【狙いは海外出戻り】移籍組の稼働率 2020-2025

チーム

歴代移籍組、稼働率チェックの続き。
今回は2020年代。

移籍組の稼働率

前提条件

2014年以降に他チームから獲得した選手(出戻り含む)が対象。
J1リーグ戦のデータを集計(カップ戦は除外)。
在籍期間中の出場試合数と、出場時間のそれぞれで稼働率を算出。

2020年

POS移籍元在籍試合数稼働率出場時間稼働率評価
昌子 源DFフランス3年7167.0%602763.2%A
小野 裕二FW鳥栖2年1825.0%6269.7%C
一森 純GK岡山6年8346.1%747046.1%S
石川 慧GK鳥栖4年64.3%5404.3%D
新里 亮DF磐田1年12.9%902.9%E
  • ユース出身、宇佐美の同期、昌子帰還は沸きに沸いた。
    誰もが勝者のメンタリティーの還元を期待したが
    足首のケガが完治しておらず、ガンバを暗黒期から救えなかった。
  • 小野は前十字を損傷し、ほぼリハビリ生活。
  • 一森は、マリノスへのレンタルが転機。
    タイトルを争うチームの正GKとして自信と貫録を深めると
    復帰後、遂に東口の牙城を崩した。
  • 石川は第3GKとして、黙々とチームを支えた。

2021年

POS移籍元在籍試合数稼働率出場時間稼働率評価
柳澤 亘DF水戸3年3136.0%140618.2%C
加藤 大智GK名古屋2年11.6%901.6%E
  • 柳澤は貴重なRSBの控えとして、J1残留に貢献。
  • 加藤は満了後移籍先無く、25歳の若さで引退。

2022年

POS移籍元在籍試合数稼働率出場時間稼働率評価
福岡 将太DF徳島4年10473.2%806263.1%A
斎藤 未月MF湘南1年2676.5%169455.4%B
石毛 秀樹MF清水3年4648.4%188222.0%C
山本 理仁MF東京V2年1344.8%28010.7%C
鈴木 武蔵FWベルギー2年2961.7%106425.2%C
  • 福岡は三浦離脱のチャンスを掴み、レギュラー奪取。
  • 斎藤の激しい個性も、チームを浮上させることはできず。
  • 石毛、山本は、中盤の低調な争いに埋没。
  • パニックバイで獲得した武蔵も、僅か2得点と期待外れ。

2023年

POS移籍元在籍試合数稼働率出場時間稼働率評価
半田 陸DF山形3年8376.9%705172.5%S
杉山 直宏MF熊本2年823.5%42113.8%C
江川 湧清DF長崎3年1719.1%6207.7%D
中野 伸哉MF鳥栖3年2532.9%3955.8%D
市川 暉記MF横浜FC1年00E
  • 半田は不動のRSBとして君臨。
    いつ海外に行ってもおかしくないが、末永くガンバで!
  • J2屈指のWGだった杉山は、J1のレベルに遠く及ばず。
  • 江川はハイレベルなCBの争いに割って入れず。古巣帰還を選択。
  • アンダー世代代表だった中野は、ガンバでも大スランプを脱せず。
    だがレンタル先の湘南で復調気配。レンタルバック濃厚。
  • 市川は、谷のわがままで急遽第3GKをお願いすることに。

2024年

POS移籍元在籍試合数稼働率出場時間稼働率評価
中谷 進之介DF名古屋2年7195.9%639095.9%S
山田 康太MF1年2360.5%140841.2%C
山下 諒也MF横浜FC2年6283.8%375156.3%A
鈴木 徳真MFC大阪2年6993.2%491673.8%A
松田 陸DFC大阪1年1334.2%64919.0%C
岸本 武流MF清水2年4966.2%157823.7%C
坂 圭祐DF大分1年00E
林 大地FWベルギー2年12.0%50.1%E
  • 中谷は崩壊していた守備をきっちり修正。躍進の原動力に。
  • 山田は顔に似合わぬハードワーカーだったが、去り方があまりに残念。
  • J屈指のスピードスター山下は、今や欠かせない右の槍。
  • 禁断の移籍コンビは明暗が分かれた。
    鈴木は戦術理解度の高さで、ボランチの定位置を掴むも
    松田は半田欠場のチャンスを生かせず、1年で退団。
  • ポヤチル岸本は、貴重な右サイドのバックアッパーとして重宝。
  • 林は強化部が負傷の状態を見極められず。2年たってもリハビリ中。

2025年

POS移籍元在籍試合数稼働率出場時間稼働率評価
奥抜 侃志MFドイツ1年1130.6%3079.5%C
佐々木 翔悟DF千葉1年719.4%3229.9%D
満田 誠MF広島1年33100%246883.1%S
安部 柊斗MFベルギー1年1376.5%107370.1%A
初瀬 亮DFイギリス1年550.0%33236.9%B
  • 奥抜は終盤でようやくコンディション回復。来季に期待。
  • 佐々木はシーズン序盤のチャンスを掴み切れず。
    福岡、三浦に次ぐCB4番手に序列を下げた。
  • 満田は、2列目、ボランチと、とにかく外せない。
    広島仕込みのハイプレスは、良い意味で完全に浮いている。
  • 安部の加入で、チームの強度が明らかに一段階上がった。
    ただ2試合連続レッドは猛省。
  • 海外挑戦中だった初瀬が、7季ぶりの古巣帰還。
    勝者のメンタリティをもたらしたが、無念の長期離脱。

まとめ

2020年代の移籍選手をおさらい。
海外移籍のハードルが下がり、海外出戻り組の獲得が増加。
獲得選手の質も上がり、移籍組がチームの中心となりつつある。
現状でも、三浦、一森、福岡、半田、中谷、山下、徳真、満田、安部、奥抜と
主力の半分以上が移籍組。

来季から三上GM体制となり、補強方針も大きく変わる。
外国籍含め、移籍動向も注視していきたい。

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