エースが、瀕死のチームを救った。
ロスタイムの2発で、約3ヶ月ぶりの白星。
リーグ最終盤、ここから青黒の逆襲が始まる。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 札幌 |
2 | - | 1 |
0 | 前半 | 1 |
2 | 後半 | 0 |
90+4min 宇佐美 90+8min 宇佐美 | 得点者 | 8min 白井 |
スタッツ
G大阪 | 札幌 | |
21 (10) | シュート数 (枠内) | 7 (4) |
2.98 | ゴール期待値 | 0.67 |
536 | パス成功数 | 236 |
60% | ボール支配率 | 40% |
118.6 | 走行距離(㎞) | 118.7 |
148 | スプリント回数 | 128 |
- 残留のためにスタイルを捨て、守備に徹した札幌。
- ボールを握り、攻め続けたガンバ。
だが決定機は、ほぼ作れず。
スタッツでは圧倒したが、試合の主導権は握られた。
スタメン
(選手交代)65min福田→ウェルトン、山下→宇佐美、73min黒川→半田、79min美藤→倉田
- 予想通り、大幅なターンオーバー。
WGの一枠を掴んだのは、今季初スタメンの福田。 - さすがの鈴木もお休み。代役は美藤。
インプレッション
試合展開
- 【印象】:A
この試合に関しては、結果が全て。
90分続いた凡戦を、ロスタイムで伝説に変えた。 - 札幌は、代名詞の攻撃的な「3-4-2-1」を捨て、「4-4-2」で構える
現実的な戦い方を選択。
残留へ、なりふり構わぬ執念を感じさせた。 - 札幌が、オールコートマンツーマンのハイプレスでなく、守備ブロックを
選択したため、ダービーとは違い、ガンバはボールを握れた。 - 落ち着いて試合を運べたはずだが、序盤で致命的なミス。
最終ラインでボール処理を誤り、白井にボールを掻っ攫われ、失点。
白井には、琉球在籍時に続く、恩返し弾をまたまた献上。。 - 自ら試合を難しくしてしまったガンバだが、ここから必死の反撃。
圧倒的にボールを握ると、坂本、山田が立て続けにバーを直撃。
終盤には、恒例のCF中谷で決定機を作るが、惜しくもバーの上。 - だが、札幌が逃げ切るかに思えた、ロスタイムにドラマが待っていた。
ダワンのヘッドが、大崎のハンドを誘うと、宇佐美がPKを沈め同点。
さらに終了間際、宇佐美が、個人技で札幌DFを切り裂き、決勝弾!
青黒の至宝が、鬱憤を晴らす2発で、パナスタを劇場に変えた。
選手
GK | 一森 | 5.0 | ファンブルで、ヒヤリとする場面も。 |
DF | 岸本 | 5.0 | 白井の決定機を、体を張って阻止。 |
DF | 中谷 | 5.0 | 守備では不安定も、終盤は頼りになるCF。 |
DF | 福岡 | 4.5 | 痛恨のミスで戦犯になりかけたが、宇佐美に感謝。 |
DF | 黒川 | 5.0 | 足を痛め、途中交代。軽傷であることを祈る。 |
MF | 山下 | 5.0 | スピードでパクを圧倒。あとはゴール前の精度。 |
MF | ダワン | 5.5 | 得意のヘッドが、逆転への狼煙となった。 |
MF | 美藤 | 5.0 | 球際だけでなく、縦パスにも積極的にチャレンジ。 |
MF | 福田 | 5.0 | 今季初スタメン。積極的に仕掛け、まずまずの出来。 |
MF | 山田 | 5.5 | ポストに嫌われたが、最後は決勝点を演出。 |
FW | 坂本 | 5.0 | 序盤のミドルは強烈。もどかしさが続く。 |
FW | →ウェルトン | 5.5 | 強靭なフィジカルで、サイドを制圧。 |
FW | →宇佐美 MOM | 7.0 | チームを救う2発。伝説の主役となった。 |
DF | →半田 | 6.0 | 慣れない左サイドでも別格。決勝弾の起点に。 |
MF | →倉田 | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 5.0 | 攻撃のパターンが乏しい。選手の質に救われた。 |
次節へ向けて
ようやく長いトンネルを抜けた。
10試合ぶりの白星で、何とか上位に喰らいついている。
試合内容は、褒められたものではないが、今は勝点3という結果が重要。
昨年の大失速がよぎったが、見事エースが暗雲を振り払ってくれた。
林の全体練習復帰という、嬉しいニュースも入ってきた。
チームはここから、再び上昇気流に入る。
残り5試合。
3位町田との、勝点差は6。
ACL出場権獲得も、まだまだ狙える。
再点火せよ。
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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