残留争いからの卒業試験となる、下位との直接対決3戦目。
ミッドウィークの天皇杯を勝ち切り、意気上がる柏に対して
ダワンの先制、食野のゴラッソ、アラーノのダメ押しPKで、3-1の完勝。
下位との3連戦を2勝1分で乗り切り、勝点26の13位まで浮上。
これで残留争いからは卒業。ここからは上だけを見て戦う!
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 柏 |
3 | - | 1 |
1 | 前半 | 1 |
2 | 後半 | 0 |
11min ダワン 46min 食野 67min アラーノ | 得点者 | 21min 細谷 |
スタメン
(選手交代) 74min食野→福田、79minジェバリ→宇佐美、80min山本→石毛、92minダワン→柳澤
- 試合前に悲報。。半田が腓骨骨折で長期離脱のニュース。
高尾が、10節以来となるスタメン。 - WGは、前節ゴールを挙げた福田ではなく、食野を選択。
前節、途中出場から抜群の動きを見せており、調子の良さを評価。
試合内容
- 先制、中押し、ダメ押しの理想的な展開で、完勝。
- 後半立上りの、食野のスーペルゴラッソで勝負あり。
- ガンバは選手の距離も良く、パスがリズム良くつながり、ゲームを支配。
- 柏も切替早く、細谷、サヴィオの前線は脅威も、やはり守備の甘さが出た。
- 序盤から両チームとも動きが良く、ハイテンポでゲームが進む。
球際も激しく、切替の速い展開となるが、徐々にガンバがボールを握る展開に。 - 前半11分、早くもガンバが先制。
山本が右サイドでボールを奪い返すと、左サイドに展開し、黒川のマイナスの折り返しを
ダワンが右隅に流し込み、技ありの先制弾! - 先制された柏だが、残留争いから抜け出すべく、必死に食らいつく。
20分、福岡のビルドアップのパスをサヴィオがカットして、中央で粘ると
細谷へスルーパス。これに反応した細谷が、右隅に流し込み同点。 - だがその後は、完成度で上回るガンバが、一方的にゲームを支配。
再三アタッキングサードに攻め込むも、柏は中央を固めて、前半を何とかしのぎ切る。 - しかし後半立ち上がり早々、食野がゲームを決める。
敵陣のスローインをアラーノが奪って、ゴール前へ攻め込むと、右サイドへ展開。
ボールを受けた食野が、中央へカットインし、得意の左足を一閃。
ボールは美しい弧を描き、ゴール左上隅へ吸い込まれる。逆転! - 気落ちした柏に、さらにガンバが畳みかける。
高尾が右サイドを駆けあがり、中央のアラーノへ折り返し。
アラーノが強引にドリブルでPAに侵入すると、たまらず椎橋が後ろから引き倒し
DOGSOで一発退場。このPKをアラーノが冷静に決めて、3-1。 - これで柏は完全に心が折れた。
交代で入った山本桜大が、必死のドリブルでゴールを脅かすも
残念、そこは東口!
このまま危なげなく逃げ切り、うれしいホーム4連勝♪
採点
GK | 東口 | 6.5 | 終盤1vs1を何度もストップ。これぞヒガ神! |
DF | 高尾 | 5.5 | 守備では裏も取られたが、攻撃で特長。3点目をアシスト。 |
DF | 福岡 | 5.5 | 失点はパスミスとカバーの遅れ。サヴィオとのスプリントには競り勝つ。 |
DF | ギョンウォン | 6.0 | フロート相手に一歩も引かず、仕事をさせなかった。 |
DF | 黒川 | 6.0 | 先制のマイナスのクロスは見事。高嶺の挑発に乗り、次節出場停止。 |
MF | 山本 | 6.5 | 受けてから前を向けるので、チャンスを量産できる。 |
MF | ラヴィ | 7.0 | 異次元のボール奪取力。CBの間にも顔出し、ビルドアップの起点に。 |
MF | ダワン | 7.0 | 足元のシュートも上手い。チーム得点王。 |
FW | 食野 MOM | 7.5 | ゲームを決める左足の一撃。闘争心を前面に、チームを鼓舞。 |
FW | ジェバリ | 5.5 | 自由に動いて起点になるも、ゴール前が迫力不足に。 |
FW | アラーノ | 7.0 | 青黒のファイター。走行距離は断トツの11㎞。頭が下がる。 |
FW | →福田 | 5.5 | 食野との熾烈なスタメン争い。最後のチャンスは決めたい。 |
MF | →宇佐美 | - | 時間短く評価無し。 |
FW | →石毛 | - | 時間短く評価無し。 |
DF | →柳澤 | ー | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 6.5 | またもや選手起用が大当たり。月間優秀監督は当確。 |
注目プレー
前半11分、ダワンの先制ゴール。
ポイントは3つ。
①山本の切替の速さ
スタートは福岡からの、ライン際に張った高尾へのフィード。
高尾の戻しを、山本が食野へダイレクトで叩くが、合わない。
しかし山本は、切替早く、再びボールを奪うと
3人に囲まれるが、ボールを失わず、ジェバリへ。
この山本の頑張りで、二次攻撃がスタート。
②逆サイドのスペース
柏DFは右サイドで密集を作り、ボールを奪いに来ていたため
左サイドには大きなスペースが空いていた。
山本がボールを奪い返すと、チーム全体で連動し、左サイドへ展開。
狙い通りの攻撃パターンで、ニアゾーンを攻略した。
③ダワンのシュート技術
柏は必死のスライドでゴール前を固めるが、黒川が中の状況をよく見て
後ろから走り込んだダワンへ、マイナスのクロス。
これをダワンがインサイドで、しっかりミートして、左隅へ流し込む。
アウトから巻いて流し込む、技術の高さを見せつける一撃。
個々の高い技術と、チームの狙いが連動した、見事な先制点だった。
次節へ向けて
5月時点では残留争いの裏天王山とみられていた
横浜FC、京都、柏との下位直接対決3連戦を、2勝1分と圧倒。
これで勝点26、13位まで順位を上げた。
これで残留争いからは、完全に卒業。
残留は、横浜FC、柏、湘南の3チームによるデスマッチとなる。
ポヤトスの、ボールを握ってスペースを攻略するサッカーが
ここにきて、いよいよ形になりつつある。
トップハーフとの勝点差は、わずか3。
ここからは上だけを見て戦う。
中断後の目標。
①トップハーフでフィニッシュ
②ピンクより上位でフィニッシュ(勝点差はたった9)
③ACL出場権獲得(3位との勝点差は13)
④ルヴァン制覇で、10個目の星を刻む
①②はマスト。
今の調子なら、③④も不可能ではない。
半田の離脱など、マイナス要因もあるが、まだまだチームに伸びしろはある。
中断期間を有意義に過ごし、再開後も快進撃に期待!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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