【10冠への道】2024天皇杯 決勝直前大会レビュー

チーム

歴史に残る大激闘の末、ついに決勝進出。
2015年以来、9年ぶりとなるタイトルが見えてきた。
今回は、これまでの天皇杯の戦績を振り返る。

大会成績

優勝回数

  1. 鹿島  優勝5回 準優勝3回
  2. G大阪  優勝4回(2008、2009、2014、2015)
         準優勝3回(2006,2012,2020)
  3. 浦和  優勝4回 準優勝1回

暗黒時代から、天皇杯には強かったガンバ。
歴代優勝回数は、鹿島に次ぐ4回を誇る。
ベスト4進出も8回で、連対率は驚異の46.9%。
ほぼ2回に1回は、準決勝にまで駒を進めている。

直近の成績

  • 2023年  2回戦敗退(高知×、JFLに不覚
  • 2022年  4回戦敗退(岐阜〇大分〇鹿島×)
  • 2021年  ベスト8(関学〇松本〇湘南〇浦和×)
  • 2020年  準優勝(徳島〇川崎×)
  • 2019年  3回戦敗退(讃岐〇法政×、2年連続学生に不覚

近年の低調を象徴するような、散々な成績。
大学生や、JFLに、金星を大盤振る舞い。
2020年の準優勝も、コロナ特例で価値は微妙。。

2024戦績

試合結果

  • 準決勝   横浜FM(H) 〇 3-2
  • 準々決勝  広島(A) 〇 2-1
  • 4回戦  湘南(H) 〇 3-2
  • 3回戦  宮崎(A) 〇 2-1
  • 2回戦  福島(H) 〇 3-0

鬼門の格下を順当に撃破すると、近年の不振が嘘のような快進撃。
特に、首位/広島、ACL2位/横浜FMをねじ伏せての決勝進出は
チームに大きな自信をもたらした。

個人成績

出場時間

ポジション別の、平均出場時間。

  • GK  一森 78分
  • CB  中谷 89分、福岡 83分
  • SB  黒川 72分、半田 42分
  • CMF  鈴木 78分、ダワン 58分
  • WG  山下 81分、岸本 41分
  • CFW/OMF  山田 59分、坂本 48分

出場時間トップは、やはり中谷。
守備陣は、ほぼターンオーバーできず。
WGは山下を固定し、岸本、アラーノ、食野、倉田を併用。
FWは、坂本、山田のコンビで、勝ち上がった。

得点

  • 2点  山田、山下、中谷
  • 1点  坂本、ジェバリ、宇佐美、岸本、ダワン、ラヴィ、福岡

5試合で13得点。
全試合で複数得点と、得点力不足で悩むリーグとは対照的。
やはりここでも、中谷。まさに攻守のキーマン。

決勝の展望

決勝の相手は、神戸。
リーグでも首位争いをしており、厳しい戦いになる。

だが、今季のリーグは1勝1分と勝ち越しており、過度なリスペクトは不要。
ベテランが多く、ACLの負担もあり、コンディション面では圧倒的有利。

満員の国立で、10個目の星を掴み取る!

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