【惜別と感謝】2025J1リーグ 第38節 東京ヴェルディ(H) レビュー

レビュー

ポヤトスガンバのラストゲーム。
退場による数的有利もあったが、終始攻め続けて4-1の大勝。
ポヤトスとの3年の旅路を勝利で締めくくった。

試合結果

スコア

G大阪vs東京V
41
2前半0
2後半1
43min ジェバリ
45+5min ジェバリ
49min 満田
90+4min 南野
得点者78min 染野

スタッツ

G大阪東京V
16
(14)
シュート数
(枠内)
11
(8)
2.34ゴール期待値1.03
695パス成功数218
68%ボール支配率32%
115.7走行距離(㎞)111.4
115スプリント回数130
出典:J STATs
  • 数的有利があったとはいえ、シュート数、支配率、パス数と
    ヴェルディを圧倒。
  • 決めるべきところをしっかり決めて、期待値以上の4得点。

スタメン

(選手交代)10min中谷→三浦、61min美藤→鈴木、倉田→食野、77min山下→岸本、ジェバリ→南野

  • ジェバリが間に合い、ゼロトップ回避。
  • LWGは、奥抜でも食野でもなく、ベテラン倉田がスタメンを勝ち取った。

インプレッション

試合展開

  • 【印象】:A
    内容、結果とも完勝で、ポヤトスが有終の美を飾った。
  • 立ち上りから、両チームとも切替が早く、強度の高い好ゲーム。
    開始早々、中谷の負傷離脱もあり、ペースを握られかけるが
    ジェバリのキープ力、山下のスピード、中盤の連動性と
    徐々にガンバが質的優位を出し、主導権を握る。
    ここで試合を決めたのは山下。
    20分、絶妙の飛び出しで、新井をDOGSOで退場に追い込むと
    41分には、PA内で宮原のファールを誘い、PK獲得。
    これをジェバリが左隅へしっかり決めて、勝負あり。
  • 前半終了間際にはジェバリ、後半立上りにも満田が決めて
    一気に試合を決めたガンバ。
    東口のボーンヘッドで、ヴェルディが勢いづきかけたが
    途中交代の食野と南野がトドメを刺して、4-1快勝。
    ポヤトスの宣言通り、お祭りゲームでガンバでの3年間を締めくくった。

選手

GK東口4.5集中力を欠いたプレーで、楽勝ムードに冷や水。
DF半田5.5内外を自在に使い分け、右サイドを制圧。
DF中谷来シーズンに影響が出ないことを祈る。
DF福岡5.5バタついた時間帯も、粘り強く対応。
DF黒川6.0展開も味方し、攻撃性能を如何なく発揮。
MF山下 MOM7.0スピードだけではなく、決定力も格段に向上。
MF安部6.0運動量と強度で、ガンバのスタイルを変えた。
MF美藤5.5ジェバリが落ちると最前列に飛び出し、賢くプレー。
MF倉田5.5まだまだ高い壁となり、チーム内競争を促す。
FW満田6.0今オフ最大の補強は満田の完全移籍。頼むで!
FWジェバリ6.5延長オファーも納得の、キープ力と決定力。
DF三浦5.5急遽出場も、リーダーシップを発揮。
MF→鈴木5.0強度が気になるか、最後までプレーに迷い。
FW→食野5.5最終盤で好アピール。来季へ弾み。
MF→岸本時間短く評価無し。
FW→南野5.5滑り込みで結果。次節が来季の椅子を懸けた正念場。
Cポヤトス6.0チームのスタイルを再構築した3年間。感謝。

次節へ向けて

素晴らしい最終戦セレモニー。
ユースの頃とは見違えるほど成長した、宇佐美の大人な振る舞い。
そして、アラーノ、ポヤトスが流してくれた涙に
チーム、サポーターへの深い愛情を感じ、涙腺崩壊。

残留争いの常連にまで落ちぶれたチームを救ってくれた
アラーノとポヤトスには、感謝しかない。
残念だが、幸せなお別れ。お互い、輝かしい未来があらんことを!

トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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