「U-21 Jリーグ」の創設が決定された。
U-23でJ3への参加実績もあるガンバも、当然参戦する。
そこで今回は、新リーグの概要とレギュレーションをおさらい。
U-23の振り返り
実績
ガンバは2016~2020シーズンの計5年間、U-23チームでJ3に参戦。
当時U-23で参戦実績があるのは、C大阪、FC東京とガンバの3チーム。
結果はこんな感じ。
2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
G大阪 | 9位 | 16位 | 6位 | 17位 | 14位 |
C大阪 | 10位 | 13位 | 7位 | 6位 | 18位 |
FC東京 | 12位 | 11位 | 14位 | 16位 | - |
合計 | 16チーム | 17チーム | 17チーム | 18チーム | 18チーム |
あくまで若手選手の育成が目的であり、順位に意味は無いが
プロの壁を痛感させられた5シーズンだった。
ただU-23とはいえ、ダービーは別。結果は、、、
2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
H | 〇 | △ | ● | ● | △ |
A | 〇 | ● | △ | 〇 | △ |
3勝4分3敗と、お互い一歩も譲らず。
ここでも、ダービーの伝統は息づいていた。
主な輩出選手
U-23で切磋琢磨していたのは、こんな選手たち。
2016 | 一美、妹尾、野田、平尾、高木彰、市丸、堂安、嫁坂、初瀬 |
2017 | 高江、林、嫁坂、高、芝本、一美、森、平尾、食野、妹尾、白井 |
2018 | 高木彰、山口、妹尾、野田、西野、松田、森、芝本、福田、一美、白井、市丸、高、谷 |
2019 | 松田、芝本、白井、山口、川﨑、奥野、塚元、中村仁、田尻、高木 |
2020 | 山口、タビナス、高木大、塚元、芝本、唐山、松田、奥野、黒川、川﨑、白井 |
メンバーを眺めているだけで、感慨深いものがある。
トップで主力となった選手は、そこまで輩出できなかったが
多くがJ1、J2で活躍しており、育成面で一定の成果は挙げたといえる。
U-21 Jリーグ 大会概要
名称
「U-21 Jリーグ」 (仮称)
そのまんま(笑)
「NEXT Jリーグ」とか、もうちょっと無いの?!
意義、目的
19~21歳の選手に対して、適正なプレー環境を確保し、成長を促す。
現状は、他クラブにレンタルで出すか、大学サッカーの二択。
選択肢を増やすという意味では、大いにアリ。
参加チーム
- J1 9クラブ、J2 2クラブの、計11クラブ
- J1:浦和、FC東京、東京V、川崎、清水、名古屋、G大阪、神戸、岡山
- J2:磐田、長崎
意外に少ない。
オリ10でも、鹿島、広島などは不参加。
U-23経験組でも、ピンクは不参加。
開始時期
- 2026/2027シーズン、8~9月開幕→4月終了
- 毎週、土曜日~月曜日のいずれかで開催
移行初年度から、並行してスタート。
開催日もトップと被るため、完全に別チーム扱いとなる。
大会方式
- 東西2リーグ制
- 同リーグ内でH&A(2試合)+他リーグとHorA(1試合)
- 各リーグの上位でプレーオフ
プロ野球の2軍(イースタン、ウエスタン)みたいな感じ。
遠征コストの削減が狙い。
EAST:浦和、FC東京、東京V、川崎、清水、磐田
WEST:名古屋、G大阪、神戸、岡山、長崎
になりそう。意外に西が多い。
レギュレーション
- エントリー:18名 (交代7名)
- 外国籍枠:3名 (提携国規定準用)
- OA枠:無制限と、U-23の2種類
(理想)OA 3名+U-23 3名
(初年度のみ)OA 3~6名+U-23 4名
トップチームは、30名前後。
ベンチ入りが11+9=20名いるため、ベンチ外の10人程度では全然足りない。
ユースからトップに積極的に引き上げることになり
間接的に、ユースに良い選手が集まる好循環が期待できる。
まとめ
ガンバにアンダー世代のチームが戻ってくる。
運営コストは1~2億円とみられ、ピンクをはじめ多くのチームが二の足を踏むなか
再び育成年代にチャレンジするガンバの姿勢は、大いに評価したい。
「育成のガンバ」の看板を、再び掲げられる日は来るのか。
大いに期待して見守りたい。
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