陣に押し込んで、ウェルトン、アラーノの連続シュート。

ポイントは3つ。

①バランスのいいポジショニング
②スペースへの共通理解
③ウェルトンの個人技

①この時間帯は、ガンバが巨大ロンドで、鹿島を自陣に釘付け。
攻撃陣が、5レーンとライン間に、バランス良くポジショニングすることで
連続して三角形を作りながら、ポゼッションを高めていく。

②サイドのウェルトンに、ボールが入った時点で
 ダワンとの間に、SB裏のスペースを使うことが共通理解されており
 レイオフで、深さを取ることに成功。

③中央のジェバリは、脳筋CBコンビに消されているため
 ここから、ウェルトンの重戦車ドリブル発動。

シュートまでは持ち込んだが、決定機とまではいかず。
両WGがサイドを突破しても、両CBを引っ張り出せないため
最後まで、中央の固いブロックは崩せなかった。

次節へ向けて

中3日での連戦、アウェーの鹿島ということを考えれば
この引き分けは、間違いなくポジティブ。

ただゲーム内容は、収穫に乏しい。
ままならぬビルドアップ、可能性の無いサイド攻撃と
最近の課題が、はっきりと出た試合。

しかし試合は待ってはくれない。
再び中3日で、首位町田との6ポイントゲーム。
鹿島と同じく、インテンシティの高さが売り。
今日のように、ビビッて中に差し込めないようでは、苦戦は必至。

中3日での連戦でもあり、やはり勝負は後半。
交代選手がカギとなる。
キーマンは、アラーノ。
トップ下、WGと、ポリバレントにこなせる青の魔術師が、試合を決める!

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