長い連敗のトンネルをようやく脱出。
前線ではジェバリが無双
最後尾では東口が、古巣相手に恩返しセーブ。
遅ればせながら、アウェー通算200勝のおまけつき。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 新潟 |
3 | - | 1 |
2 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
2min 倉田 44min アラーノ 56min 黒川 | 得点者 | 48min 舞行龍 |
スタメン
(選手交代) 58min石毛→ダワン、73min山本悠樹→山本理仁、倉田→高尾、86minラヴィ→三浦、アラーノ→食野
- 石毛の相方はダワンではなく、前節ゲームを作った山本悠樹を選択。
- 倉田を前節に引き続きLWGで起用。攻守の運動量に期待。
- GKは東口が、古巣ビッグスワンに里帰り。
試合内容
- お互いポゼッションを重視するチーム同士の対決。
どちらがボールを握るかが注目されたが、立ち上りにいきなりゲームが動く。 - 2分、半田のロングボールが流れて、エンドラインでキープしようとした千葉に
ジェバリが猛然とプレス。背後から奪い取ると、ゴール前に走り込んできた
倉田が、GKの股間を抜いてゴールへ流し込み、先制! - 早い時間にリードしたガンバは、前からプレスに行かず
CBにはフリーで持たせる代わりに、IHが両ボランチを、ラヴィが伊藤を
マンマークで消して、中央には入れさせない守備を徹底。 - 新潟はボールは持てるが、攻撃が外回りになり、リズムが上がらない。
逆にガンバは、ワントップのジェバリが無双状態。
ロングボールがことごとく収まり、ショートカウンターの起点に。
黒川が、オーバーラップから好クロスを連発し、決定機を作る。 - すると前半終了間際の44分、ガンバに待望の追加点。
左サイドで起点を作ると、石毛がアバウトなボールを前線へ。
これをジェバリが競って、こぼれ球をアラーノがキープ。
ここから二人のパス交換でゴール前に迫ると、アラーノが冷静に
左サイドネットへ突き刺し、追加点! - 後半、新潟はすぐに修正してくる。
中央の攻めが機能しないとみるや、躊躇なくエースの伊藤を下げ
サイドアタッカーの小見を投入。不安定な守備を見せたCB千葉も、懲罰交代。 - 喝を入れられた新潟は、後半立ち上り直後に反撃。
徹底したサイド攻撃で得たCKから、舞行龍ジェームスが
ラヴィとの競り合いを制して、反撃のヘディングを流し込む。 - しかしガンバもすぐに突き放す。
55分、右サイドでボールを奪うと、左サイドへ展開。
黒川の落としを、石毛がワンタッチでDFラインの裏へ落とし
走り込んでいた黒川が、DFとGKを躱し、右サイドネットへ流し込む!
これで再び2点差とし、セーフティリードに戻す。 - 追いつきたい新潟は、三戸、小見と立て続けにガンバゴールを脅かすが
東口が、古巣相手に恩返しの神セーブを連発し、反撃を許さない。 - 最後は5バックに変更し、勝利への執念を見せたガンバが、リードを守り切り
7節以来、8試合ぶりの勝点3を掴み取った。
採点
GK | 東口 | 6.5 | 勝手知ったるビッグスワンで躍動。神セーブ連発。 |
DF | 半田 | 5.5 | 後半小見に手を焼き、あわやPK献上の場面も。 |
DF | 福岡 | 6.0 | 佐藤とのコンビは盤石。流れの中では破られず。 |
DF | 佐藤 | 6.5 | 出足良く攻撃の芽を摘む。高さもネスカウを封殺。 |
DF | 黒川 | 7.0 | 好クロスを連発。とどめの3点目は技あり。 |
MF | 山本悠樹 | 6.0 | ボランチに制限をかけ続け、流れを渡さず。 |
MF | ラヴィ | 6.5 | バイタルを監視。相手エースを前半で交代へ。 |
MF | 石毛 | 6.0 | 3点目の浮き球スルーパスは見事。 |
FW | アラーノ | 6.5 | ジェバリとの連携から、ゲームを決める追加点。 |
FW | ジェバリ MOM | 7.0 | 前線で無双。ここからリアルジェバリを魅せる! |
FW | 倉田 | 6.5 | チームに勇気を与える先制弾。走り切った。 |
MF | →ダワン | 5.5 | 守り切る展開で、ミッションを忠実に完遂。 |
MF | →山本理仁 | 5.5 | 気持ちを前面に出し、球際で奮闘。 |
DF | →高尾 | 5.5 | 相手左サイドの勢いを止めた。 |
DF | →三浦 | - | 時間短く評価無し。 |
MF | →食野 | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 6.0 | 理想を一旦捨て、勝利への執念を見せた。 |
注目プレー
黒川の3点目のシーン。
黒川と石毛の、スペースの共通理解が生んだ、素晴らしいゴール。
右サイドでボールを奪うと、逆サイドへ素早く展開。
倉田がゴール前まで持ち上がり、オーバーラップしてきた黒川へ預ける。
新潟の戻りも早く、この時点できれいに2ラインがセットされている。
ここで黒川は石毛に戻すが、この時点でDFライン裏のポケットを使う意識が
2人に共有されていた。
黒川はパスを出すと同時に、スペースへ走り込み
それを感じた石毛もワンタッチで、浮き球をスペースに送り込む。
見事に左ポケットを攻略し、黒川が技ありのシュートを
右サイドネットへ流し込んだ。
DFラインを一気に無力化する、見事なスペースの攻略だった。
次節へ向けて
15節にして、ようやくリーグ2勝目を挙げた。
理想とするポゼッションで圧倒するサッカーとは程遠いが
まずは勝点3を取れたことが、瀕死のチームには何よりの良薬となる。
収穫はジェバリの復調。
ポヤトスの試合後のコメントによると、1ヶ月以上ケガを抱えながら
プレーを続けていたとのこと。
これだけ収めてくれると、攻撃にも厚みが出てくる。
またクロスの入りも、3人、4人とPA内に人数をかけられるようになっており
得点の匂いも感じられるようになってきた。
次節は堅守の福岡。
新潟と違い、確実にボールを握れる展開になる。
連携が良く、安定感を増している福岡、佐藤のCBコンビを中心に
カウンターのリスクをケアしながら、ポゼッションで圧倒し
連勝して、降格圏を抜け出そう!
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