2023シーズン初勝利をかけて、ノエスタへ乗り込んだガンバ。
J1デビュー戦の若いDFが神戸の3トップに圧倒され、4発献上。悔しい敗戦となった。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 神戸 |
0 | - | 4 |
0 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 3 |
得点者 | 3min 大迫 47min 酒井 66min 武藤 73min 酒井 |
スタメン
(選手交代) 57min山本悠樹→食野、山見→武蔵、74minラヴィ→ダワン、アラーノ→山本理仁、80minジェバリ→半田
- ギョンウォンがケガ。江川がJ1初スタメン。
- RSBに高尾、RIHに山本悠樹をチョイス。
よりポゼッションを高め、攻撃的に行く狙いがみえる。 - CFはジェバリ。J初ゴールなるか。
試合内容
- 試合は予想通り、開始直後から神戸がハイプレスを仕掛ける。
しかしガンバはふわっとゲームに入ってしまい、まともにプレスを受けて
局面で全て後手に回り、開始3分で失点。 - 神戸は、アンカーのラヴィに未月がマンマークで付き、大迫と武藤の2トップが
CBへ激しくプレスをかけて、ガンバのビルドアップを前からハメにかかる。
ガンバは両IHとWGが下りてボールを引き出すが、なかなか前線へ運べない。 - 逆に神戸は、ボールを奪ったらすぐに前線の大迫へ。大迫が半端ないキープ力で収めて
武藤や山口に落とし、直線的にゴールへ迫る「戦術、大迫」。 - 押され気味のガンバは、ラヴィ経由のビルドアップは諦め、両WGへ一列飛ばしのパスで
前進を試みる。すると徐々に右サイドが活性化。アラーノ、山本悠樹、高尾が三角形を
作って押し込み、中央で宇佐美のポストを叩くミドルや、ジェバリのヘッドで決定機を
作れるようになる。得点こそ取れなかったが、ガンバが押し返して前半終了。 - 後半立ち上りもガンバが押し込み、山本悠樹が決定機を迎えるも、痛恨のトラップミス。
すると直後に左サイドを破られ、こぼれ球を拾った酒井が山見を剥がしてシュート。
これが黒川の足に当たって、不運な追加点を献上。 - 追いつきたいガンバは食野、武蔵を投入して攻勢を強めるが
2点リードした神戸は「4-4-2」の守備ブロックを作り、決定機を作らせない。
奪ったボールは「戦術、大迫」で収めて前線へ。
そして効率よく、CKから武藤、右サイドを突破した酒井が、立て続けに決めて勝負あり。 - 終わってみれば、ポゼッションは59%とガンバの方が高かったが、シュートは6本
枠内は1本だけと、決定機を作れず。
逆に神戸は「戦術、大迫」で決定機を量産し、シュート12本。
結局ボールを持たされただけで、試合は支配できなかった。
採点
GK | 谷 | 5 | 不運な失点もあったが、4失点は頂けない。 |
DF | 高尾 | 5 | 山本悠樹、アラーノと右サイドを活性化。 |
DF | 三浦 | 5 | 右サイドはよく守ったが、DFとしては辛い試合。 |
DF | 江川 | 4.5 | J1の半端ない洗礼。起点を作られ続けた。 |
DF | 黒川 | 4.5 | 4失点全てに絡む。武藤、酒井に蹂躙された。 |
MF | ラヴィ | 5 | 未月のマンマークに消された。 |
MF | 山本悠樹 | 5 | パスセンスは違いを見せたが、シュートの意識低い。 |
MF | 宇佐美 | 5 | またもポスト。大迫に違いを見せつけられた。 |
FW | アラーノ | 5.5 | 神出鬼没の動きで攻守に奮闘。 |
FW | ジェバリ | 5 | 前線で起点に。惜しいヘッドも見せた。 |
FW | 山見 | 4.5 | プレーに迷い。2失点目は酒井に振り切られた。 |
MF | →食野 | 5 | 再三ドリブルで仕掛けるも不発。 |
FW | →武蔵 | 5.5 | 反転攻勢へ前線で気持ち見せた。 |
FW | →ダワン | 5 | 守備強度はさすが。大勢決しており見せ場無し。 |
DF | →山本理仁 | 5 | 終了間際に惜しいシュート。 |
DF | →半田 | ー | 時間短く評価なし。 |
C | ポヤトス | 4.5 | 前後半のゲームの入りに失敗。打開できず。 |
注目プレー
後半50分過ぎからのガンバの一連の攻撃。
ピッチを広く使って、神戸を左右に揺さぶり、決定機は作れたが。。
2点目を取られてガンバが反撃に出る。
神戸が引いてブロック守備に移行したこともあり、中盤でボールが持てるようになり
宇佐美、ラヴィがボールを引き出して、両サイドからのクロスを続けた後の52分。
セカンドを回収した江川から、ハーフスペースにポジションを取った山見にパス。
大外の黒川に落として、できたスペースに宇佐美が侵入。
ここから、ジェバリ、山本悠樹、高尾とダイレクトで右に展開。
ジェバリに引っ張られて、DFラインがずるずる後退し、バイタルにぽっかりスペースができる。
だが、ボールを受けた高尾はシュートを打たず、大外へのパスを選択。
アラーノからのリターンを受けた山本悠樹もシュートは選択せず、ジェバリへクロス。
ボールを回すのはスペースを見つけるのが目的のはず。
せっかくスペースを空けたのなら、積極的にシュートを選択して欲しかった。
次節へ向けて
開幕から2試合、ある程度ゲームを支配できたことで、油断が生まれたか。
ゲームの入りに完全に失敗。
その後立て直したが、最後の崩しでパス精度が上がらず、逆にカウンターの餌食となった。
しかし、最後までロングボールを蹴らず、スタイルを崩さなかったのはむしろ収穫。
4-0で負けてるロスタイムでGKからつなぐのは、どうやねんとは思うけど。。(笑)
課題は明白。
ここで守備的な選手を入れて、守備をテコ入れすることではないはず。
ファイナルサードでのパスの精度を上げることに、徹底的にこだわって欲しい。
4点取られたことを反省するのではなく、無得点で終わったことを猛省して
メンバーがおそらくガラッと入れ替わる、ルヴァン京都戦へ良い準備を!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
プロテイン/サプリは、圧倒的コスパの「MY PROTEIN」
コメント