【2024シーズン動向】第6回 名古屋グランパス

チーム

2024シーズンのライバルクラブ動向。

6回目は、ハセケン政権3年目、「名古屋グランパス」。

クラブ概要

  • タイトル 4個 (Jリーグ1回、Jリーグカップ1回、天皇杯2回)
  • 直近の成績
    2023年:Jリーグ/6位、ルヴァン/ベスト4、天皇杯/ベスト8
    2022年:Jリーグ/8位、ルヴァン/ベスト8、天皇杯/4回戦敗退
    2021年:Jリーグ/5位、ルヴァン/優勝、天皇杯/ベスト8、ACL/ベスト8
  • フィッカデンティが築いた堅守速攻がピタリとはまり、2021年にはルヴァンカップ制覇。
  • 2022年から指揮を執るハセケンも、堅守速攻スタイルを継続。
    現実的なチームカラーを作り上げ、昨季前半はタイトル争いに絡むも
    マテウスの移籍により急失速。

ガンバとの相性

  • J1通算  27勝28敗9分(H 13勝15敗4分 A 14勝13敗5分)
  • 直近の成績
    2023年 2敗 (H0-1 A0-1)
    2022年 2勝 (H3-1 A2-0)
    2021年 2敗 (H1-3 A0-2)
  • 通算成績はがっぷり四つ。ホーム、アウェーでもほぼ互角の好敵手。
  • 昨シーズンは、ホーム、アウェーとも、先制点を堅守で守り切る
    名古屋の勝ちパターンにまんまとハマって、シーズンダブルを喰らった。

2024シーズン 主力の移籍動向

IN

  • 山岸 佑也 ← FW、福岡、完全。
  • ハ・チャンレ ← DF、浦項、完全。
  • 井上 詩音 ← DF、甲府、完全。
  • 椎橋 慧也 ← MF、柏、完全。
  • 山中 亮輔 ← DF、C大阪、完全。
  • パトリック ← FW、京都、完全。

OUT

  • 中谷 進之介 → DF、G大阪、完全。
  • 丸山 佑市 → DF、川崎、完全。
  • 藤井 陽也 → DF、ベルギー、レンタル。
  • 森下 龍矢 → DF、ポーランド、レンタル。
  • 前田 直輝 → FW、浦和、完全。

評価

D:主力のDF陣がほぼ流出。さすがに鉄壁の守備にも綻びが出そう。

  • 昨季の躍進の原動力となった、森下、藤井が成長を求めて海外へ
    さらに長らく名古屋の最終ラインを支えた、中谷、丸山も国内移籍を選択。
  • 井上、山中、ハ・チャンレを獲得したが、応急処置的な印象。
    昨季ほどの固い守備力は望めない。
  • 逆に前線は、福岡に初タイトルをもたらしたエース山岸の獲得に成功
    京都からパトリックも獲得し、得点力UPが期待できる。

2024シーズン スタメン予想

フォーメーション

評価

C:ここまでDF陣が変わると、堅守速攻のチームカラーが裏目。今年は中位争いか。

  • 山岸が加入した3トップは強力。
    パトリックを切札として使えるのも大きい。
  • 中盤の守備は稲垣、米本と盤石も
    CBをはじめ、DF陣がほぼ総入れ替えとなり、連携面に不安が残る。

2024シーズン ガンバ戦展望

  • 第13節(5月11日)にアウェー、第35節(11月3日)にホームで対戦。
  • ランゲラックの牙城は高いが、昨年よりは付け込む隙がある。
    中谷も古巣相手に期するものがあるはず。
    シーズンダブルで、昨シーズンの借りをしっかり返したい。

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