【ボールを大事に】2025J1リーグ チームレビュー CBP編

分析

前回は個人のCBPをチェックしたが
クラブ全体の数値も測ることができる。
そこで今回はクラブ別のCBPランキング。

CBPとは

定義

CBP(Chance Building Point)
 →「どれだけチャンスを構築したか」
  「シュートチャンスに貢献したか」 を測る指標

算出方法

まず全プレーを2つの項目で分類
「種類(パス、ドリブル etc)」
「エリア(54分割)」 
      ↓
①そのプレーが「シュートに到達する確率」
②そのプレーの「難易度」 でスコア化

要は、後ろでチンタラ回すパスと、バイタルに差し込む縦パスとは
チャンスに直結する確率が全く違う。
これを数値化して評価しようという指標。
(出典:Football LAB)

ランキング

攻撃指標

攻撃

パス、クロス、ドリブルの合計値。総合的な攻撃力。

1位704.51
2位C大阪636.43
3位G大阪626.07

ボール保持をベースに、攻撃を展開するクラブが上位にくる。
ピンクは上回りたかったが、見事3位にランクイン。

パス

1位576.05
2位G大阪520.97
3位C大阪517.28

ここも傾向は同じ。ボールを握って相手を圧倒する。
ピンクに競り勝ち、2位!

クロス

1位広島83.75
2位神戸80.90
3位町田74.59
15位G大阪53.41

手数をかけずにSB裏獲ってクロス。
攻撃がパターン化されたクラブが上位。
ガンバもサイドの優位性はあったが、クロスの絶対数が少ない。

ドリブル

1位60.02
2位川崎53.69
3位浦和53.67
6位G大阪51.69

剥がして運べる、個人技に長けたクラブ。
これはもっと上位に行きたい。

シュート

1位C大阪313.13
2位G大阪300.42
3位川崎296.68

シュートまで完結させる前線の質。
ピンクとはCFWの差が出たか。だが堂々の2位。

ゴール

1位川崎189.17
2位167.84
3位C大阪158.61
5位G大阪154.69

ここもCFWの質の差が出た。
ただチームとして点を獲る形は出来ている。

守備指標

奪取

1位広島3812.01
2位神戸3746.44
3位横浜FC3438.81
6位G大阪3426.17

高い位置で奪うと高ポイントになるため
ハイプレス型のチームが上位に来る。
その中でもガンバは6位と健闘。

守備

相手のチャンス阻止ポイント。
よりゴールに近い方が高ポイントとなる。

1位京都537.81
2位G大阪535.47
3位湘南527.95

あんだけザル守備やったのに2位。
単純に守備機会が多いだけ。。

セーブ

1位岡山21.79
2位湘南21.09
3位清水20.97
4位G大阪20.44

これもGKの出番が多いチームが上位。
一森お疲れ様。

まとめ

守備指標は正直微妙だが、攻撃指標では軒並みTOP3入り。
ボールを握って、攻撃的にという、ポヤトスガンバのスタイルが
数字にもよく表れている。

新監督のスタイルは不明だが、このスタイルは継続希望。

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