【2024シーズン動向】第4回 浦和レッズ

チーム

2024シーズンのライバルクラブ動向。

4回目は、年々その背中が遠くなる、宿敵「浦和レッズ」。

クラブ概要

  • タイトル 10個 (Jリーグ1回、Jリーグカップ2回、天皇杯4回、ACL3回)
  • 直近の成績
    2023年:Jリーグ/4位、ルヴァン/準優勝、天皇杯/ベスト16
    2022年:Jリーグ/9位、ルヴァン/ベスト4、天皇杯/3回戦敗退、ACL/優勝
    2021年:Jリーグ/6位、ルヴァン/ベスト4、天皇杯/優勝、ACL/ベスト8
  • かつては「ナショナルダービー」と称されたガンバとレッズ。
    その後揃って低迷期にはいるも、欧州路線に転換したレッズが一足先に復活。
  • 2021年には天皇杯、2022年もACL制覇。
    とにかくACLに強い。国内で唯一、複数回、3度の優勝。
  • 逆にJリーグでは脆さを見せる。通算タイトルは1個だけ。
    ロドリゲス、スコルジャと欧州の名将をもってしても、タイトルには届かず。
  • 2024シーズンは新監督に、スウェーデンからヘグモを招聘。

ガンバとの相性

  • J1通算  26勝25敗13分(H 13勝13敗6分 A 13勝12敗7分)
  • 直近の成績
    2023年 2敗 (H1-3 A1-3)
    2022年 1勝1分 (H1-1 A1-0)
    2021年 1敗1分 (H0-3 A1-1)
  • 通算ではほぼ互角も、印象に残る勝利が多く
    特に埼スタでのビッグゲームではレッズを粉砕してきた。
    2008年 ACL準決勝、2014年 Jリーグ32節、2015年 チャンピオンシップ準決勝と
    どれもがガンバの歴史に残るベストゲーム。
  • しかし直近では、ライバルに大きく水をあけられている。
    昨シーズンは、力の差を見せつけられてのシーズンダブルを喰らった。
    ホームではジェバリの技ありゴラッソ、アウェーでも貴史のフリーキックでの先制を生かせず、いずれもあっさり逆転負け。

2024シーズン 主力の移籍動向

IN

  • チアゴ・サンタナ ← FW、清水、完全。
  • オラ・ソルバッケン ← FW、ローマ、レンタル。
  • サミュエル・グスタフソン ← MF、スウェーデン、完全。 
  • 前田 直輝 ← FW、名古屋、完全。
  • 渡辺 凌磨 ← MF、FC東京、完全。
  • 松尾 祐介 ← MF、ベルギー、レンタル復帰。
  • 井上 黎生人 ← DF、京都、完全。
  • 石原 広教 ← DF、湘南、完全。
  • 佐藤 瑶大 ← DF、G大阪、完全。

OUT

  • 明本 孝浩 → MF、ベルギー、レンタル。
  • 萩原 拓也 → DF、クロアチア、レンタル。
  • ホセ・カンテ → FW、引退。
  • アレックス・シャルク → FW、満了。
  • 岩波 拓也 → DF、神戸、完全。
  • 柴戸 海 → MF、町田、レンタル。
  • 松崎 快 → MF、仙台、完全。
  • 平野 祐一 → MF、C大阪、完全。

評価

S:前線の即戦力を積極補強。もはや、やりすぎレベル。

  • 盤石の守備陣に比べ、比較的見劣りしていた前線を、即戦力中心に積極補強。
  • Jで実績充分のサンタナに加え、なんとローマからもソルバッケンを獲得。
    さらに渡辺、松尾、前田と即戦力補強のオンパレード。
    使いきれんの、これ?
  • ガンバからも大卒No.1CBが移籍。カップ戦で出番があれば頑張って。

2024シーズン スタメン予想

フォーメーション

評価

S:鉄壁の守備陣に加え、前線も積極補強で充実。本気でリーグタイトルを獲りにきた。

  • ヘグモの基本フォーメーションは「4-3-3」。
  • 新監督が連れてきたグスタフソンがアンカーに入りそう。
    前線はサンタナ、ソルバッケン、渡辺と3トップが一新。
  • CBは盤石。逆に明本、萩原の抜けたSBが唯一の弱点か。

2023シーズン ガンバ戦勝敗予想

  • 第9節(4月20日)にアウェー、第30節(9月14/15日)にホームで対戦。
  • 浦和が誇る鉄壁の守備陣から、複数得点をもぎ取るのは至難の業。
    ただ前線も強力に補強しており、無失点で切り抜けるのも難しそう。
    今年も苦戦が予想されるが、これ以上ライバルに引き離されるのは避けたい。
    唯一の弱点であるSBを狙って、サイド攻撃に活路を見い出したい。

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