【逃げ切り失敗】2024J1リーグ 第34節 川崎フロンターレ(A) レビュー

レビュー

またしても、終盤に追いつかれドロー。
前半戦の勝負強さが、影を潜めてしまった。

試合結果

スコア

G大阪vs川崎
11
1前半0
0後半1
7min ウェルトン得点者81min 小林

スタッツ

G大阪川崎
11
(7)
シュート数
(枠内)
16
(8)
1.16ゴール期待値2.45
263パス成功数511
43%ボール支配率57%
107.6走行距離(㎞)105.9
84スプリント回数98
出典:J STATs
  • 素晴らしい立ち上りだったが。。。
    終わっていれば、スタッツでも圧倒された。
  • 特にパス成功数は、ここまで差をつけられると不愉快。

スタメン

(選手交代)26minウェルトン→岸本、74min宇佐美→山田、85minダワン→美藤、山下→アラーノ、坂本→林

  • トップ下は、坂本がポジションを奪還。
  • サブに、東口、そして待望の林が入ってきた。

インプレッション

試合展開

  • 【印象】:C
    またしても追いつかれてのドロー。
    終盤での失点癖が止まらない。
  • 黄金期を築いた鬼木体制が終焉。
    今後堕ちていくであろう川崎だが、前線のタレントはまだまだ豪華。
    それに比べて、DFラインの弱体化は顕著。
    この試合でも、本職でない瀬川がRSBに回っていた。
  • 立ち上りから、ガンバはこの弱点を徹底的に攻める。
    ガンバ自慢の両WGが、質的優位でサイドを圧倒。
    すると8分、鈴木のフライスルーから、右サイドを破った半田のクロスを
    ウェルトンが決めて、早々に先制
  • 川崎は、前3人がプレスバックしないため、ガンバのWボランチが
    余裕をもってボールが持て、序盤はガンバが試合をコントロール。
    しかし26分、ウェルトンが負傷交代。これで流れが一変する。
  • 前線の起点を失ったガンバは、徐々に川崎にボールを持たれる展開に。
    後半に入っても、流れは変わらず、川崎ペース。
    そして選手交代が、明暗を分けた。
  • 川崎は、4枚替えで、前線からのプレスを強化。
    対するガンバは、宇佐美を下げ、逃げ切りのメッセージ。

    だが、したたかに逃げ切る勝負強さは、今のガンバには無い。
    一方的に押し込まれると、81分、小林に同点ゴールを許す。
  • あわてて復帰戦の林を投入するも、流れは変わらず。
    逆転ゴールを防ぐので精一杯。またしても、逃げ切りに失敗した。

選手

GK一森5.5シュートの嵐も、体を張って最少失点に抑えた。
DF半田5.5タイミングの良い攻撃参加から、好アシスト。
DF中谷 5.0山田をよく抑えたが、終盤は苛立ちを隠せず。
DF福岡5.0エリソンは良く抑えたが。。小林を見失う。
DF黒川5.5技術の高さでプレスを回避。巧さを魅せた。
MF山下5.5何度もサイドを崩し、チャンスメイク。
MFダワン5.5鈴木のフライスルーも、ダワンの落としから。
MF鈴木5.5華麗なスルーパスで、先制点を演出。
MFウェルトン5.5負傷離脱は痛すぎる。天皇杯に間に合うか。
FW坂本5.5序盤は圧巻の出来も、徐々に消えた。
FW宇佐美5.5最後の精度をやや欠いたが、存在感は絶大。
MF→岸本5.0スクランブルだったが、よく闘った。
FW→山田 5.0守備タスクはこなすも、攻撃面で機能せず。
DF→美藤時間短く評価無し。
MF→アラーノ時間短く評価無し。
FW→林時間短く評価無し。
Cポヤトス4.5逃げ切りも悪くないが、宇佐美の交代が早すぎた。

次節へ向けて

またしても、逃げ切りに失敗。
前半戦の勝負強さは影を潜め、勝ち切れない中位チームの振る舞いに。

中央を固めるブロック守備は、確かに強固だが
さすがに後半は、ボールを握られすぎた。
家長を入れ、前線で起点を作った川崎と
宇佐美を下げて、攻め手を失ったガンバ。
現実的な戦い方も、結果が付いてこないと苦しい。
攻撃的サッカーの看板も、そろそろ偽青黒から取り返したい。

週末に天皇杯が控える次節名古屋は、大幅なターンオーバーが予想される。
ベンチ外のメンバーは、今シーズンのラストチャンス。
モヤモヤを吹き飛ばす、魂の入ったプレーを期待したい。

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