一彩のゴラッソで2連勝!
昨年、散々煮え湯を飲まされた相手に、まずは痛烈なお返し。
最高の状態で、次はルヴァン琉球戦。待ってろハル!
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 浦和 |
1 | - | 0 |
0 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 0 |
78min 坂本 | 得点者 |
スタッツ
G大阪 | 浦和 | |
7 (3) | シュート数 (枠内) | 15 (10) |
0.47 | ゴール期待値 | 0.88 |
329 | パス成功数 | 605 |
40% | ボール支配率 | 60% |
116.4 | 走行距離(㎞) | 119.0 |
100 | スプリント回数 | 144 |
- シュート数、パス、ポゼッションなど、スタッツは全て浦和が圧倒。
- ゴール期待値は、ともに1.0以下の固い試合。
ガンバが、ワンチャンスをしっかり決めて、勝ち切った。
スタメン
(選手交代)58min唐山→岸本、72min福岡→中野、88minウェルトン→山下、坂本→倉田
- 前節アピールに成功した唐山がスタメン。岸本はベンチから。
- ケガから復帰した山下が、初のメンバー入り。
ラヴィはベンチ外。コンディション不良か?
試合内容
- ガンバは撤退リトリート、浦和は前線からプレスと、対照的な入り。
前半は浦和がボールを握るが、両チーム決定機なく固い展開。 - 後半に入ると、浦和が攻勢を強め、伊藤が決定機を作るが決めきれない。
するとガンバが伝家の宝刀、ロングカウンター一閃。
坂本の決勝弾を、危なげなく守り切り、アウェーで連勝を飾った。
- 連戦を乗り切り、休養十分で迎えた、ナショナルダービー。
テンション高く、ハイプレスで入ってくるかと思われたが
ポヤトスが選択したのは、撤退リトリート。セーフティーな入りを優先。 - 逆に浦和は柏戦の反省から、前線から積極的な守備を仕掛け
前半は、浦和がボールを握る展開に。
だが、アタッキングサードでは、ガンバもスペースを消し
浦和の連携不足もあり、決定機には至らない。 - だが、後半に入ると、右サイドのポケットを狙いどころに定め
浦和が、息の合った連携を見せ始める。
48分には、前田と伊藤に右サイドを完全に崩され、グスタフソンのシュート。
55分には、唐山の緩慢な守備で、渡邊にフリーでクロスを上げられ、伊藤のヘッド。
だが、いずれも浦和の決定力不足に助けられると、ピンチの後にはチャンスあり。 - 78分、交代で入った中野が、伊藤からボールを奪うと
伝家の宝刀、ロングカウンター一閃。右サイドで待つウェルトンへ展開。
ウェルトンがPA深くまで侵入すると、マイナスの折り返しを
坂本がDF2枚を背負いながら、感覚だけでゴール左隅へ流し込むゴラッソ!
直前に、CBがショルツからS藤に代わっていたのも、ラッキーだった。 - あとは時間をうまく使いながら、危なげなくゲームをクローズ。
まずは敵地で、鮮やかに昨シーズンのリベンジ達成。
採点
GK | 一森 | 6.0 | 渡邊のシュートも、左手一本で弾き出し、完封。 |
DF | 福岡 | 5.5 | 監督の信頼に応え、安定感のあるプレー。 |
DF | 三浦 | 5.5 | パスをひっかけられ冷や汗も、危ない場面はこれだけ。 |
DF | 中谷 | 6.0 | 今節も、カバーリングが冴えわたる。スペースを消した。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 浦和の右サイドに苦戦も、最後まで食らいついた。 |
FW | 唐山 | 5.0 | 裏を狙い続け、1対1の局面も作ったが、守備で油断。 |
MF | 鈴木 | 5.0 | 浦和の素早い切り替えに、ビルドアップで苦戦。 |
MF | ダワン | 5.5 | 潰し役に徹し、集中力高く、バイタルを監視。 |
FW | ウェルトン | 6.0 | もう誰も止められない。左右で浦和DFを切り裂く。 |
FW | 坂本 MOM | 7.0 | これぞストライカーの一撃。ポストも良くこなした。 |
FW | 宇佐美 | 5.5 | 坂本との縦関係で、ゲームメイクに専念。 |
DF | →岸本 | 5.5 | これぞゲームチェンジャー。PKはまた貰えず。 |
DF | →中野 | 6.0 | 鋭い寄せでカウンターの起点に。WGでもやれる。 |
FW | →山下 | - | 時間短く、評価無し。 |
MF | →倉田 | - | 時間短く、評価無し。 |
C | ポヤトス | 6.0 | プラン通りの固い展開で、したたかに勝利を掴む。 |
注目プレー
41分、ウェルトンの決定機。
ポイントは4つ。
①一森の縦パス。
②坂本のポストプレー
③ダワンの展開力
④ウェルトンの判断
ガンバのビルドアップ。
①一森が、浦和守備陣のギャップを突いて
最前線の坂本へ、鋭い縦パスを差し込む。
②坂本はショルツを背負いながら、安易なバックパスを選択せず
ダイレクトで、浦和の守備ラインの間のスペースへ、ボールをはたく。
この判断が素晴らしかった。
これで浦和のMF3枚を置き去りにし、勝負あり。
③あとはダワンが前向きにボールを受け、グスタフソンのプレスに耐えて
左サイドでフリーのウェルトンへ展開。
④ショルツが飛び出しているため、ウェルトンは石原との1対1を選択。
質的優位でPAまで押し込んでから、グスタフソンが戻り切る前に、シュートを選択。
シュートは枠を捉えられなかったが、坂本が前節に続いて
ロングカウンターのスイッチャーとなる、センスあふれるプレーを魅せた。
次節へ向けて
昨年であれば、浦和に決定機をしっかり決められ
ズルズルと追加点を献上していただろうが、今年の対決は逆の展開。
ガンバがワンチャンスをしっかり決めて、勝負強さを見せつけた。
ハイプレスを封印してきたのは驚いたが、守備力に相当手ごたえがあるのだろう。
ロースコアの展開に持ち込んで、しっかり勝ち切ってみせた。
本来であれば、もっとボールを握って主導権を取りたいところだが
山田、アラーノとケガ人が続出している、この序盤戦は
CBの高い守備力を前面に押し出し、ウェルトンという飛び道具を使って
ロングカウンター一発という、現実的な戦い方で、勝点を積み上げていきたい。
さあ、次はミッドウィークのルヴァンカップ。
レギュレーションが変わり、予選もトーナメントとなったため
控え組はここでアピールしないと、出番がない。
ベンチに入り続けている美藤、ケガから復帰した山下をはじめ
岸本、中野も両SBでの先発が予想される。
特に唐山は、良いプレーを続けているだけに、早く結果が欲しいところ。
一発勝負のため、勝利はマスト。良いアピールをして、勝点3を掴み取れ!
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