2023シーズンのルヴァンカップ開幕戦。
ターンオーバーは最小限。「勝ちに行く」メンバーで、今季初勝利♪
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 京都 |
3 | - | 1 |
2 | 前半 | 1 |
1 | 後半 | 0 |
30min 福田 42min ダワン 79min 石毛 | 得点者 | 34min 山﨑 |
スタメン
(選手交代) 63min山本理仁→ラヴィ、67min食野→杉山、78minアラーノ→石毛、武蔵→宇佐美、黒川→福岡
- ターンオーバーは限定的。東口、福田がシーズン開幕となった。
- U-21の選択は半田。
江川もリベンジのチャンスを得る。
試合内容
- 予想通り、京都は開始から積極的にDFラインにプレスをかけてくる。
対するガンバは、前節の神戸戦の反省から、序盤は無理してつながず、DFラインの裏へ
はっきりとロングボールを蹴ってプレス回避。 - この日のガンバの狙いははっきりしていた。
前からプレスに来る京都のハイラインの裏のスペース。
ここを徹底してDFラインからのロングボールで執拗に狙い続けた。 - 迎えた前半30分、この狙いが実を結ぶ。
ガンバのDFラインでのボール回しに京都がプレスを発動。DFがラインを上げた瞬間
裏へ抜けたアラーノがロングフィードを落としたところへ、後ろから走りこんだ福田が
思い切りよく足を振りぬき、ゴール右隅へ先制弾! - しかし京都もすぐに反撃。
この日唯一違いを見せていた木村が、左サイドを突破。
これで得たFKから、黒川のマークを振り切った山﨑が流し込み同点。
さらに動揺した東口が、致命的なパスミスで決定機を招くなど、バタついた展開に。 - だが地力で勝るガンバは流れを渡さない。
ビルドアップと裏抜けをうまく使い分け、前半40分に先制点と同じ裏への
ロングフィードから、武蔵、福田のコンビネーションで左サイドを突破。
そのまま福田がドリブルでポケットに侵入し、マイナスの折り返し。
これをダワンが右上へ突き刺し、逆転に成功! - 後半は京都が3バックに変更。「3-4-3」にして中盤で数的優位を作りにかかる。
しかしガンバも、ダワン、半田が出足の良い守備で、京都に起点を作らせない。 - そして後半77分、交代で入った選手が試合を決める。
宇佐美がPAでキープし、江川、石毛と繋いで
混戦を抜け出した石毛が、ゴール左隅へ流し込みダメ押し! - 完全に足が止まった京都に反発する力は残っておらず、このまま試合終了。
ポヤトスガンバが、4戦目でようやく初白星を手にした。
採点
GK | 東口 | 5 | 失点で動揺。致命的なパスミスでピンチを招く。 |
DF | 半田 | 6 | 鋭い出足でピンチの芽を摘む。特長が出てきた。 |
DF | 三浦 | 5.5 | 木村に手を焼くも、決定的な仕事はさせず。 |
DF | 江川 | 5.5 | 大崩れせず、神戸戦のリベンジなる。 |
DF | 黒川 | 5 | 裏へのフィードは◎だが、FKでまたもマークを外す。 |
MF | ダワン | 6.5 | アンカーのファーストチョイスが確定。 |
MF | アラーノ | 6.5 | 攻守に躍動。もはや替えの利かない存在。 |
MF | 山本理仁 | 5.5 | 前向きの守備で、ショートカウンターの起点に。 |
FW | 食野 | 5 | WGでは収められない。前に行けない。 |
FW | 武蔵 | 6.5 | 高校生に抑えられる選手ではない。バトルは完勝。 |
FW | 福田 MOM | 7 | 1G1A、結果を出した。次はリーグ先発。 |
MF | →ラヴィ | 5.5 | この日はパスの精度がいまいち。 |
FW | →杉山 | 6 | ワイドで幅を取れる。右サイドが活性化。 |
FW | →宇佐美 | 5.5 | しっかり収めて、石毛のダメ押しをアシスト。 |
MF | →石毛 | 6.5 | これ以上ないアピール。存在感を出した。 |
DF | →福岡 | 5.5 | 綻び見せず。次は先発で見たい。 |
C | ポヤトス | 6 | 勝利への執念を見せた。次はリーグで勝点3を狙う。 |
注目プレー
この試合でのガンバの狙い。ハイラインの裏のスペース。
京都がハイラインを敷いて、前からプレスに来るのは織り込み済み。
スタイルに固執して、ショートカウンターの餌食になるのではなく
冷静に空いているDFラインの裏のスペースを攻略した。
しかもターンオーバーをしていた京都は、RSBがルーキー大学生、RCBに至っては高校生と
右サイドが明らかに経験不足を露呈。
ガンバは非情にも、この右サイドの裏を狙い続け、2点を奪い切った。
次節へ向けて
ようやく、ポヤトス体制で初勝利!
相手がメンバーを落としていた京都とはいえ、まず勝つことが大事。
これで疑心暗鬼にならず、進むべきスタイルを信じて、一歩ずつ積み上げていってほしい。
福田が結果を出し、LWGの候補が増えたことは収穫。
まだ出番のない選手も、2戦目以降でチャンスはあるはず。
RWGの中村、LSBの藤春、LCBの福岡もスタートから見てみたいところ。
次節はホーム広島。
昨シーズンは、数少ない片野坂ガンバのベストゲームだった。
今シーズンもこの良い流れに乗って、序盤のベストゲームとなるか。リーグ初勝利に期待!
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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