ポヤトス退任が決まり、気になる監督人事。
どうやら次も外国人監督を招聘するようだが
フロントは、近い将来OB監督も考えているはず。
そこで今回は、OB監督の現状をチェック。
ライセンス認定者
Proライセンス(旧S級)
Jリーグの監督を務めるのに必要な免許。
JFA公認の指導者免許の最高位で、毎年行われる講習会を受講し
理事会の承認を受けて認定される。
2024年10月より、S級→Proライセンスへ名称変更。
2008年までは、選手として一定の出場実績があれば、飛び級で受講できたが
2009年からは、B級→A級→S級と、段階を踏まないと取得できなくなった。
毎年引退した名だたるJリーガーも挑戦しているが、結構大変らしい。。
歴代認定者
ガンバOBのProライセンス認定者は以下の通り。
| 取得年 | 監督実績 | |
| 美濃部 直彦 | 2003 | 京都→徳島→長野 |
| 本並 健治 | 2005 | 大阪高槻(WE) |
| 岡中 勇人 | 2006 | |
| 片野坂 知宏 | 2006 | 大分→G大阪→大分 |
| 和田 昌裕 | 2006 | 神戸→京都 |
| 木山 隆之 | 2007 | 水戸→千葉→愛媛→山形→仙台→岡山 |
| 草木 克洋 | 2007 | |
| 島田 貴裕 | 2008 | |
| 森下 仁志 | 2009 | 磐田→京都→鳥栖→群馬 |
| 梶野 智幸 | 2009 | |
| 松波 正信 | 2009 | G大阪→鳥取→G大阪 |
| 辛島 啓珠 | 2010 | 松本→岐阜→相模原→新潟(WE)→仙台(WE) |
| 實好 礼忠 | 2011 | 京都→愛媛 |
| 永島 昭浩 | 2013 | |
| 宮本 恒靖 | 2015 | G大阪 |
| 船越 優蔵 | 2017 | |
| 山口 智 | 2018 | 湘南 |
| 明神 智和 | 2023 | |
| 大黒 将志 | 2023 | |
| 入江 徹 | 2024 | 新潟 |
| 橋本 英郎 | 2025 | (ライセンス受講中) |
300人以上いるOBの中で、認定者はたったの20人。
割合にして、僅か7%程度。
その中でもJ1で実績を残せたのは、片野坂、木山、宮本、山口智の4名だけ。
だが、昨年明神、大黒がライセンスを取得。
今年は橋本が受講中で、ティアモで実績を積んだ二川、
トップでコーチ修行中の遠藤も、近い将来取得するはず。
西野イズムを叩き込まれた黄金世代から、宮本、山口智を超える
名将が輩出する可能性は十分ある。
まとめ
Proライセンスのハードルの高さを改めて認識させられた。
「OB監督招聘」と聞くと、安易な選択すんな!と
拒否反応を起こしがちだが、OB監督って実は意外と貴重。
ここから2005年の優勝を知るOB監督が続々誕生する。
この中から誰かが監督として、再びガンバに栄光をもたらしてくれる。
その瞬間を信じ、温かく見守っていきたい。
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