2023シーズン、最終戦。
試合前日には、藤春、ディエゴ、塚元の契約満了がリリース。
功労者に報いるためにも、是が非でも勝って終わりたいところだったが
この試合もゴールが遠く、完封負け。7連敗でシーズンの幕を閉じた。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 神戸 |
0 | - | 1 |
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 1 |
得点者 | 56min パトリッキ |
スタメン
(選手交代)44minギョンウォン→福岡、77min食野→山見、ジェバリ→唐山、85min倉田→塚元、黒川→藤春
- 可変をあきらめ、「4-1-2-3」に回帰。
- 契約満了の3選手は、全員メンバー入りとなった。
試合内容
- 前節とは打って変わって、インテンシティの高いサッカーを披露。
特にゲームの入りで神戸を押し込むことに成功し、主導権を握る。 - しかしチャンスは作れるが、決定力不足は変わらず。
チャンスを決めきれずにいると、アンラッキーなオウンゴールで失点。
今のガンバに追いつく力は無く、7連敗でシーズンの幕を閉じた。
- 前節の惨敗がさすがに応えたか、この日のガンバは素晴らしい立ち上りを見せる。
強度高くボールを奪うと、正確なパス交換でボールをキープし、主導権を握る。 - サイドと中央をバランス良く使い分けながら、アタッキングサードまでボールを運ぶが
最後の局面で連携が合わず、決定機を作れない。 - それでも倉田、宇佐美、食野とミドルを放ち、神戸を押し込むと、最大のチャンスは41分。
裏へ抜けたジェバリのクロスを、2列目から走り込んだ倉田が合わせるも、DFに阻まれる。 - 決めきれないでいると、今のガンバは耐えきれない。
56分、Mトゥーレルのオーバーラップを止めきれず、サイドに展開され
パトリッキのクロスが、三浦に当たって、アンラッキーな失点。 - 山見、唐山を入れ、攻撃のギアを上げるが、唐山のゴールはオフサイド。
終了間際の山見の一撃も、枠をとらえきれず、最終戦も完封負け。
採点
GK | 石川 | 5.0 | あれを止めれば、守護神の座が近づく。 |
DF | 半田 | 5.0 | 大迫のラフプレーに負けず、フル出場で存在感発揮。 |
DF | 三浦 | 4.5 | 今年を象徴するツキの無さ。No.5のオーラは何処へ。 |
DF | ギョンウォン | 4.5 | 大迫のラフプレーに屈し、最後も途中退場。 |
DF | 黒川 | 5.0 | 偉大なる先輩へ捧げる魂のプレー。攻守に躍動。 |
MF | 倉田 | 5.5 | 闘う姿勢を、チームに背中で示し続けた。 |
MF | 山本 | 5.0 | 守備で奮闘。神戸に流れを渡さず。 |
MF | ダワン | 4.5 | IHなら、もっと前線に飛び出して勝負したい。 |
FW | 食野 | 5.0 | ビルドアップに貢献も、ゴール前の連携を欠く。 |
FW | ジェバリ | 4.5 | 収まるだけ。決定力不足は最後まで変わらず。 |
FW | 宇佐美 | 5.0 | 守備意識に変化も、シュートの感覚は戻らず。 |
DF | →福岡 | 4.5 | 消極的なプレーに終始。致命的なパスミスも。 |
FW | →山見 | - | 時間短く評価無し。 |
FW | →唐山 | - | 時間短く評価無し。 |
FW | →塚元 | - | ドリブル突破で最後の輝き。 |
DF | →藤春 | - | 13年間、その献身性に感謝。 |
C | ポヤトス | 4.5 | 「4-1-2-3」に戻して善戦。ブレた終盤戦に悔い。 |
注目プレー
41分、倉田のシュート。
なかなかアタッキングサードで連携がうまくいっていなかったが
この場面は連動した動きで、決定機を創出。
ポイントは3つ。
①食野のスルーパスと、ジェバリの裏抜け。
②ジェバリのキープと、2列目の倉田、宇佐美の前線へ飛び出し。
③倉田のシュートのこぼれ球に対する、宇佐美の反応。
特に③により、宇佐美がセカンドを回収し、二次攻撃に繋げることができていた。
得点には結びつかなかったものの、分厚い攻撃で神戸をゴール前に釘付けにした。
次節へ向けて
リーグ戦は7連敗。
終盤は、2分8敗の10戦勝ち無しと、最後まで光明を見い出せず終戦。
9勝7分18敗、勝点34、16位。これは本来であれば、入替戦に回る順位。
特例のレギュレーションに救われた、情けないシーズンとなってしまった。
特に深刻なのが、得点力不足。
27節の新潟戦を最後に、流れの中から得点無しと、最後まで得点パターンを作れなかった。
現状のままだと、来季も残留争いは必至。
特に最後まで人材不足に悩まされた、WGとCBの補強は必須。
このオフは大幅なメンバーの入れ替えが予想される。
だが、終盤戦に3バックなど若干ブレはしたものの、一年間通して「4-1-2-3」で戦い
目指すべきチームのスタイルは、おぼろげながら見えてきている。
ポヤトス2年目となる来季こそ、今年の試行錯誤をベースに、ポゼッションスタイルを確立させ
トップハーフに食い込む進化に期待したい。
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