【大阪は俺たちのもの】2024J1リーグ 第12節 セレッソ大阪(H) レビュー

レビュー

4年越しのダービー勝利!
スタジアムに響き渡る勝利の凱歌に、心が震えた。
大阪は、青と黒!俺らだけ!!

試合結果

スコア

 G大阪 vs C大阪 
10
1前半0
0後半0
28min 宇佐美得点者

スタッツ

G大阪 C大阪 
16
(12)
シュート数
(枠内)
11
(6)
1.25ゴール期待値0.58
246パス成功数499
41%ボール支配率59%
106.7走行距離(㎞)107.4
100スプリント回数110
出典:J STATs
  • 尻上がりに調子を上げ、終わってみればシュート16本。
  • ゴール期待値は、もっと高くてもいいような気もするが
    何度も決定機を作り、文句なしの快勝!

スタメン

(選手交代)79min倉田→山下、ダワン→石毛、90min坂本→岸本、宇佐美→中野、94minウェルトン→唐山

  • サプライズは半田。代表帰りで、即スタメン。
    代表スタメン落ちの悔しさを、ここでぶつける。
  • その他はターンオーバーせず(できず)。
    疲労は、闘志で乗り越える。

試合内容

  • 序盤は、ピンクが押し込む展開。
    だが宇佐美が、相手のミスを見逃さず、右隅を射抜き先制!
  • その後は毎熊、登里の両翼を失ったピンクが、徐々にパワーダウン。
    ガンバも決定機を決めきれなかったが、無事1-0で逃げ切り。
    4年越しのダービー勝利!
  • お互い中2日での強行日程だが、大幅なターンオーバーは無く
    ベストメンバーでの激突となった。
    序盤有利に試合を進めたのは、ピンク。
    4-3-3の完成度が高く、アンカーの田中を捕まえられない。
    20分過ぎまで、自陣で耐える展開が続く。
  • 徐々にピンクのボール回しにも慣れ、試合が落ち着きだした28分、歓喜の瞬間。
    毎熊のパスミスを宇佐美が拾うと、ゴール右隅へジンヒョンの手を弾き飛ばす一撃!
    すると、このミスに焦った毎熊が、無理にボールを追いかけ、負傷退場。
    これでゲームの流れは決まった。
  • 交代した新人SBに、ウェルトンを左に回すポヤトスの非情采配。
    これで流れを完全につかむと、後半開始早々に、登里も負傷交代。
    両翼を失ったピンクの勢いは、完全に無くなった。
    ここからはガンバの猛攻。
    倉田、坂本、ウェルトン、宇佐美と、立て続けに決定機を作るが、決めきれない。
    ピンクも清武を投入し、何度か危ない場面は作られるが
    ガンバも交代で入った山下が、魂の守備で、チームを鼓舞。
    虎の子の1点を守り抜き、ようやく屈辱の歴史に終止符を打った。

採点

GK一森6.0危険な場面はほぼ無し。ビルドアップも安定。
DF半田6.5さすがの守備力を見せつけた。代表の鬱憤を晴らす活躍。
DF中谷6.5残念、そこは進之介!悉くピンチの芽を摘む。
DF福岡6.0レオセアラを封殺。三浦離脱のチャンスをものにした。
DF黒川6.0徳真とのワンツーで反撃の狼煙。サイドを蹂躙。
FWウェルトン6.5前線の起点として攻撃を牽引。あとはシュート精度。
MFダワン6.0果敢に前線に飛び出す。そろそろヘッドをぶち込みたい。
MF鈴木6.5パスミスもあったが、ポジショニングが絶妙。
MF倉田6.5影のMVP。局面の厳しさで、チームを鼓舞。
FW坂本6.5フィジカルで強引に前を向き、何度もチャンスメイク。
FW宇佐美 MOM7.0攻守に鬼神の如き凄味。青黒の7番の価値を証明した。
FW→山下時間短く、評価無し。
MF→石毛時間短く、評価無し。
DF→中野時間短く、評価無し。
MF→岸本時間短く、評価無し。
FW→唐山時間短く、評価無し。
Cポヤトス6.5自画自賛の快勝。ここから再度上昇気流に乗せたい。

注目プレー

序盤の劣勢を一変させた、21分、黒川の突破。

序盤はピンクのアンカーを捕まえられず、うまくボールを動かされて
自陣に釘付けになっていたが、この1プレーで局面が変わる。

ポイントは3つ。
①鈴木と黒川のレイオフ
②クロスの狙い
③PAに入る人数

ガンバのビルドアップ。
DFの横パスが緩く、ピンクにGKまでプレスをかけられる。
何とかプレスを躱し、苦し紛れにサイドの黒川へボールが入る。

①まずは、ここでの鈴木の判断が秀逸。
黒川に近づくと同時に、前方の守備ラインのギャップを確認。
黒川の落としを、ダイレクトでギャップを通し、前方の広大なスペースへ。
このスペースは黒川も認識しており、鮮やかなレイオフで守備ラインを突破。

②黒川がサイドの奥深くを攻略すると、躊躇なく低く速いクロスを送る。
今日のガンバは、徹底して低く速いボールを入れ続けていた。
宇佐美、坂本と前線の高さが無いため、足元で勝負したい狙いが明確。

③PAに入ってくる人数にも、工夫が感じられた。
黒川の突破と同時に、宇佐美がニア、ウェルトンがファーに入ったが
中央に飛び込んできたのは、なんとRSBの半田。
クロスを入れても、中の人数が足りないという場面は、今日はほぼ無かった。

狙い通りの高速クロスは、宇佐美が難なくトラップしてボレー。
残念ながらDFにクリアされたが、シュートで終わったことで流れが一変。
ここからガンバが攻勢に出て、宇佐美の先制弾につながった。

次節へ向けて

やっと小菊の泣きっ面が拝めた。
あまりにも長かった、屈辱の時間。
ようやく大阪の覇権を、取り返した。

もちろん、これだけでは終わらせない。
8月のアウェーでも叩きのめして、シーズンダブル。
かつての上下関係に戻らせてもらう。

連敗を止め、トップハーフを死守。
リーグはかつてない混戦で、タイトルも降格も十分あり得る。
まずは一戦必勝で、勝点を地道に積み上げていくのみ。
次節はパトリックが大活躍の、好調名古屋。
こちらも中谷が、堅守を築いてくれた。
最強の矛盾古巣対決を、楽しみたい。

トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
プロテイン/サプリは、圧倒的コスパの「MY PROTEIN」

コメント

タイトルとURLをコピーしました