2005年の初優勝から、J2降格の試練を経て、2014年の三冠達成までの10年間。
西野体制が黄金期を迎え、強豪チームとしての風格を備えていくなか
ユースからも史上最高傑作が誕生する。
歴代トップ昇格者(2005年~2014年)
2005年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
松岡 康暢 | 1年 | 0 | 0 | 熊本→長崎 | 8年 |
2006年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
安田 理大 | 5年 | 111 | 6 | フィテッセ→磐田→鳥栖→神戸→ 名古屋→釜山→新潟→千葉→松本 | 17年 |
平井 将生 | 7年 | 77 | 31 | 新潟→G大阪→福岡 →北九州→岡崎 | 16年 |
横谷 繁 | 5年 | 18 | 1 | 愛媛→G大阪→京都→大宮 →甲府→愛媛 | 17年 |
岡本 英也 | 3年 | 3 | 0 | 福岡→鹿島→新潟→大分→岡山 →山口→長野→枚方→滋賀 | 16年 |
植田 龍仁郎 | 3年 | 0 | 0 | 岡山→熊本 | 14年 |
伊藤 博幹 | 2年 | 0 | 0 | 愛媛→山口 | 7年 |
ご存じ「G6」。
ユース出身選手が中核となって、タイトルを獲得したこともあり
大量6名を昇格させたが、戦力になり切れたのはミチとショーキの2名のみ。
西野の不興も買い、その後は方針転換。
2007年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
倉田 秋 | 17年 | 393 | 68 | 千葉→C大阪→G大阪 | 現役 |
下平 匠 | 5年 | 72 | 3 | 大宮→横浜FM→千葉→南葛 | 18年 |
星原 健太 | 7年 | 10 | 1 | 水戸→G大阪→北九州→松本 →群馬→藤枝 | 14年 |
少数精鋭路線に戻したが、結果当たり年となった。
現「10番」の倉田を輩出。
下平も、ミチと壮絶なLSBのレギュラー争いを展開。
星原は、圧倒的なスピードと、特異なキャラで人気を集めた。
2008年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
安田 晃大 | 3年 | 0 | 0 | 北九州→東京V→鳥取→愛媛→南葛 | 15年 |
木下 正貴 | 1年 | 0 | 0 | 熊本→甲府→長野 | 6年 |
兄弟昇格を果たすも、黄金の中盤の厚い壁に跳ね返された。北九州で活躍。
2009年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
宇佐美 貴史 | 14年 | 281 | 128 | バイエルン→ホッフェンハイム→G大阪 →アウクスブルグ→デュッセルドルフ→G大阪 | 現役 |
菅沼 駿哉 | 7年 | 54 | 1 | 熊本→磐田→京都→山形→G大阪 →町田→台中→コーンケン →香港流浪→コーンケン | 現役 |
大塚 翔平 | 4年 | 6 | 3 | 千葉→北九州→川崎→相模原 | 10年 |
「ガンバユースの最高傑作」が飛び級で昇格。
海外では苦労したが、ガンバでは唯一無二の輝き。
菅沼は珍しい出戻り活躍組。宮本ガンバでポジションを掴んだ。
大塚はガンバでは殻を破れなかったが、千葉でブレイク。
2010年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
内田 達也 | 7年 | 58 | 1 | 東京V→群馬→枚方 | 現役 |
宮本2世と呼ばれた頭脳型のボランチも、ガンバではレギュラーを掴めなかった。
2011年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
大森 晃太郎 | 6年 | 100 | 17 | 神戸→FC東京→磐田→ムアントン→讃岐 | 14年 |
三冠の立役者。
豊富な運動量はハセケンのお気に入りで、FC東京でも共闘。
2012年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
西野 貴治 | 7年 | 47 | 7 | 千葉→G大阪→讃岐 | 11年 |
稲森 克尚 | 2年 | 0 | 0 | 鳥取→盛岡 | 7年 |
田尻 健 | 6年 | 1 | 0 | 金沢→G大阪→鳥取 →盛岡→長野 | 現役 |
長身CBコンビがトップ昇格。
西野は、J2降格時のガンバでレギュラー奪取も、ケガに泣いた。
左利きで期待も高かった稲森だが、こちらは大成せず。
田尻は、第3GKとして奮闘。鳥取で正GKとして活躍。
2014年
昇格者 | 在籍 | 試合数 | 得点 | 退団後 | 実働 |
井手口 陽介 | 7年 | 127 | 15 | リーズ→レオネサ→グロイター→G大阪 →セルティック→福岡→神戸 | 現役 |
内田 裕斗 | 1年 | 0 | 0 | 徳島→鳥栖→仙台 | 11年 |
小川 直毅 | 1年 | 1 | 1 | 藤枝→G大阪→枚方→川西 | 現役 |
井手口は宇佐美以来の飛び級モンスター。
海外で苦労し、出戻りで活躍するところまで先輩と同じだが、2度目の出戻りはならず。
内田は、藤春という高すぎる壁を前に、他所での勝負を選択。
まとめ
この10年も、宇佐美、倉田と、現在のガンバの屋台骨を支える逸材を輩出。
安田、井手口と、代表クラスの才能も、途切れることなく生み出している。
この時期は、トップのチームカラーもはっきりしており
ユースでは、ポゼッションサッカーに適した、足元の技術の高い選手が育成される
好循環が成立していた。
ただ徐々に時代の趨勢も変化。
ポゼッションだけでは圧倒できなくなり、トップチームも迷走。
足元だけでは通用しなくなり、昇格者にとっても厳しい環境となっていく。
トレーニングで、ガンバユニが似合う身体を手に入れよう!
プロテイン/サプリは、圧倒的コスパの「MY PROTEIN」


コメント