【真っ向勝負】2024天皇杯 2回戦 福島ユナイテッドFC(H) レビュー

レビュー

格下カテゴリー相手に、危なげなく完勝。
9年ぶりのタイトルへ、まずは無難なスタートをきった。

試合結果

スコア

 G大阪 vs 福島 
30
3前半0
0後半0
19min ダワン
25min 山下
35min ジェバリ
得点者

スタメン

(選手交代) 56min中谷→江川、68minダワン→美藤、山下→岸本、81min山田→坂本

  • 過度なターンオーバーはせず、勝負に徹した。
  • 有休は、一森、ウェルトン、宇佐美。
  • 東口は、ようやく今季初出場。

試合内容

  • 福島は、引いて守るのではなく、果敢に真っ向勝負を選択。
    こうなると、ガンバの質的優位性が、残酷なまでに際立つ。
  • 前半のうちに、ダワン、山下、ジェバリの3発で、試合を決めた。
  • 福島は、監督が元川崎の、寺田周平。
    やはり川崎に憧れがあるのか、ガンバ相手にも、「4-1-2-3」で真っ向勝負を挑んできた。
  • 序盤は、福島がテンポ良くパスを回し、勇気ある縦パスを差し込みながら
    ガンバ陣に攻め込んでくるが、そこはJ1最少失点を誇るガンバ。
    アタッキングサードまでは入られても、シュートまでは撃たせない。
  • すると、落ち着きを取り戻したガンバが、徐々に局面での質的優位性を発揮。
    倉田、山下の両翼が、サイド深くまで侵入し、立て続けにCKを獲得。
    そして19分、FKからダワンが得意のヘッドで先制!
    さらに25分、ダワンのスルーパスから、山下が追加点!
    とどめは34分、ハイプレスから、ジェバリがダメ押しの3点目!
    僅か15分のゴールラッシュで、一気に試合を決めた。
  • 大量リードで、余裕が出たガンバは、後半途中から、江川、美藤をピッチへ。
    すると両名とも期待に応え、好パフォーマンスを披露。
    若手起用の目途も立ち、収穫の多い、天皇杯初戦となった。

採点

GK東口5.5終盤の1対1は、貫録のショットストップ。
DF松田5.0クロスの質と精度はさすが。ただ、守備が軽い。
DF中谷6.0今日も安定のカバーリング。早々にお役御免。
DF福岡6.5出足鋭く、ピンチの芽を摘む。パーフェクト。
DF黒川5.0サイドを抉りまくったが、最後の精度を欠く。
FW山下6.0スピードの違いを見せつけ、嬉しいガンバ初G。
MFダワン6.0お待たせ、スーパーヘッド。技ありアシストも。
MF鈴木6.5球際の鬼。セカンドを悉く回収。
MF倉田 MOM7.0走る、闘う、魅せる。背中でチームを牽引した。
FW山田5.0アンカーを潰しきれず、守備に奔走。
FWジェバリ6.0守備意識が格段に向上。今季初ゴールを呼ぶ。
DF→江川5.5接触でヒヤリとするも、無事完走。好カバーも。
MF→美藤6.0対人の強さを、遺憾なく発揮。アピール成功。
MF→岸本5.5前線で起点となり、最後まで流れを渡さず。
FW→坂本時間短く評価無し。
Cポヤトス6.0主力中心のスカッドで、狙い通りの先行逃げ切り。

次節へ向けて

ルヴァンの大失態が嘘のような、文句のつけようのない完勝。

ポイントは、インテンシティの高さ。
琉球戦のような、フワついた空気は全くなく
リーグ戦と同じテンションで、福島を攻守に圧倒した。
これで、中断前の勢いそのままに、リーグ再開を迎えられる。

まずは中3日での、ホーム柏戦。
ここをしっかり勝ち切って、今季リーグ戦の天王山となる
上位との連戦に弾みをつけたい。

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