前半は今季ワーストゲーム。
去年ならこのまま無抵抗で終わってた。だが、今年は違うぞ!
後半は今季ベストゲーム。救世主、爆誕!
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 札幌 |
2 | - | 2 |
0 | 前半 | 2 |
2 | 後半 | 0 |
59min 石毛 61min アラーノ | 得点者 | 6min 小林 32min 小柏 |
スタメン
(選手交代) 56min福田→ダワン、山本理仁→石毛、70minアラーノ→食野、86min杉山→山見、黒川→福岡
- GKは代表選出の谷ではなく、東口。自信を回復させるためのチャンスを与えたか。
- ケガで欠場の宇佐美に代わるLIHは、予想通りアラーノを起用。
RWGには、順当に杉山が入った。 - RIHにはダワンではなく、山本理仁を抜擢。
得点につながる、決定的なラストパスに期待。
試合内容
- 前半はコメントに値しない。今季ワーストの酷い出来。
ビルドアップを放棄して、精度の無いロングキックを蹴り続けるGK。
セットプレーの集中力がなく、またもやマークを外すLSB。
何でもない場面で、雑なバックパスで逆アシストをするLWG。
無気力なボーンヘッドで、前半早々に2点をプレゼント。またもや追いかける展開に。
「何回やんねん!!」 - 前半唯一の見せ場は、ロスタイム。左サイドで黒川、理仁のワンタッチでのパス交換から
福田が囮の動きでDFを引き付け、黒川が裏のスペースへ抜け出す。
深い位置からのセンタリングを、逆サイドから入ってきた杉山がボレー、もミートできず。
こぼれ球をつないで、ラヴィが強烈なミドルもクロスバーの上。 - 後半になると、楽勝ムードの札幌がプレスを緩め、徐々にガンバが前に出れるように。
杉山のクロスを、福田が頭で落として、ゴール前の武蔵へ、、など決定機が生まれだす。 - すると56分、勝負所とみたポヤトスが動く。一気に2枚替えで、石毛とダワンを投入。
結果的にこの采配がズバリ的中した。 - 代わった石毛が、ポジションを意図的に崩しながらボールを引き出す。
札幌のマークが付ききれなくなり、中盤にスペースが生まれる。
迎えた59分、杉山の落としをラヴィが受けた瞬間、半田がWB裏のスペースへ抜ける。
これを見逃さなかったラヴィの、糸を引くようなロングスルーパスが半田へ。
ドリブルでポケットに侵入した半田からの折り返しを、石毛が冷静に流し込み反撃開始! - 追撃の手を緩めないガンバは、続く61分。
石毛とラヴィがポジションチェンジして、アンカーに落ちた石毛がボールを引き出す。
中盤に落ちてきた武蔵がラヴィに落とすと、石毛は入れ替わるように前線へ。
CBを背負ってラヴィからボールを引き出すと、オーバーラップしてきた黒川へワンタッチ。
黒川がそのまま深い位置まで運んで、LSBからRSBへピッチを横切るクロスを飛ばす。
杉山がワンタッチで、ゴール前に走りこんだアラーノに折り返し、ゴール!同点!! - その後もゲームを支配するガンバは、人もボールも動くサッカーで札幌を圧倒。
88分には武蔵が強烈なヘディングシュートもGKに阻まれ、逆転ならず。2-2のドロー。
採点
GK | 東口 | 4.5 | 前半ビルドアップ放棄。チャレンジしないなら。。 |
DF | 半田 | 6 | 代表の輝き。絶妙な裏抜けから1点目をアシスト。 |
DF | 三浦 | 6 | 円熟のカバーリングで、裏を取らせず。 |
DF | 江川 | 6 | 小柏をスピードで抑え込んだ。縦パスも◎。 |
DF | 黒川 | 4.5 | またもマークを外す。いいプレーが多いだけに。。 |
MF | 山本理仁 | 5 | 効果的なパスもあったが、流れ変えられず。 |
MF | ラヴィ | 6.5 | やはり別格。2得点とも鋭いスルーパスから。 |
MF | アラーノ | 6 | 溜めていた鬱憤を2点目で爆発。フラッグも破壊。 |
FW | 杉山 | 5.5 | 冷静に折り返し、2点目をアシスト。 |
FW | 武蔵 | 6 | 古巣相手に攻守に奮闘。惜しいヘッドも。 |
FW | 福田 | 4.5 | 言い訳できないボーンヘッド。猛省を。 |
MF | →石毛 MOM | 7 | 投入直後に2点に絡む大活躍。流れを変えた。 |
MF | →ダワン | 6.5 | 鋭い出足で流れを渡さず。CKからヘッドも正面。 |
FW | →食野 | 5.5 | 終盤の押せ押せムードに上手く乗っていけた。 |
FW | →山見 | ー | 時間短く評価なし。 |
DF | →福岡 | ー | 時間短く評価なし。 |
C | ポヤトス | 6 | 采配ズバリ。あとは選手の意識改革を。 |
注目プレー
後半の連続得点。
3人目の動きが見事に連動。目指すスタイルが形になった。
1点目、2点目ともにスペースを見つけて動いたところへ、動きを感じてパスが出るという
3人目の動きが連動した、崩しのパターン。
1点目は杉山がラヴィに落とした瞬間に、半田が裏のスペースへ。
2点目も武蔵のラヴィへの落としに連動して、石毛が最前線へ。
このスペースへの動きを感じたラヴィは、いずれもワンタッチで長い縦パス。
これで局面を一気にひっくり返した。
次節へ向けて
後半の選手交代以降は素晴らしい戦い。
前節の広島戦に続き、目指すスタイルを体現できる時間帯が出てきているのはポジティブ。
それだけに前半のふがいない戦いがあまりにももったいない。
この試合、セーフティーな入りをすることは札幌にもバレバレ。
そんな状態でロングキックを蹴っても、セカンドが拾えるはずもなく、防戦一方。
昨シーズンのデジャブを45分見せられ続けた。
目指すスタイルは、堅守速攻ではないはず。
どうせ失敗するなら、ビビったバックパスでの失点より、ビルドアップでチャレンジしたミスで
失点する方が、積み上げがある分まだマシ。
次節も湘南と、激しく前プレにくるチームが続くが、前半から恐れずにチャレンジして欲しい!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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