【文句なしの完勝】2024J1リーグ 第22節 横浜F・マリノス(H) レビュー

レビュー

ポヤトス体制、最高の試合。
ここ数年、チームとしての完成度の違いを見せつけられてきた
マリノス相手に、胸のすく完勝劇。

試合結果

スコア

G大阪vs横浜FM
40
2前半0
2後半0
4min アラーノ
45+3min ダワン
70min 宇佐美
88min ジェバリ
得点者

スタッツ

G大阪横浜FM
19
(12)
シュート数
(枠内)
17
(6)
2.39ゴール期待値1.4
286パス成功数448
46%ボール支配率54%
114.2走行距離(㎞)113.1
112スプリント回数96
出典:J STATs
  • 久しぶりに、シュートスタッツで相手を上回った。
  • 特に、ゴール期待値2.39は見事。
    さらに、高い決定力を見せつけ、期待値を上回る4得点。

スタメン

(選手交代)51minアラーノ→山下、77min宇佐美→ジェバリ、ウェルトン→中野、ダワン→ラヴィ、86min坂本→食野

  • アラーノがスタメン復帰。WGは超激戦区に。
  • 前節好アピールのジェバリではなく、宇佐美-坂本の
    ユニットを選択。
  • 食野が、久しぶりにメンバーに戻ってきた。

試合内容

  • 前半は強度の高い好勝負。どちらに転んでもおかしくなかったが
    決めっ切った、アラーノ、ダワン
    ポストとバーに嫌われた宮市の、決定力の差が明暗を分けた。
  • 後半はガス欠のマリノスに対し、ガンバが圧倒。
    終わってみれば、ACLファイナリストに、4-0の完勝劇。
  • 試合は、序盤からインテンシティの高い、激しい展開。
    ガンバは、連戦のマリノスに、ハイプレスで主導権を握りにかかると
    幸先良く、開始早々4分に、アラーノが、技ありのループで先制!
  • これでガンバが、勢いに乗るかと思われたが
    マリノスが、疲労をものともせず、フルスロットルで反撃に出る。
    果敢にハイプレスで対抗し、主導権を握り返すと、前半はマリノスペース。
    右サイドで崩し、左で仕留める展開で
    12分、17分、42分と、宮市が立て続けに決定機。
    だが、これを決めきれなかったことで、勝利の女神は、ガンバに微笑む。
    前半ロスタイム、CKの流れから、宇佐美が細かなタッチでPAに侵入すると
    気配を察して飛び込んだダワンに、ノーモーションでピンポイントクロス。
    これを見事、ダワンが右隅に叩き込んで、追加点!
  • 後半、1点返して流れを変えようと、気力を振り絞るマリノスに
    アラーノに代わった、山下がとどめを刺す。
    自陣から、カウンター一閃。PAでハンドを誘い、PK獲得。
    これを宇佐美がしっかり決めて、突き放す。

    意気消沈したマリノスは、ガス欠となり戦意喪失。
    手を緩めないガンバは、ジェバリのリーグ初ゴールも飛び出し
    今シーズン最多得点となる、4-0で大勝した。

採点

GK一森6.0終了間際の好セーブで、完封勝利に貢献。
DF松田5.5半田不在も無問題。ウェルトンとも好相性。
DF中谷 6.0前半ピンチの連続を凌ぎ切り、勝利をもたらす。
DF福岡6.0復帰即ビックプレー。ヤンマテの一撃を体で阻止。
DF黒川6.0アラーノと好相性で、左サイドを制圧。
FWウェルトン7.0フィジカルで圧倒。決定機量産も、最後の精度欠く。
MFダワン MOM7.0奪う、躱す、運ぶ、決める。異次元の出来。
MF鈴木6.0酷暑の中、高強度の試合を戦い抜いた。
MFアラーノ6.0祝スタメン復帰の技ありループも、イエローは余計。
FW坂本6.0トラップに、反転シュートとプレーはキレキレ。
FW宇佐美6.5試合を決める変拍子クロス。唯一無二の存在。
FW→山下6.5快足で敵陣切り裂き2A。まさにスーパーサブ。
MF→ラヴィ時間短く評価無し。
FW→ジェバリ時間短く評価無し。
DF→中野時間短く評価無し。
FW→食野時間短く評価無し。
Cポヤトス6.5ガンバでのベストゲーム。手駒は揃った。

注目プレー

46分、アラーノスルーパスから、抜け出した宇佐美のシュート。

ポイントは、アラーノと宇佐美の、スペースの共通理解。

中谷から、黒川へ、対角のロングフィード。
これを黒川が、タッチライン際で収めて、攻撃開始。

縦を切られた黒川が、内側のアラーノへ落とすと
対面のヤンマテが、アラーノに食いついてしまい
背後のポケットが、がら空きに。

この瞬間、宇佐美はスペースを指示しながら、スプリント。
アラーノも、すかさずスペースにスルーパスを流し込む。

タイミングがばっちりで、上島がスペースを埋めるより先に
宇佐美がPA内でボールを受け、ポケット攻略。

シュートは飯倉に防がれたが、この後のCKから
試合を決定づける、ダワンのダイビングヘッドへと繋がった。

次節へ向けて

前節の、不愉快極まりない敗戦から、見事立ち直った。
素晴らしいリバウンドメンタリティを見せつけ
今年のACLファイナリスト相手に、お釣りの来るような圧勝劇。

相手のコンディションを考えると、手放しで喜べない面もあるが
チームは完全に、勢いが戻った。

WGは、アラーノの復帰で、山下がサブに回るほどの大激戦。
FWも、ジェバリが結果を出し、坂本もキレキレ。
ボランチは、ダワンの確変で、ラヴィがベンチを温めている。
食野も意地を見せ、うかうかするとメンバーにも入れないほど
チーム内の競争は、激化している。

手駒は、十分に揃った。
あとは、ポヤトスが仕込んだ、リーグで最もバランスの良いサッカーを
遺憾なく披露するだけ。
遂に、タイトルが、現実的な目標となった。

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