【入り×締め×】2023J1リーグ 第4節 サンフレッチェ広島(H) レビュー

レビュー

ルヴァンの良い流れを、リーグに持ってきたいところだったが。。
悔しい敗戦。

試合結果

スコア

  G大阪  vs  広島  
12
0前半1
1後半1
70min 宇佐美得点者2min ベンカリファ
94min 満田

スタメン

(選手交代) 71min福田→食野、ダワン→山本理仁、83minアラーノ→山見、半田→高尾、85min宇佐美→山本悠樹

  • GKは東口。ルヴァンからの流れを重視。
  • ルヴァンで結果を出した福田がスタメン抜擢。
  • ジェバリ、ギョンウォンはベンチ外。ケガ?

試合内容

  • 神戸戦の反省を生かせず。序盤の集中力の欠如から、あっさり失点。
    右サイドを破られ、森島の巧みなトラップから、クロスをベンカリファが押し込み先制。
    またまたベンカリファ。。
  • その後も前半15分までは広島の一方的な展開。
    前線が良い距離間でポジションチェンジを繰り返し、ガンバはマークにつけず
    野津田、佐々木に続けざまに決定機を作られる。
  • ガンバはGKからのビルドアップが機能不全。
    広島のオールコートマンツーマンで出しどころを塞がれ、ロングボールを蹴らされる。
    ダワンがヘッドで競り勝ち、アラーノのクロスに、走りこんだ武蔵がポストをかすめる
    惜しいシュートを放ったのが、前半唯一の決定機。
  • 後半リードしている広島は、「3-4-2-1」へフォーメーションを変更。
    スタミナを考慮し、前線の人数を減らして、ダブルボランチにすることで守りを固める。
  • 広島の前からのプレス強度が落ちたことで、ビルドアップがスムーズになったガンバが
    ここからゲームを支配していく。
    黒川が高い位置を取れるようになり、左サイドを崩して、ダワンのシュート。
    宇佐美がドリブルでPAに侵入し、こぼれ球を福田がシュート、とガンバのチャンスが続く。
    極めつけは、インナーラップした半田から、PA内の武蔵へ鋭い縦パス。
    これをうまくトラップしたところまではよかったが、シュートをふかしてしまう。
  • しかし70min、ついに青黒のエースがゲームを動かす。
    タッチライン際で福田が受けた瞬間に、宇佐美がDFライン裏へスプリント。
    これを見逃さず福田がスペースへ出したボールを、宇佐美が受けてドリブルでPAへ侵入し
    2人をかわしてシュート。DFに当たるが、そのままゴールへ吸い込まれ、同点!
  • その後もガンバが押し気味にゲームを進め、武蔵のGKとの1対1など
    決定機は何度も作るが、最後の精度を欠き、決めきれない。
    決めるべき時に決めていないと、やはりこういう展開が待っている。
    83分、ここまで鬼気迫るプレーを見せていた宇佐美が、足を痛め負傷交代。
    残りわずかとなったことで、広島が再び「3-1-4-2」に戻してプレスを強めると
    ロスタイムに東口が痛恨の判断ミス。ラヴィに出したパスが中途半端となり
    ボールを奪われたラヴィが、PA内でベンカリファを倒してPK。
    これを満田に決められ逆転負け。

採点

GK東口4.5ビルドアップを気にしすぎ。痛恨の判断ミス。
DF半田5縦パスは見事だが、1失点目は軽い守備から。
DF三浦5森島に簡単に裏を取られ、開始直後に失点。
DF江川5後半は積極的な守備。これをスタートから!
DF黒川5後半は高い位置取りで押し込んだ。
MFラヴィ5PKに責任は無しも、万能感は薄れてきた。
MFダワン5スタートでゲームに入り切れず、失点に絡む。
MF宇佐美6これぞエース!ケガの状態が心配。
FWアラーノ5.5WGではないが、今日も縦横無尽の活躍。
FW武蔵4.53度の決定機を外しては、こうなる。
FW福田5.5満田とのバトルに負けず。先制をアシスト。
MF→山本理仁5攻撃には絡めず、守備に追われた。
FW→食野5気持ちは感じるが、結果につながらない。
DF→高尾時間短く評価なし。
FW→山見時間短く評価なし。
MF→山本悠樹時間短く評価なし。
Cポヤトス4.5チームに染み付いた緩さを取り除けるか。

注目プレー

開始直後の失点。
どうしてこんなに緩いのか。広島とのプレー強度の差は目を覆うばかり。

右サイドで満田がセンターサークル付近に、ラフなクリアボール。
これを半田が森島にヘッドで競り負け。東に拾われて右サイドへ侵入される。

問題はここから。
この時点では、5対5の状況で人数は足りている。
だが、東と森島がスイッチして、佐々木とのレイオフの動きに、半田がつられて東をフリーに。
ダワンも緩慢な動きで、森島に先にPAへの侵入を許す。
三浦もダイアゴナルに入ってきた川村が気になり、森島をフリーに。

東がサイドでリターンを受けクロス。確かに、森島のトラップは見事だったが。。。
半田はつり出されて、東のクロスを眺めるだけ。
ダワンと三浦は、裏を取られた森島をジョグで追いかけるだけ。
江川は中央で滑って、ワンテンポ動き出しが遅れ。
最初は同数だったはずが、奥で余っていたベンカリファに、やすやすと押し込まれた。

神戸戦の教訓はどこに生かされていたのか?
せめて開始直後15分は、厳しく守備に行って欲しかった。

次節へ向けて

拙いゲーム運びで、もったいない敗戦だった。

ただ相手のプレス強度が落ちた後半は、完全にゲームを支配して
同点に追いつけたことは大きな収穫。
その後の決定機を、どれか一つでも決めていれば、結果は違っていたはず。

最後のミスは、ポゼッションスタイルに挑戦するうえでは想定内。
それよりも、前半の相手のプレス強度が高い時間帯をどう戦うか。
チームとしての共通理解をもって、次節札幌戦に臨んで欲しい。

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