一番やられたくないやつに、試合を決められた。
そしてわずか10試合で、今季3度目の4失点。
今年も残留争いやるんか。。。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 鹿島 |
0 | - | 4 |
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 4 |
得点者 | 48min 仲間 64min UMA 86min 土居 87min 土居 |
スタメン
(選手交代) 56minダワン→理仁、65min杉山→武蔵、76minギョンウォン→福岡、アラーノ→山見
- 前節途中交代でキレキレだった高尾が、半田に代わってスタメンに抜擢。
- 出場停止明けのギョンウォンが、スタメン復帰。
- 宇佐美がスタメン死守。チームを勝利に導けるか。
試合内容
- 鹿島は予想通り、快勝した前節と同じメンバー。
伝統の「4-4-2」で、攻撃はロングボールを多用し、縦に速い攻め。
守備はミドルサードでブロックを形成し、中央を閉める。 - 前半はガンバがボールを握る展開。
鹿島は前からプレスに来ないため、CBは自由にボールを持てる。
その代わり、2トップがアンカーのラヴィを徹底マークし、出しどころを制限。
これに対してガンバは、宇佐美がアンカーの位置まで下りて、ボールを引き出し
リンクマンとして機能。杉山、高尾と右サイドで組立て、前進していく。 - しかしアタッキングサードまでは運べるが、宇佐美が下がり目で受けるため
前線の人数が足りず、決定機が作れない。
それでも前半36分に最初のチャンス。
前線でダワンがピトゥカからボールを奪い、ショートカウンター発動。
ジェバリとのワンツーから抜け出し、シュートを放つも、惜しくもサイドネット。
続く39分には宇佐美が3人に囲まれながらも、ジェバリへラストパス。
ジェバリがDFをかわして、左隅へシュートを放つも、GK早川に阻まれる。 - 鹿島にほぼ攻撃の形を作らせず、ガンバ優勢のまま後半へ。
ところが前半うまくゲームを運んだことで油断が生じ、軽いプレーを連発。
宇佐美の軽い守備からピトゥカに深い位置まで侵入され、CKを与えると
ラヴィが仲間のマークを外して、左隅へ流し込まれ、失点。 - これでゲームの流れが一変。
ガンバは後ろでボールは持てるが、鹿島の戻りが速く、ビルドアップが停滞。
ダワンに代えて理仁を投入するも、強度が上がらず、局面を変えられない。 - 逆に64分、左サイドでボールを失うと、一気に右サイドへ展開され
名古のクロスに、走り込んだUMAが、ゴール左隅へ豪快なヘッドを叩き込む。
ガンバがやりたかった攻撃を、逆に鹿島にやられてしまった。 - 2点を追いかけるガンバは、杉山に代え武蔵をWGに投入し、攻撃のギアを上げる。
武蔵の裏抜けでDFラインを押し下げ、再び流れを引き寄せる。
69分にはアラーノとのワンツーから、武蔵が抜け出すもシュートは枠の上。 - 決定力を欠くガンバと対照的に、鹿島は交代で入った土居がダメ押しの2得点。
後半だけで4失点と、目を覆いたくなる惨敗となった。
採点
GK | 谷 | 5 | どれもノーチャンスだが、4失点は頂けない。 |
DF | 高尾 | 4.5 | 抜擢に応えられず。2失点目はUMAに粉砕された。 |
DF | 三浦 | 5 | DFだけの責任ではないが、最後は守備が崩壊。 |
DF | ギョンウォン | 4.5 | 前半の不用意なイエローで、交代枠を消費。 |
DF | 黒川 | 5 | 仕掛けの回数少なく、やや積極性を欠いた。 |
MF | 宇佐美 | 5 | 中盤の潤滑油になるも、前線へ顔を出せず。 |
MF | ラヴィ | 4.5 | 相手2トップに消された。1失点目も仲間のマーク外す。 |
MF | ダワン | 5 | 前半の決定機は決めたかった。体重く、早々に交代。 |
FW | 杉山 | 4.5 | 消極的なプレーに終始。縦に行けないので攻撃が停滞。 |
FW | ジェバリ | 5 | 今日も決めれず。繋げて、収められるだけに。。。 |
FW | アラーノ | 5 | 今日の左サイドは沈黙。 |
MF | →理仁 | 4.5 | 精度、運動量とも、交代選手としてあり得ない低さ。 |
FW | →武蔵 | 5 | 裏抜けで変化をつけたが、決定力を欠く。 |
FW | →山見 | 5 | 仕掛ける姿勢は見せたが、チャンスは作れず。 |
DF | →福岡 | 5 | 持ち上がるも、出しどころが無かった。 |
C | ポヤトス | 4.5 | そろそろ厳しさを出さないと、自らの首が危うい。 |
注目プレー
39分のジェバリの決定機。
左サイドの組み立てから、宇佐美とジェバリの個人技で決定機を作ったが。。
左サイドの崩しで、鹿島のセカンドラインを突破したシーン。
まずは黒川が、勇気をもってダワンに縦パスをつける。
この時点で、アラーノがサイドレーンに、ダワンと宇佐美がハーフレーンに
ポジションを取れており、三角形の崩しで、鹿島のマーカー3人を置き去りにする。
3人に囲まれながら、宇佐美がジェバリへ正確なラストパス。
ジェバリも鋭いフェイントで、CB2枚を外してシュートコースを作り
左隅へシュートを打ち込んだが、決めきれなかった。
次節へ向けて
失点すると、途端に下を向く悪癖は治っていなかった。
弱者のメンタリティ全開で失点を重ね、今季3度目の4失点惨敗。
負け犬根性とは、かくも根深いものなのか。
そして特に深刻なのが、CFWの得点力不足。
10節消化して、ジェバリと武蔵がそれぞれ1点しか取れていない。
わずか10試合で、3度の4失点と守備も崩壊。
ポヤトス解任の声も大きくなりつつあるが、個人的に、解任には反対。
勝点は取れていないが、平均支配率は50%を超え、ボールは握れるようになっている。
戦術的の積み上げは確実にできており、目指すサッカーは明確。
去年までのサンドバック状態からは、大きく進歩している。
次節はダービー。
ここで勝てれば、一気に状況は変わる。
逆に負ければ、去年のような迷走に陥ってしまう。
今季の命運を握るといっても過言ではない大一番。
選手はここで気持ちを見せてくれ!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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