またしても、終盤に追いつかれドロー。
前半戦の勝負強さが、影を潜めてしまった。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | 川崎 |
1 | - | 1 |
1 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 1 |
7min ウェルトン | 得点者 | 81min 小林 |
スタッツ
G大阪 | 川崎 | |
11 (7) | シュート数 (枠内) | 16 (8) |
1.16 | ゴール期待値 | 2.45 |
263 | パス成功数 | 511 |
43% | ボール支配率 | 57% |
107.6 | 走行距離(㎞) | 105.9 |
84 | スプリント回数 | 98 |
- 素晴らしい立ち上りだったが。。。
終わっていれば、スタッツでも圧倒された。 - 特にパス成功数は、ここまで差をつけられると不愉快。
スタメン
(選手交代)26minウェルトン→岸本、74min宇佐美→山田、85minダワン→美藤、山下→アラーノ、坂本→林
- トップ下は、坂本がポジションを奪還。
- サブに、東口、そして待望の林が入ってきた。
インプレッション
試合展開
- 【印象】:C
またしても追いつかれてのドロー。
終盤での失点癖が止まらない。 - 黄金期を築いた鬼木体制が終焉。
今後堕ちていくであろう川崎だが、前線のタレントはまだまだ豪華。
それに比べて、DFラインの弱体化は顕著。
この試合でも、本職でない瀬川がRSBに回っていた。 - 立ち上りから、ガンバはこの弱点を徹底的に攻める。
ガンバ自慢の両WGが、質的優位でサイドを圧倒。
すると8分、鈴木のフライスルーから、右サイドを破った半田のクロスを
ウェルトンが決めて、早々に先制! - 川崎は、前3人がプレスバックしないため、ガンバのWボランチが
余裕をもってボールが持て、序盤はガンバが試合をコントロール。
しかし26分、ウェルトンが負傷交代。これで流れが一変する。 - 前線の起点を失ったガンバは、徐々に川崎にボールを持たれる展開に。
後半に入っても、流れは変わらず、川崎ペース。
そして選手交代が、明暗を分けた。 - 川崎は、4枚替えで、前線からのプレスを強化。
対するガンバは、宇佐美を下げ、逃げ切りのメッセージ。
だが、したたかに逃げ切る勝負強さは、今のガンバには無い。
一方的に押し込まれると、81分、小林に同点ゴールを許す。 - あわてて復帰戦の林を投入するも、流れは変わらず。
逆転ゴールを防ぐので精一杯。またしても、逃げ切りに失敗した。
選手
GK | 一森 | 5.5 | シュートの嵐も、体を張って最少失点に抑えた。 |
DF | 半田 | 5.5 | タイミングの良い攻撃参加から、好アシスト。 |
DF | 中谷 | 5.0 | 山田をよく抑えたが、終盤は苛立ちを隠せず。 |
DF | 福岡 | 5.0 | エリソンは良く抑えたが。。小林を見失う。 |
DF | 黒川 | 5.5 | 技術の高さでプレスを回避。巧さを魅せた。 |
MF | 山下 | 5.5 | 何度もサイドを崩し、チャンスメイク。 |
MF | ダワン | 5.5 | 鈴木のフライスルーも、ダワンの落としから。 |
MF | 鈴木 | 5.5 | 華麗なスルーパスで、先制点を演出。 |
MF | ウェルトン | 5.5 | 負傷離脱は痛すぎる。天皇杯に間に合うか。 |
FW | 坂本 | 5.5 | 序盤は圧巻の出来も、徐々に消えた。 |
FW | 宇佐美 | 5.5 | 最後の精度をやや欠いたが、存在感は絶大。 |
MF | →岸本 | 5.0 | スクランブルだったが、よく闘った。 |
FW | →山田 | 5.0 | 守備タスクはこなすも、攻撃面で機能せず。 |
DF | →美藤 | - | 時間短く評価無し。 |
MF | →アラーノ | - | 時間短く評価無し。 |
FW | →林 | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 4.5 | 逃げ切りも悪くないが、宇佐美の交代が早すぎた。 |
次節へ向けて
またしても、逃げ切りに失敗。
前半戦の勝負強さは影を潜め、勝ち切れない中位チームの振る舞いに。
中央を固めるブロック守備は、確かに強固だが
さすがに後半は、ボールを握られすぎた。
家長を入れ、前線で起点を作った川崎と
宇佐美を下げて、攻め手を失ったガンバ。
現実的な戦い方も、結果が付いてこないと苦しい。
攻撃的サッカーの看板も、そろそろ偽青黒から取り返したい。
週末に天皇杯が控える次節名古屋は、大幅なターンオーバーが予想される。
ベンチ外のメンバーは、今シーズンのラストチャンス。
モヤモヤを吹き飛ばす、魂の入ったプレーを期待したい。
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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