リーグ5連勝をかけた横浜FC戦。
前線の強さと速さを生かしたカウンターに手こずり
スコアレスドローに終わった。
ゼロに抑えられたのが、唯一の収穫。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 横浜C |
0 | - | 0 |
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
得点者 |
スタメン
(選手交代) 62min石毛→福田、77minラヴィ→宇佐美、86minダワン→ギョンウォン
- 倉田が負傷したLWGには、石毛が入った。
- 山本はIHに回り、アンカーは不動のラヴィ。中盤3枚は、これがベストの形。
試合内容
- 戦前の予想通り、横浜FCは引いて守ってカウンター。
ただ予想外だったのは、前線の質。
マルセロ ヒアンの強さと、山下の速さに手こずり、押し込む展開にはならず。
ポストにも助けられ、引き分けに持ち込むのが精一杯だった。 - 横浜FCは、前からプレッシャーはかけず、全員が自陣にひいてスペースを埋める。
奪ったらロングボールで、サイドに流れたMヒアンが収めて
手数をかけずにシュートまで持ち込む、シンプルな攻撃を徹底。 - ガンバは、ボールホルダーにプレッシャーがかからないため
敵陣まではスムーズにボールを運べるが、アタッキングサードにスペースがなく
なかなか決定機が作れない。 - 14分、CKのサインプレーから、ジェバリのシュートで相手ゴールを脅かすと
立て続けに三浦、ダワンとシュートを打つが決まらず。 - すると流れは徐々に横浜FCへ。
山下がスピードを生かし、再三SB裏のスペースへ侵入。
これでガンバのSBが攻め上がりにくくなり、攻撃がスローダウン。 - 後半に入っても流れは変わらず、横浜FCはシンプルなカウンターを徹底。
- 53分にはサイドチェンジからの折り返しを、Mヒアンに中央で合わされるが
辛くもポストに助けられる。 - ペースがつかめないガンバも、61分にジェバリがDFの裏へ抜け出し
ダワンのフライスルーに合わせるが、枠を捉えられず。
77分には宇佐美を投入し、何とかリズムを変えようとするが
ゴール前にスペースがなく、最後まで攻撃のギアは上がらなかった。 - 最後はギョンウォンを投入し、横浜FCのロングボール攻撃を
何とか凌ぎぎって、勝点1を守り切った。
7節以来の無失点で終えられたことが、唯一の収穫。
採点
GK | 東口 | 6.0 | 終盤はチームを救う、神セーブ連発。 |
DF | 半田 | 5.5 | 守備は粘り強く対応。中に入っての惜しい一撃も。 |
DF | 三浦 | 5.5 | サイドに釣り出され、ヒヤッとする場面も。 |
DF | 福岡 | 5.0 | Mヒアンに苦戦。山下にも出し抜かれ、次節出場停止。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 山下に裏を狙われ、攻め上がれず。 |
MF | ダワン | 6.0 | ジェバリとのホットライン開通。CKでも惜しいヘッド。 |
MF | ラヴィ | 5.5 | ボール奪取力はさすがだが、繋ぎの精度を欠いた。 |
MF | 山本 | 5.0 | 引いた相手に苦戦。パス回しにリズム出せず。 |
FW | アラーノ | 5.5 | 幅を取って起点になっていたが、シュートに当たりなく。 |
FW | ジェバリ | 5.0 | フリーになるまでは完璧。せめて枠に飛ばしたかった。 |
FW | 石毛 | 5.0 | 途中交代ありきなら、もっと見せ場が欲しい。 |
FW | →福田 | 5.0 | サイドで仕掛けられないと、押し込まれてしまう。 |
MF | →宇佐美 | 5.0 | やはり最初から使いたい。WGではアカンの? |
DF | →ギョンウォン | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 5.5 | 想定通りの展開か。最後は現実的に勝点1を選択。 |
注目プレー
後半61分、ジェバリの決定機。
GKからのビルドアップ。
アンカーのラヴィが受けて、山本がライン間でボールを引き出し
ガンバがスムーズにアタッキングサードへ侵入。
ただ最終ラインは、3CBとSBの5枚がきれいにそろっている。
ここでジェバリがLSBとCBの間にポジション取り。
CBを左サイドに引っ張り、中央へクロス。
これは逆サイドに抜けたが、オーバーラップしていた半田が回収し
中央のダワンへ戻す。
DFラインはボックスを左右に振られ、選手間の距離が間延びしてしまう。
最後はダワンの浮き球のラストパスを、DFの背後から顔を出したジェバリが受けて
GKと1対1の決定機を作る。
残念ながら、頭を振りすぎ、シュートは枠を捉えられなかったが
両サイドのポケットをうまく使って、5バックの守備を攻略したシーン。
次節へ向けて
残留争いからの卒業をかけた下位との3連戦、初戦はスコアレスドロー。
順位の近いチームが軒並み勝利したため、15位と順位を一つ落とす結果に。
しかし何とか勝ち点1を取れたことは、評価したい。
やはり戦前の予想通り、5バックでスペースを埋められると
途端に攻撃が手詰まりになる。
サイドを縦に突破できるWGの人材不足という、課題が露呈した。
次節はホームで京都を迎え撃つ。
パトの恩返し弾に沈んだ、前節のリベンジマッチ。
横浜FCとは逆に、前線からの激しいプレスをかけてくるが
これをうまくかわせれば、ゴール前にスペースはたくさん空いてくる。
ホームでの2連戦、しっかり勝ち切って、残留争いからの卒業を!
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